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公開日 2015/06/09 13:00
ヤマハ、5.1ch環境でバーチャル9.1ch再生できるAVアンプ入門機「RX-V579」
6万円台の「RX-V479」も
ヤマハは、5.1ch環境での9.1chバーチャルサラウンド再生に対応し、ハイレゾ再生機能も強化した「RX-V579」などAVアンプ入門機2機種を7月中旬に発売する。
・「RX-V579」¥72,000(税抜)
・「RX-V479」¥61,000(税抜)
RX-V579は7.1chモデルで、RX-V479は5.1chモデル。いずれも定格出力は115W/chで、全chディスクリート構成のパワーアンプを搭載する。基本的には共通の機能を備える2機種だが、上位モデルRX-V579のみ、仮想のサラウンドバックスピーカーを創生する新しいバーチャル再生技術「バーチャル・サラウンドバックスピーカー(Virtual SurroundBack Speaker)」を搭載していることが特徴となる。以下に仕様詳細を見ていこう。
■HDMI2.0/HDCP2.2準拠。V579のみ「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」対応
HDMI端子の仕様は2機種とも共通で、最新のHDMI 2.0規格に対応している。6入力1出力を装備し、4K/60p(4:2:0)映像の伝送に対応。そのうち1入力1出力で4Kコンテンツの著作権保護技術HDCP 2.2もサポートする。ホームシアター機能としては、従来通り音場補正機能にYPAOを搭載し、ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP 3Dモード」にも対応している。
前述の通り、上位モデルのRX-V579だけが搭載する機能として、「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」に新しく対応した点がポイントとなる。これは、サラウンドスピーカーから仮想のサラウンドバックスピーカーの音を創生する技術。6.1ch以上のコンテンツを5.1ch環境で再生する場合に、元々の音声信号に含まれるサラウンドバックの音を5.1ch環境で再現できるものになる。例えば「7.1ch音声収録のソフトを5.1ch環境で再生する」といったような場合に有効な機能となる。バーチャル音場の生成には、HRTF解析を用いている。
また、フロントに仮想のプレゼンススピーカーを創生する独自技術「バーチャルプレゼンススピーカー」との併用も可能で、「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」と「バーチャルプレゼンススピーカー」を組み合わせれば、5.1ch環境で最大バーチャル9.1ch再生が行えるようになる。そのほか、フロントスピーカーとサラウンドスピーカーを前方に配置してバーチャル5.1ch再生が楽しめる「バーチャル・シネマフロント」には2機種とも対応している。
■2機種共通の特徴 − ハイレゾ再生やBluetooth機能など音楽再生機能強が進化
そのほか、ネットワーク機能や音楽再生機能などの基本スペックは2機種とも共通している。本体にはWi-Fiを内蔵しており、無線LAN規格IEEE802.11b/g/nに準拠。Wireless directに対応する。なおWi-Fiユニットは機能をONにしないと作動しない仕組みで、通常のアナログ再生時にはOFFになる。
ネットワーク音楽再生機能としては、従来モデルからハイレゾ再生機能が強化されており、新たにDSD 5.6MHzに対応したほか、PCM音源はAIFF(192kHz/24bitまで)も再生可能になった。そのほか、従来通り192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、96kHz/24bitまでのALAC再生も行える。
さらに、先行して登場した下位モデル「RX-V379」と同じく、Bluetooth再生機能も強化された。スマホなど対応機器内の音楽ファイルを本機でBluetooth再生することが可能で、対応プロファイルはA2DP、コーデックはSBCと新たにAACに対応している。専用アプリ「AV CONTROLLER」から本体の「Bluetooth」設定をONにすれば、対応機器とのBluetoothペアリングが簡単に行えるようになっている。
加えて、圧縮音声の高音域と低音域を補間する独自技術「ミュージックエンハンサー」が、Bluetooth入力された音声にも適用できるようになった。ヤマハとしては「SBC音声をなるべくaptXなどの高音質コーデックに近づけたい」という狙いで対応させたという。これによって、Bluetooth伝送した音声も高品位な音質で楽しめるようにしている。
なお、2機種とも内部のネットワークモジュールが新しくなったことも特徴で、ヤマハオリジナルの新開発モジュールを採用している。これにより、ネットワーク/USB/Bluetoothなどデジタル入力された音声に対し、ノイズレベルを従来比で10%低減したとのこと。
また細かい部分では、上位のRX-V579のみ、新しくルビコン社とヤマハのHi-Fiチームが共同開発したという音質パーツを採用することで音質の差異化を図っている。フィルムに近い材質のキャパシターを採用しており、より自然でアナログに近く明瞭な音質になるようにしている。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
・「RX-V579」¥72,000(税抜)
・「RX-V479」¥61,000(税抜)
RX-V579は7.1chモデルで、RX-V479は5.1chモデル。いずれも定格出力は115W/chで、全chディスクリート構成のパワーアンプを搭載する。基本的には共通の機能を備える2機種だが、上位モデルRX-V579のみ、仮想のサラウンドバックスピーカーを創生する新しいバーチャル再生技術「バーチャル・サラウンドバックスピーカー(Virtual SurroundBack Speaker)」を搭載していることが特徴となる。以下に仕様詳細を見ていこう。
■HDMI2.0/HDCP2.2準拠。V579のみ「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」対応
