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公開日 2015/09/03 17:48
<IFA>メッセ・ベルリンカンファレンス:今年のトレンドは4Kテレビ/BTスピーカー/ウェアラブル端末など
9月4日からドイツ・ベルリンにて開催される「IFA2015」。2日13時からは、IFAを主催するメッセ・ベルリンによるオープニング・プレスカンファレンスが開催。今年のイベントの見所などが紹介された。
冒頭、ドイツ民生通信エレクトロニクス協会(gfu)のHans-Joachim Kamp氏が登壇し、グローバル市場の状況について説明。製品販売金額は昨年から大きく伸び、今年は891億ユーロに到達すると予測。昨年からの伸び幅が大きいのは中東&アフリカとアジア新興国、北米だという。
主要インターネットデバイスでは「スマートフォン」が大きく成長。ユーザーの今後の購入意向も高いという。
2015年のトレンドとして、全世界的に「UHD TV」「湾曲型テレビ」「Bluetoothスピーカー」「ウェアラブルデバイス」が大きく伸びると予測。またコネクティビティの新分野として「ヘルスケア」が伸びていることも示唆した。2008年からスタートした白物家電分野も、出展社を着実に伸ばしているとのこと。
「IFAはホリデーシーズンに向けて新製品を有効にアピールできる場であり、市場に対する強い影響力を持っている。会期中の取引額は昨年は約42.5億ユーロ(およそ6,000億円)にのぼった。世界中からメディアが集結している場でもある」と、IFAのプレゼンスを説明した。
続いてZVEI(ドイツ電機工業会)のチェアマンであるReinhard Zinkann氏が登壇。2015年のキーワードは「スマート」であると説明。ネットワーク対応製品というハード単体だけでなくサービスを組み合わせることが成功のカギであるとし、特に日常生活の中心であるキッチン周辺や、バスルーム等向けに、スマート化のメリットを活かした製品のチャンスがあると語った。
最後に、メッセ・ベルリン社CEOのChristian Goeke博士が登壇。昨年、現在のIFAにつながる「第1回大ドイツ放送展」が開催されてから90周年という節目の年を迎えたことを挙げ、”Official partner of THE FUTURE”として「これまでも変わっていない点」と「変わった(進化した)点」を紹介した。
「これまでも変わっていない点」としては、イノベーションや製品の発表の場として非常に強い力を持っていることを強調。「変わった(進化した)点」としては、取り扱われる製品が進化し、コネクティビティやテレコミュニケーション分野のほか、ウェアラブルやソフトウェア、スタートアップ等にとっても重要な場となっていることを紹介。さらに、ショーとしての規模も年々拡大しており、昨年は出展社1,645社(+7%)、出展面積は15万m2にものぼったとの実績をアピールした。
今年2回目の開催となる「IFA+Summit」もアピール。第1回目は非常に好評を博し、成功を収めたとのこと。「『IFA+Summit』は“Next Level of Thinking”がテーマ。Mobility/Design/Home/Big Data/Entertainment/Health」の6つについて業界の有識者によるプレゼンテーションやトークセッションを通じて、今後に繋がる“大きな画”について話し合う場だ」と語り、今年の参加も呼びかけていた。
冒頭、ドイツ民生通信エレクトロニクス協会(gfu)のHans-Joachim Kamp氏が登壇し、グローバル市場の状況について説明。製品販売金額は昨年から大きく伸び、今年は891億ユーロに到達すると予測。昨年からの伸び幅が大きいのは中東&アフリカとアジア新興国、北米だという。
主要インターネットデバイスでは「スマートフォン」が大きく成長。ユーザーの今後の購入意向も高いという。
2015年のトレンドとして、全世界的に「UHD TV」「湾曲型テレビ」「Bluetoothスピーカー」「ウェアラブルデバイス」が大きく伸びると予測。またコネクティビティの新分野として「ヘルスケア」が伸びていることも示唆した。2008年からスタートした白物家電分野も、出展社を着実に伸ばしているとのこと。
「IFAはホリデーシーズンに向けて新製品を有効にアピールできる場であり、市場に対する強い影響力を持っている。会期中の取引額は昨年は約42.5億ユーロ(およそ6,000億円)にのぼった。世界中からメディアが集結している場でもある」と、IFAのプレゼンスを説明した。
続いてZVEI(ドイツ電機工業会)のチェアマンであるReinhard Zinkann氏が登壇。2015年のキーワードは「スマート」であると説明。ネットワーク対応製品というハード単体だけでなくサービスを組み合わせることが成功のカギであるとし、特に日常生活の中心であるキッチン周辺や、バスルーム等向けに、スマート化のメリットを活かした製品のチャンスがあると語った。
最後に、メッセ・ベルリン社CEOのChristian Goeke博士が登壇。昨年、現在のIFAにつながる「第1回大ドイツ放送展」が開催されてから90周年という節目の年を迎えたことを挙げ、”Official partner of THE FUTURE”として「これまでも変わっていない点」と「変わった(進化した)点」を紹介した。
「これまでも変わっていない点」としては、イノベーションや製品の発表の場として非常に強い力を持っていることを強調。「変わった(進化した)点」としては、取り扱われる製品が進化し、コネクティビティやテレコミュニケーション分野のほか、ウェアラブルやソフトウェア、スタートアップ等にとっても重要な場となっていることを紹介。さらに、ショーとしての規模も年々拡大しており、昨年は出展社1,645社(+7%)、出展面積は15万m2にものぼったとの実績をアピールした。
今年2回目の開催となる「IFA+Summit」もアピール。第1回目は非常に好評を博し、成功を収めたとのこと。「『IFA+Summit』は“Next Level of Thinking”がテーマ。Mobility/Design/Home/Big Data/Entertainment/Health」の6つについて業界の有識者によるプレゼンテーションやトークセッションを通じて、今後に繋がる“大きな画”について話し合う場だ」と語り、今年の参加も呼びかけていた。