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公開日 2015/03/04 18:55
スカパー、海外事業強化で新会社設立。2020年までに22ヶ国展開目指す
スカパー!オンデマンドのJリーグ配信は海外からも利用可能に
スカパーJSATは、海外事業の強化を発表。現在インドネシアとミャンマーで放送しているチャンネル『WAKUWAKU JAPAN』事業拡大のための新会社を設立するほか、Jリーグの海外放映権を取得。また、国内ユーザーに向けてはスカパー!オンデマンドでのJリーグの試合配信を海外からも視聴可能にすることを発表した。
『WAKUWAKU JAPAN』は、厳選した日本コンテンツを24時間、現地の言葉で放送するチャンネル。同サービスの事業拡大のため、5月1日付で新会社「WAKUWAKU JAPAN 株式会社」を設立する。
同サービスは現在インドネシア及びミャンマーで放送しており、視聴可能世帯数は推定250万世帯。今後、アジアを中心に複数国での展開を実現し、その後、世界各国に拡大していくという。2020年度までに、22カ国での放送(視聴可能世帯数:4,100 万世帯)を目指す。
新会社は、スカパーJSATの100%子会社として設立。その後、7月1日に簡易吸収分割方式により、新会社がスカパーJSATより『WAKUWAKU JAPAN』事業を継承する予定。新会社は同日付(予定)で第三者割当増資を実施し、スカパーJSAT と、新たに海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)がそれを引き受ける。なお、総投資額は110億円で、スカパーJSATが66億円、クールジャパン機構が44億円を出資する。
番組は、「半沢直樹」や「Doctor-X」などのドラマ、「ちびまるこちゃん」「キャプテン翼」「四畳半神話大系」などのアニメ、独自制作の「MUSIC JAPAN TV」を始めとした音楽など各ジャンルで用意。現地語の字幕をつけて放送している(子供向け番組のみ吹き替え)。
また、同社では本日、Jリーグの海外放映権を取得したことも発表。明治安田生命J1リーグ、明治安田生命J2リーグ、ヤマザキナビスコカップ、富士ゼロックススーパーカップの4大会を2019年までの5シーズンに渡って放送およびインターネット配信する権利を独占的に取得した。これを受け、『WAKUWAKU JAPAN』ではJ1リーグ毎節1試合を現地語で実況生中継する
なお、Jリーグの海外放映/配信については、日本国内のスカパー!オンデマンドユーザー向けにもサービスを拡充。イギリス、インド、オーストラリア、カナダ、中国(香港を除く)、ニュージーランド、フランスから同サービスでJリーグを視聴できるようにする。視聴可能地域は今後も順次拡大していくとしている。
スカパーJSAT代表取締役 執行役員社長の高田真治氏は、今回の取り組みについて「日本がこれから国際競争力をつける上で、放送コンテンツが果たす役割はとても大きいと感じている」とコメント。中間所得層が増加しているASEANで成功し、それをきっかけに欧米にも事業を拡大していきたいと説明。「WAKUWAKU JAPANは(スカパーだけのものではなく)海外におけるオールジャパンのプラットフォーム。アジア進出を狙う企業など、あらゆる方々に活用してもらいたいし、そのように活用してもらって初めて成功する。日本丸を世界航路に船出させたい」と語った。
なお、前述のようにWAKUWAKU JAPANはすでにインドネシアとミャンマーでサービスを提供中。スカパーJSAT 取締役 執行役員専務の田中晃氏は「インドネシアでは、日本円で2万円以上の支出をする富裕層が視聴者の中心」だと説明する。
また、「現地でのコンテンツといえば韓国のものがほとんどで大変悔しい思いをした。一方で車はほとんど日本車だし、日本のインディーズミュージシャンを知っている人もいた。これは日本のコンテンツをまとめたチャンネルとして成立するのではないかと考えた」とサービスを開始した狙いを説明。「まだ世界が触れたことのない日本の魅力を届けるチャンネルだ」と同サービスを紹介した。
『WAKUWAKU JAPAN』は、厳選した日本コンテンツを24時間、現地の言葉で放送するチャンネル。同サービスの事業拡大のため、5月1日付で新会社「WAKUWAKU JAPAN 株式会社」を設立する。
同サービスは現在インドネシア及びミャンマーで放送しており、視聴可能世帯数は推定250万世帯。今後、アジアを中心に複数国での展開を実現し、その後、世界各国に拡大していくという。2020年度までに、22カ国での放送(視聴可能世帯数:4,100 万世帯)を目指す。
新会社は、スカパーJSATの100%子会社として設立。その後、7月1日に簡易吸収分割方式により、新会社がスカパーJSATより『WAKUWAKU JAPAN』事業を継承する予定。新会社は同日付(予定)で第三者割当増資を実施し、スカパーJSAT と、新たに海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)がそれを引き受ける。なお、総投資額は110億円で、スカパーJSATが66億円、クールジャパン機構が44億円を出資する。
番組は、「半沢直樹」や「Doctor-X」などのドラマ、「ちびまるこちゃん」「キャプテン翼」「四畳半神話大系」などのアニメ、独自制作の「MUSIC JAPAN TV」を始めとした音楽など各ジャンルで用意。現地語の字幕をつけて放送している(子供向け番組のみ吹き替え)。
また、同社では本日、Jリーグの海外放映権を取得したことも発表。明治安田生命J1リーグ、明治安田生命J2リーグ、ヤマザキナビスコカップ、富士ゼロックススーパーカップの4大会を2019年までの5シーズンに渡って放送およびインターネット配信する権利を独占的に取得した。これを受け、『WAKUWAKU JAPAN』ではJ1リーグ毎節1試合を現地語で実況生中継する
なお、Jリーグの海外放映/配信については、日本国内のスカパー!オンデマンドユーザー向けにもサービスを拡充。イギリス、インド、オーストラリア、カナダ、中国(香港を除く)、ニュージーランド、フランスから同サービスでJリーグを視聴できるようにする。視聴可能地域は今後も順次拡大していくとしている。
スカパーJSAT代表取締役 執行役員社長の高田真治氏は、今回の取り組みについて「日本がこれから国際競争力をつける上で、放送コンテンツが果たす役割はとても大きいと感じている」とコメント。中間所得層が増加しているASEANで成功し、それをきっかけに欧米にも事業を拡大していきたいと説明。「WAKUWAKU JAPANは(スカパーだけのものではなく)海外におけるオールジャパンのプラットフォーム。アジア進出を狙う企業など、あらゆる方々に活用してもらいたいし、そのように活用してもらって初めて成功する。日本丸を世界航路に船出させたい」と語った。
なお、前述のようにWAKUWAKU JAPANはすでにインドネシアとミャンマーでサービスを提供中。スカパーJSAT 取締役 執行役員専務の田中晃氏は「インドネシアでは、日本円で2万円以上の支出をする富裕層が視聴者の中心」だと説明する。
また、「現地でのコンテンツといえば韓国のものがほとんどで大変悔しい思いをした。一方で車はほとんど日本車だし、日本のインディーズミュージシャンを知っている人もいた。これは日本のコンテンツをまとめたチャンネルとして成立するのではないかと考えた」とサービスを開始した狙いを説明。「まだ世界が触れたことのない日本の魅力を届けるチャンネルだ」と同サービスを紹介した。