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公開日 2016/04/07 14:00
パナソニック、テクニクスの技術投入したハイレゾ対応4K液晶テレビ「DX850シリーズ」
“VIERA史上最高音質”
パナソニックは、4K対応液晶テレビ“4K VIERA”「DX850シリーズ」を5月20日より発売する。
・TH-60DX850 ¥OPEN(予想実売価格46万円前後)
・TH-55DX850 ¥OPEN(予想実売価格40万円前後)
・TH-49DX850 ¥OPEN(予想実売価格35万円前後)
DX850シリーズは、「ビエラ史上最高音質」をコンセプトとした4Kテレビ。総合100Wのアンプや3ウェイ・スピーカーを備え、テレビ音声をハイレゾ相当にアップコンバートする「ハイレゾリマスター」も備える。画質面では、ヘキサクロマドライブによる忠実な色再現を特徴とする。以下にその詳細を紹介していく。
■3ウェイスピーカー+JENO Engineフルデジタルアンプ。ハイレゾにも対応
トゥイーター・ミッドレンジ・ウーファーで構成する3ウェイ・サイドスピーカーを採用。さらにトゥイーターの上下にミッドレンジスピーカーを挟み込む仮想同軸配置を採用することで、テレビ画面の中央から音が聴こえてくるような、映像と音が一体となった臨場感を実現したとする。また、トゥイーターはハイレゾ音源の高音域の再生に対応しており、広帯域でバランスの良いサウンドの再生を可能にしたという。また、全スピーカーに磁力の高いネオジウム磁石を採用することで、振動板も強力に駆動する。
ウーファーには、従来比約7倍の大容量スピーカーボックスを採用。さらに、低音を増幅するパッシブラジエーターを左右に前後対向配置した「クアッド・パッシブラジエーター」を採用することで、スピーカーボックスを安定させ、歪みやノイズを低減したという。ウーファーで再生された低音は、音導管を通って画面前面に響くよう配慮されている。また、同社テレビでは最大となる総合出力100Wを実現。独自構造のウーファーと合わせて、テレビでも重低音が楽しめるとアピールする。
アンプについては、同社のオーディオブランド「テクニクス」のHi-Fiオーディオで採用しているフルデジタルアンプ「JENO Engine(Jitter Elimination and Noise-shaping Optimization Engine)」を搭載。ジッターを削減し、PWM変換誤差を最適化することで、ノイズのないキレのあるクリアな音を実現したとしている。これにより、セリフなど人の声の聴き取りやすさも向上したとのこと。
同社テレビとして初の“ハイレゾ対応”をうたうことも本機の特徴。ハイレゾ対応の同社製BDレコーダー“DIGA”などとHDMI接続することで、ハイレゾ音源収録されたBDソフトをハイレゾ音質でテレビから再生可能できるとのこと。また、USBメモリやSDカード、パソコンに保存されたハイレゾ音源も本機から再生して楽しむことができる。
同社のオーディオブランド「テクニクス」の高音質技術も活かし、デジタル放送やネット動画などの音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「ハイレゾリマスター」も搭載する。
音質向上と同時に、省スペース性にも配慮。従来の50インチのテレビ(例:2008年製PZ800シリーズ)の横幅を7cm増すだけで、5インチアップのTH-55DX850を設置できるという。
なお、こうした音質強化およびハイレゾ対応のアピールの一貫として、宇多田ヒカルが4月15日にリリースするニューシングル「花束を君に」「真夏の通り雨」のビデオクリップを収録したUltra HD Blu-rayを、5月20日から9月30日までにDX850を購入したユーザーにプレゼントされる。このビデオクリップは、パナソニックが製作協力を行っている。
■映像はHDRに対応。ヘキサクロマドライブがさらに進化
映像については、4K解像度の高輝度広色域液晶パネルの採用に加え、LEDバックライトの蛍光体に新赤色蛍光体を採用。LEDに塗布する赤色蛍光体を、従来より純度の高いものとすることで、これまで表現できなかった深みのある赤色を表現することが可能になったとのこと。また、赤色の表現の向上により、中間色の色合いも豊かになり、忠実な色再現を実現するヘキサクロマドライブをさらに進化させたとしている。
