オンキヨーとシーメンス、新規音響製品を共同開発

オンキヨー（株）と、シーメンスヒヤリングインスツルメンツ（株）（シーメンス補聴器本社）は、日本市場における新規音響製品の共同開発を開始。さらに今後、市場拡大が予想されるデジタルヘルス関連市場も見据えた新規ビジネス分野での事業拡大を目指して行くことを両社で合意した。

シーメンスヒヤリングインスツルメンツは、シーメンスの補聴器部門である独シーメンスオーディオロジー事業部の日本法人。

オンキヨーでは、「近年、リスニングスタイルの変化にともない、ヘッドホンや小型スピーカー等のアウトドアユーザー向け製品が多数発売され、さらにはスポーツユース向けの装着感の高い製品など、新しい市場が拡大を続けている。また、高齢者人口の増加にともない聴力低下を補う新しいカテゴリの製品も市場に登場している」と市場動向にコメント。

「このような市場環境のもとで、当社の高いオーディオ技術と品質管理技術、シーメンス ヒヤリング インスツルメンツの人間工学に基づく製品開発力など両社の専門技術を融合して、新規音響製品さらには今後需要拡大が見込まれる高齢化社会に対応する、デジタルヘルス関連市場も見据えた新規ビジネス分野の開拓と製品開発を両社で推進していく」としている。