HDMI端子の仕様は2機種とも共通で、最新のHDMI 2.0規格に対応している。6入力1出力を装備し、4K/60p(4:2:0)映像の伝送に対応。そのうち1入力1出力で4Kコンテンツの著作権保護技術HDCP 2.2もサポートする。ホームシアター機能としては、従来通り音場補正機能にYPAOを搭載し、ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP 3Dモード」にも対応している。
前述の通り、上位モデルのRX-V579だけが搭載する機能として、「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」に新しく対応した点がポイントとなる。これは、サラウンドスピーカーから仮想のサラウンドバックスピーカーの音を創生する技術。6.1ch以上のコンテンツを5.1ch環境で再生する場合に、元々の音声信号に含まれるサラウンドバックの音を5.1ch環境で再現できるものになる。例えば「7.1ch音声収録のソフトを5.1ch環境で再生する」といったような場合に有効な機能となる。バーチャル音場の生成には、HRTF解析を用いている。
また、フロントに仮想のプレゼンススピーカーを創生する独自技術「バーチャルプレゼンススピーカー」との併用も可能で、「バーチャル・サラウンドバックスピーカー」と「バーチャルプレゼンススピーカー」を組み合わせれば、5.1ch環境で最大バーチャル9.1ch再生が行えるようになる。そのほか、フロントスピーカーとサラウンドスピーカーを前方に配置してバーチャル5.1ch再生が楽しめる「バーチャル・シネマフロント」には2機種とも対応している。
■2機種共通の特徴 − ハイレゾ再生やBluetooth機能など音楽再生機能強が進化
そのほか、ネットワーク機能や音楽再生機能などの基本スペックは2機種とも共通している。本体にはWi-Fiを内蔵しており、無線LAN規格IEEE802.11b/g/nに準拠。Wireless directに対応する。なおWi-Fiユニットは機能をONにしないと作動しない仕組みで、通常のアナログ再生時にはOFFになる。
ネットワーク音楽再生機能としては、従来モデルからハイレゾ再生機能が強化されており、新たにDSD 5.6MHzに対応したほか、PCM音源はAIFF(192kHz/24bitまで)も再生可能になった。そのほか、従来通り192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、96kHz/24bitまでのALAC再生も行える。
さらに、先行して登場した下位モデル「RX-V379」と同じく、Bluetooth再生機能も強化された。スマホなど対応機器内の音楽ファイルを本機でBluetooth再生することが可能で、対応プロファイルはA2DP、コーデックはSBCと新たにAACに対応している。専用アプリ「AV CONTROLLER」から本体の「Bluetooth」設定をONにすれば、対応機器とのBluetoothペアリングが簡単に行えるようになっている。
加えて、圧縮音声の高音域と低音域を補間する独自技術「ミュージックエンハンサー」が、Bluetooth入力された音声にも適用できるようになった。ヤマハとしては「SBC音声をなるべくaptXなどの高音質コーデックに近づけたい」という狙いで対応させたという。これによって、Bluetooth伝送した音声も高品位な音質で楽しめるようにしている。
なお、2機種とも内部のネットワークモジュールが新しくなったことも特徴で、ヤマハオリジナルの新開発モジュールを採用している。これにより、ネットワーク/USB/Bluetoothなどデジタル入力された音声に対し、ノイズレベルを従来比で10%低減したとのこと。
また細かい部分では、上位のRX-V579のみ、新しくルビコン社とヤマハのHi-Fiチームが共同開発したという音質パーツを採用することで音質の差異化を図っている。フィルムに近い材質のキャパシターを採用しており、より自然でアナログに近く明瞭な音質になるようにしている。
【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
関連リンク
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番RX-V579
- 発売日2015年7月中旬
- 価格¥72,000(税抜)
【SPEC】●定格出力:115W/ch(6Ω、0.9%THD) ●実用最大出力:135W/ch(6Ω、10%THD) ●内蔵パワーアンプ数:7 ●入力端子:HDMI×6(HDMIはHDCP2.2対応)、アナログ音声×RCA×3/ステレオミニ×1、デジタル音声×光1/同軸2、映像…コンポーネント(同軸)×2/コンポジット×4、USB×1 ●出力端子:HDMI×1(HDCP2.2対応)、アナログ音声…スピーカーアウト 7ch 7端子/サブウーファーアウト×2(MONO×2)/AV/RECアウト×1(AV OUT)、映像…コンポーネント×1/コンポジット×1、ヘッドホン×1 ●Bluetoothバージョン:Ver.2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP ●対応コーデック:SBC/AAC ●S/N比:110dB以上(AV4他、入力1kΩショート、SP OUT) ●消費電力:260W ●外形寸法:435W×161H×327Dmm(脚部・突起物含む)、435W×221H×327Dmm(無線アンテナ直立時) ●質量:8.1kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番RX-V479
- 発売日2015年7月中旬
- 価格¥61,000(税抜)
【SPEC】●定格出力:115W/ch(6Ω、0.9%THD) ●実用最大出力:135W/ch(6Ω、10%THD) ●内蔵パワーアンプ数:5 ●入力端子:HDMI×6(HDMIはHDCP2.2対応)、アナログ音声×RCA×3/ステレオミニ×1、デジタル音声×光1/同軸2、映像…コンポジット×4、USB×1 ●出力端子:HDMI×1(HDCP2.2対応)、アナログ音声…スピーカーアウト 5ch 5端子/サブウーファーアウト×1/AV/RECアウト×1(AV OUT)、映像…コンポジット×1、ヘッドホン×1 ●Bluetoothバージョン:Ver.2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP ●対応コーデック:SBC/AAC ●S/N比:110dB以上(AV4他、入力1kΩショート、SP OUT) ●消費電力:260W ●外形寸法:435W×161H×327Dmm(脚部・突起物含む)、435W×221H×327Dmm(無線アンテナ直立時) ●質量:8.1kg