また、バックライトエリア制御の採用により、高コントラストを実現。またパネルについては、表面の凹凸により外光を拡散して映り込みを低減する拡散層の前面に、光の反射を防止する反射防止層を新たに配置。これらにより、照明や外光の映り込み、反射を低減させることが可能となり、明るい部屋でもより高コントラストの映像を楽しめるとアピールする。
HDR規格にも対応。さらにテレビメーカーや映画スタジオなど世界35社以上が参画する業界団体「UHDアライアンス」が策定した4K再生の映像品質を保証するプログラム「Ultra HD Premium」を国内で初めて取得した。なお、NETFLIXやAmazonビデオ、ひかりTVのHDRコンテンツも視聴できる。
■NETFLIXなどの4K動画の視聴に対応。音質も強化
本シリーズは「H.265/HEVC」および「VP9」のデコーダーを内蔵しており、インターネットで配信されている様々な4K動画を視聴できる。具体的には、NETFLIX、dTV、Amazonビデオ、YouTube、4Kアクトビラ、ひかりTV 4Kを本機のみで視聴することができる。
テレビのOSには「Firefox OS」を搭載し、直感的かつシンプルな操作を実現したとのこと。ホーム画面にはお気に入りの画面へすぐにアクセスできる「かんたんホーム」を採用し、チャンネルやアプリ、接続機器やウェブページを登録しておけば次回から素早く呼び出すことができる。天気予報や裏番組情報にすぐアクセスできるインフォメーションバーも採用している。
■3チューナーによる2番組同時録画に対応。屋外からの視聴も可能
デジタル3チューナー搭載しており、USBハードディスク(別売)を接続すれば、番組を視聴しながら、裏番組を2番組同時に録画できる。録画番組をネットワーク経由で同社製BDレコーダーにダビング(コピー・ムーブ)したり、お部屋ジャンプリンクによって他の部屋のテレビでの再生することも可能。USBハードディスクが接続可能なUSB端子は3系統を搭載する(うち1系統はUSB3.0対応)。
専用アプリ「Panasonic Media Access」を使って、放送中の番組やUSBハードディスクに録画した番組をスマホやタブレットから視聴可能。屋外に転送しての視聴も行える。
リモコンには、マイクを内蔵。ネット動画や録画番組などの音声検索にも対応している。また初期設定はマイクボタンを押すだけで完了するなど、初心者に向けての使い勝手にも配慮しているという。
画面解像度は、いずれも3,840×2,160。HDMI入力は4系統(うち1系統がARC対応)を搭載。そのほか、D4映像入力×1、コンポジット映像入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力端子×1、LAN端子×1、SDメモリースロット×1を備える。
60型の「TH-60DX850」は、消費電力が283W(待機時最小0.2W)、外形寸法は1447W×841H×373Dmm、質量は29.5kg(スタンド含む)。
55型の「TH-55DX850」は、消費電力が241W(待機時最小0.2W)、外形寸法は1338W×780H×295Dmm、質量は28.5kg(スタンド含む)。
49型の「TH-49DX850」は、消費電力が186W(待機時最小0.2W)、外形寸法は1200W×702H×260Dmm、質量は24.5kg(スタンド含む)。
・TH-60DX850 ¥OPEN(予想実売価格46万円前後)
・TH-55DX850 ¥OPEN(予想実売価格40万円前後)
・TH-49DX850 ¥OPEN(予想実売価格35万円前後)
DX850シリーズは、「ビエラ史上最高音質」をコンセプトとした4Kテレビ。総合100Wのアンプや3ウェイ・スピーカーを備え、テレビ音声をハイレゾ相当にアップコンバートする「ハイレゾリマスター」も備える。画質面では、ヘキサクロマドライブによる忠実な色再現を特徴とする。以下にその詳細を紹介していく。
■3ウェイスピーカー+JENO Engineフルデジタルアンプ。ハイレゾにも対応
トゥイーター・ミッドレンジ・ウーファーで構成する3ウェイ・サイドスピーカーを採用。さらにトゥイーターの上下にミッドレンジスピーカーを挟み込む仮想同軸配置を採用することで、テレビ画面の中央から音が聴こえてくるような、映像と音が一体となった臨場感を実現したとする。また、トゥイーターはハイレゾ音源の高音域の再生に対応しており、広帯域でバランスの良いサウンドの再生を可能にしたという。また、全スピーカーに磁力の高いネオジウム磁石を採用することで、振動板も強力に駆動する。
