• ブランド
    特設サイト
公開日 2015/09/14 13:00

ヤマハ、HDCP2.2対応/DSD 5.6MHz再生できるスリムAVアンプ「RX-S601」

4K/60p伝送対応
編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヤマハは、スリムな薄型の形状が特徴的なAVアンプ「RX-S601」を10月上旬に発売する。価格は67,000円(税抜)。カラーはブラックとチタンの2色をラインナップする。

RX-S601(ブラック)

RX-S601(チタン)

薄型AVアンプ「RX-S600」の後継機に位置づけられるモデルで、外形寸法435W×111H×327Dmm(脚部含む)の薄型フォルムを採用していることが特徴。出力95Wの5chパワーアンプを搭載するディスクリート構成は従来と同じで、4K性能やハイレゾ機能を向上させて最新の機能に対応している。仕様面では今春発表されたエントリークラスの「RX-V479(関連ニュース)」と共通しており、同モデルをベースに筐体をスリム化した製品ともいえる。

RX-S601の背面端子部

HDMI端子は6入力1出力を装備し、4K/60p(4:2:0)映像の伝送に対応。そのうち1入力1出力で4Kコンテンツの著作権保護技術HDCP 2.2もサポートする。ホームシアター機能として、従来通り音場補正機能にYPAOを採用し、ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP」は3Dモードを搭載する。なお音声は、ドルビーTrueHD/DTS-HD Master Audioなどのロスレスコーデックには対応するが、ドルビーアトモスやDTS:Xなどのオブジェクトオーディオには対応しない。

本体にWi-Fiを内蔵しており、IEEE802.11b/g/n規格に準拠。ネットワークモジュールもヤマハが開発したオリジナルを装備している。ネットワーク音楽再生機能は、ハイレゾ再生機能が強化されており、新たにDSD 5.6MHzに対応しており、PCM音源はAIFF(192kHz/24bitまで)も再生可能。そのほか、192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、96kHz/24bitまでのALAC再生も行える。USB経由での音楽再生も行える。

また、ヤマハが提唱するネットワーク音楽再生機能「MusicCast」に対応するモデルでもあり、対応機器と組み合わせることでマルチルームでワイヤレス音楽再生が行える。専用アプリ「MusicCastController」からの操作に対応する。

Bluetoothも内蔵しており、規格はver2.1+EDRに準拠。対応プロファイルはA2DP/AVRCP、コーデックはSBC/AACをサポートする。圧縮音源補間機能「ミュージックエンハンサー」も、Bluetooth音声に適用できる最新バージョンを搭載している。

そのほか、AM/FM機能も内蔵しており、ワイドFMにも対応する。

■「RX-S601」を同梱する5.1ch/2.1chパッケージも

なおヤマハでは、RX-S601を同梱する5.1ch/2.1chパッケージを10月下旬に発売する。ラインナップは以下の通り。

・「YHT-903JP(5.1ch)」¥OPEN(予想実売価格95,000円前後)
・「YHT-503JP(2.1ch)」¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)

YHT-903JPの使用イメージ

YHT-503JPの使用イメージ

5.1chセットのYHT-903JPは、トールボーイスタイルのスピーカーパッケージ「NS-PA40」にRX-S601を同梱した製品。2.1chセットのYHT-503JPは、ブックシェルフスピーカー「NS-BP182」とRX-S601を同梱している。それぞれスピーカーセットおよびAVアンプとも、テレビ周りに設置しやすい薄型スリムなデザインのホームシアターセットとすることで、リビングなどに5.1ch環境をより手軽に導入できるようにしている。

YHT-903JPのホワイトモデル

なお、5.1chセット YHT-903JPの方は、カラーバリエーションにブラックとホワイトの2色を用意。ホワイトのセットには、RX-S601のホワイトモデルが同梱される。RX-S601のホワイトモデルは単品販売は行われない。

【問い合わせ先】
ヤマハお客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドYAMAHA
  • 型番RX-S601
  • 発売日2015年10月上旬
  • 価格¥67,000(税抜)
【SPEC】●定格出力:20Hz〜20kHz,2ch駆動…60W/ch(6Ω、0.09%THD)、1kHz,1ch駆動…95W/ch(6Ω、0.9%THD) ●実用最大出力(JEITA):1kHz,1ch駆動…125W/ch(6Ω、10%THD) ●内蔵パワーアンプ数:5 ●入力端子:HDMI×6(HDMI6はHDCP2.2対応)、アナログ音声…RCA×3/ステレオミニジャック×1、デジタル音声…光×1/同軸×2、映像…コンポジット×3、USB×1(2.0)、LAN×1 ●出力端子:HDMI×1(HDCP2.2対応)、アナログ音声(スピーカーアウト)×5ch 5端子(フロントL/R、センター、サラウンドL/R[バイアンプ、Zone 2と割り当て変更可能])、アナログ音声(サブウーファーアウト)×1、映像(モニターアウト)…コンポジット×1、ヘッドホン×1 ●Bluetoothバージョン:Ver. 2.1+EDR ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP ●対応コーデック:SBC/AAC ●消費電力:190W(待機時0.1W) ●外形寸法:435W×111H×327Dmm(脚部、突起物含む) ●質量:7.8kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Amazonブラックフライデー、本セールが29日午前0時スタート!先行セールと何が違う?
2 ついに始まった日本版Qobuz! 運営が語る“音楽好きに愛される”ハイレゾサブスクの魅力とは
3 プロが判定「これは買い」。 JBLの最新TWS「LIVE BEAM 3/BUDS 3」が1万5千円切りに!Amazonブラックフライデー
4 「10万円台」「ハイコスパ」AVアンプ/HDMIプリメインをガチ比較!デノン/マランツの厳選モデルを一斉レビュー
5 「今、売れているオーディオアクセサリー」<売れ筋ランキング10月 番外編>
6 オーディオテクニカの開放型ヘッドホン徹底比較!「ATH-ADX3000」「ATH-ADX5000」の差に迫る
7 独自技術を結集したPolk Audioの最高峰「R700」に迫る徹底レビュー
8 「Sonos Ace」レビュー。美しいデザインに高いノイキャン性能、そして音質…完成度の高さにVGP審査員が唸った
9 大画面の歴史を塗り替える “ビッグサイズ・4K Mini LED液晶レグザ”、「Z990Rシリ ーズ」「Z770Nシリーズ」はプロも認める映像体験
10 選挙がオーディオ店の集客にも影響も本当に良い製品には関係なし<販売店の声・売れ筋ランキング10月>
11/29 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX