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公開日 2015/06/30 15:51

パナソニック、非圧縮ワイヤレス伝送規格“AllPlay”対応ステレオシステム「SC-ALL5CD」

実売45,000円前後
編集部:近藤 貴彦
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パナソニック(株)は、Wi-Fiを利用して複数の機器で同時音楽再生が可能な新規格“AllPlay”に対応したコンパクトステレオシステム「SC-ALL5CD」を7月24日より発売する。価格はオープンだが、45,000円前後での実売が予想される。カラーはブラックの1色のみ。

SC-ALL5CD

SC-ALL5CDは、CDやラジオが聴けるほか、Wi-Fiを利用した新規格であるAllPlayに対応したコンパクトステレオシステム。前面にアルミパネルを採用したスリムデザインとなっている。

AllPlay対応により、同じネットワークに接続されたスマートフォンやパソコン、ほかのAllPlay対応機器と連携し、それらの機器に保存されている音源を再生することが可能。本機で再生しているCDなどの音を他のAllPlay対応機器に伝送して聴くこともできる。また、インターネットラジオや音楽配信サービスの音声を聴くことも可能。なお、有線LAN接続も可能で、LAN端子を備えてる。

さまざまなコンテンツを「SC-ALL5CD」に伝送したり、それぞれのAllPlay対応機器で再生中の音源を別のAllPlay対応機器に伝送して聴くことが可能

AllPlayは、Bluetoothとは異なり非圧縮での伝送を行うため、スマートフォン/タブレットやNASに保存した音源、インターネットラジオなどの音楽をワイヤレスかつ高音質で聴けるという。なお、最初にWi-Fi接続の設定をすれば、次回以降は設定操作が不要。

AllPlayでスマートフォン/タブレットやNASに保存した音源を再生する場合は、無料アプリ「Panasonic Music Streaming」を用い、インターネットラジオの場合は、無料アプリ「Qualcomm AllPlay Radio powered by TuneIn」を用いて再生する。

Bluetoothにも対応しており、バージョンは2.1+EDRで対応プロファイルはA2DP、AVRCPとなる。対応コーデックはSBC。また、USB接続端子を搭載しており、USBメモリーに保存したMP3を再生できる。

音質面については、雑音や歪みを抑えてクリアな音を再現するという「LincsD-Amp III」を採用。Sampling Rate Converterに新たな制御アルゴリズムを導入し、クロック再生成、ジッター補正の高精度化に成功したという。さらに、歪み補正ノイズシェーパのアルゴリズム最適化により、広帯域にわたり歪み特性を改善したとのこと。

雑音や歪みを抑えてクリアな音を再現するという「LincsD-Amp V」を採用

また、キレのある音質を実現するという「ナノバンブースピーカー」を搭載。スピーカーコーンに、ナノサイズに微細化した竹繊維を採用しており、繊細な音から力強い音まで再現し、クリアでキレのある音質を再生するとのこと。その他、歪みを低減し、重低音をより効果的に再生するという音響技術「XBS Master」や音の歪みをDSP(デジタルシグナルプロセッサー)の演算処理で取り除く「ピュアダイレクトサウンド」も採用している。

機能面では、ヘビー/ソフト/クリア/ボーカル/フラットから好みの音質で再生できる「プリセットイコライザー」を搭載。

ユニット構成は、65mmフルレンジ×1/ch、80mmパッシブラジエーター×2/ch。アンプ部の実用最大出力は20W+20W。

端子部にはLAN端子とUSB接続端子のほか、外部入力端子として3.5mmステレオミニを搭載。

外形寸法は533H×203H×98Dmm、質量は約2.7kg。付属品として、FM簡易型アンテナ、AMループアンテナ、電源コード、リモコン、リモコン用単3形乾電池を同梱する。

【問い合わせ先】
パナソニック(株) お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

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製品スペックを見る
  • ジャンルハイコンポ
  • ブランドPANASONIC
  • 型番SC-ALL5CD
  • 発売日2015年7月24日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)
【SPEC】●Bluetoothバージョン:ver.2.1+EDR ●対応プロファイル:
A2DP/AVRCP ●対応コーデック:SBC ●使用ユニット:65mmフルレンジ×1/ch、80mmパッシブラジエーター×2/ch ●アンプ実用最大出力:20W+20W ●接続端子:3.5mmステレオミニ、USB、LAN ●外形寸法:533H×203H×98Dmm ●質量:約2.7kg
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