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公開日 2014/11/12 18:34
シャープ、70型の4Kサイネージディスプレイ − 「“魅せる”サイネージ」へ
55型で峡額縁のフルHDモデルも
シャープ(株)は、4K表示に対応する70型のデジタルサイネージディスプレイ「PN-H701」を2015年2月上旬に商業向けに発売する。価格はオープンだが、98万円前後での実売が予想される。また、55型でマルチディスプレイに対応するフルHDモデル「PN-V551」も2月中旬に発売予定。こちらも価格はオープンだが、103万円前後での実売が予想される。いずれも、本日から受注開始している。
PN-H701は、70型の高精細4K TFT液晶パネルを搭載したモデル。大判ポスター(B0サイズ)の横幅が収まる大型サイズながら、ベゼル幅9mmを実現した峡額縁デザインを採用しており設置性にも配慮し、横置き/縦置き両方に対応する。本体厚み約69mm、質量約38kgの薄型・軽量設計としている。
表示解像度は3,840×2,160ドット。バックライトはLED(エッジ型)で、輝度は400cd/m2。コントラスト比は3,000対1。HDMI端子は最新規格HDMI 2.0に準拠しており、4K60p映像伝送にも対応する。また、フルHD映像を4Kに迫る画質に補正するアップコンバートエンジンも搭載している。本体にメディアプレーヤーを内蔵するため、背面のUSB端子にUSBメモリーを挿入すれば、保存したコンテンツをPCレスで再生できる。
PN-V551は、フレーム幅3.5mmの峡額縁デザインを実現したフルHDモデル。55型のTFT液晶パネルを搭載する。バックライトはLED。表示解像度は1,920×1,080ドットで、輝度は700cd/m2。コントラスト比は3,500対1となる。
本機を合計4台使用して、110型の4Kサイネージディスプレイを構成することもできる。峡額縁デザインであるため、マルチディスプレイにした場合でもつなぎ目が目立たず、自然な映像表示が可能。また、複数ディスプレイで色ムラや輝度ムラが出ないよう、RGB色度と輝度の両方を均一に補正する独自技術「SHARP UCCT(Uniform Color Calibration Technology)」も搭載している。各種RGB入植信号に対する表示特定を細かいエリアで測定し、特定サイズの領域のRGB信号ごとに色度・輝度を補正する。
本体は質量約27.5kgと、現行モデルの約60%まで軽量化し、ハンドルを左右4カ所に配置するなど設置のしやすさにも配慮したつくりとしている。
同社 ビジネスソリューション事業推進本部 本部長 寺川雅嗣氏は、シャープのインフォメーションディスプレイ開発の歴史が2015年で10年を迎えることに触れ、「2005年に開発したPN-455によって、壁のポスターが動画になった。この10年間のサイネージ開発で、シャープは街の景色を変えてきたと思う。これからは、4Kサイネージで空間をよりリアルに美しくさせる」と語った。
同部ディスプレイ事業部 事業部長 原田宗憲氏は、「これまでは情報を表示するだけのサイネージだったが、これからは4K映像によってパブリック空間を美しく演出して、観る人たちを魅了するサイネージに進化していきたい」とコメント。同社では『「“見せる”サイネージ」から「“魅せる”サイネージ」へ』をモットーとして掲げ、今後とも積極的な訴求を行っていく。なお、フルHDサイネージディスプレイがフルHDテレビの普及に伴って主流となっていったように、4Kサイネージディスプレイも4Kテレビの普及に伴って市場を拡大するとシャープでは予想。2018年には約80万台規模の市場に成長することを見込んでいる。
PN-H701は、70型の高精細4K TFT液晶パネルを搭載したモデル。大判ポスター(B0サイズ)の横幅が収まる大型サイズながら、ベゼル幅9mmを実現した峡額縁デザインを採用しており設置性にも配慮し、横置き/縦置き両方に対応する。本体厚み約69mm、質量約38kgの薄型・軽量設計としている。
表示解像度は3,840×2,160ドット。バックライトはLED(エッジ型)で、輝度は400cd/m2。コントラスト比は3,000対1。HDMI端子は最新規格HDMI 2.0に準拠しており、4K60p映像伝送にも対応する。また、フルHD映像を4Kに迫る画質に補正するアップコンバートエンジンも搭載している。本体にメディアプレーヤーを内蔵するため、背面のUSB端子にUSBメモリーを挿入すれば、保存したコンテンツをPCレスで再生できる。
PN-V551は、フレーム幅3.5mmの峡額縁デザインを実現したフルHDモデル。55型のTFT液晶パネルを搭載する。バックライトはLED。表示解像度は1,920×1,080ドットで、輝度は700cd/m2。コントラスト比は3,500対1となる。
本機を合計4台使用して、110型の4Kサイネージディスプレイを構成することもできる。峡額縁デザインであるため、マルチディスプレイにした場合でもつなぎ目が目立たず、自然な映像表示が可能。また、複数ディスプレイで色ムラや輝度ムラが出ないよう、RGB色度と輝度の両方を均一に補正する独自技術「SHARP UCCT(Uniform Color Calibration Technology)」も搭載している。各種RGB入植信号に対する表示特定を細かいエリアで測定し、特定サイズの領域のRGB信号ごとに色度・輝度を補正する。
本体は質量約27.5kgと、現行モデルの約60%まで軽量化し、ハンドルを左右4カ所に配置するなど設置のしやすさにも配慮したつくりとしている。
同社 ビジネスソリューション事業推進本部 本部長 寺川雅嗣氏は、シャープのインフォメーションディスプレイ開発の歴史が2015年で10年を迎えることに触れ、「2005年に開発したPN-455によって、壁のポスターが動画になった。この10年間のサイネージ開発で、シャープは街の景色を変えてきたと思う。これからは、4Kサイネージで空間をよりリアルに美しくさせる」と語った。
同部ディスプレイ事業部 事業部長 原田宗憲氏は、「これまでは情報を表示するだけのサイネージだったが、これからは4K映像によってパブリック空間を美しく演出して、観る人たちを魅了するサイネージに進化していきたい」とコメント。同社では『「“見せる”サイネージ」から「“魅せる”サイネージ」へ』をモットーとして掲げ、今後とも積極的な訴求を行っていく。なお、フルHDサイネージディスプレイがフルHDテレビの普及に伴って主流となっていったように、4Kサイネージディスプレイも4Kテレビの普及に伴って市場を拡大するとシャープでは予想。2018年には約80万台規模の市場に成長することを見込んでいる。