ウーファーには、従来比約7倍の大容量スピーカーボックスを採用。さらに、低音を増幅するパッシブラジエーターを左右に前後対向配置した「クアッド・パッシブラジエーター」を採用することで、スピーカーボックスを安定させ、歪みやノイズを低減したという。ウーファーで再生された低音は、音導管を通って画面前面に響くよう配慮されている。また、同社テレビでは最大となる総合出力100Wを実現。独自構造のウーファーと合わせて、テレビでも重低音が楽しめるとアピールする。
アンプについては、同社のオーディオブランド「テクニクス」のHi-Fiオーディオで採用しているフルデジタルアンプ「JENO Engine(Jitter Elimination and Noise-shaping Optimization Engine)」を搭載。ジッターを削減し、PWM変換誤差を最適化することで、ノイズのないキレのあるクリアな音を実現したとしている。これにより、セリフなど人の声の聴き取りやすさも向上したとのこと。
同社テレビとして初の“ハイレゾ対応”をうたうことも本機の特徴。ハイレゾ対応の同社製BDレコーダー“DIGA”などとHDMI接続することで、ハイレゾ音源収録されたBDソフトをハイレゾ音質でテレビから再生可能できるとのこと。また、USBメモリやSDカード、パソコンに保存されたハイレゾ音源も本機から再生して楽しむことができる。
同社のオーディオブランド「テクニクス」の高音質技術も活かし、デジタル放送やネット動画などの音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「ハイレゾリマスター」も搭載する。
音質向上と同時に、省スペース性にも配慮。従来の50インチのテレビ(例:2008年製PZ800シリーズ)の横幅を7cm増すだけで、5インチアップのTH-55DX850を設置できるという。
なお、こうした音質強化およびハイレゾ対応のアピールの一貫として、宇多田ヒカルが4月15日にリリースするニューシングル「花束を君に」「真夏の通り雨」のビデオクリップを収録したUltra HD Blu-rayを、5月20日から9月30日までにDX850を購入したユーザーにプレゼントされる。このビデオクリップは、パナソニックが製作協力を行っている。
■映像はHDRに対応。ヘキサクロマドライブがさらに進化
映像については、4K解像度の高輝度広色域液晶パネルの採用に加え、LEDバックライトの蛍光体に新赤色蛍光体を採用。LEDに塗布する赤色蛍光体を、従来より純度の高いものとすることで、これまで表現できなかった深みのある赤色を表現することが可能になったとのこと。また、赤色の表現の向上により、中間色の色合いも豊かになり、忠実な色再現を実現するヘキサクロマドライブをさらに進化させたとしている。
また、バックライトエリア制御の採用により、高コントラストを実現。またパネルについては、表面の凹凸により外光を拡散して映り込みを低減する拡散層の前面に、光の反射を防止する反射防止層を新たに配置。これらにより、照明や外光の映り込み、反射を低減させることが可能となり、明るい部屋でもより高コントラストの映像を楽しめるとアピールする。
HDR規格にも対応。さらにテレビメーカーや映画スタジオなど世界35社以上が参画する業界団体「UHDアライアンス」が策定した4K再生の映像品質を保証するプログラム「Ultra HD Premium」を国内で初めて取得した。なお、NETFLIXやAmazonビデオ、ひかりTVのHDRコンテンツも視聴できる。
■NETFLIXなどの4K動画の視聴に対応。音質も強化
本シリーズは「H.265/HEVC」および「VP9」のデコーダーを内蔵しており、インターネットで配信されている様々な4K動画を視聴できる。具体的には、NETFLIX、dTV、Amazonビデオ、YouTube、4Kアクトビラ、ひかりTV 4Kを本機のみで視聴することができる。
テレビのOSには「Firefox OS」を搭載し、直感的かつシンプルな操作を実現したとのこと。ホーム画面にはお気に入りの画面へすぐにアクセスできる「かんたんホーム」を採用し、チャンネルやアプリ、接続機器やウェブページを登録しておけば次回から素早く呼び出すことができる。天気予報や裏番組情報にすぐアクセスできるインフォメーションバーも採用している。
■3チューナーによる2番組同時録画に対応。屋外からの視聴も可能
デジタル3チューナー搭載しており、USBハードディスク(別売)を接続すれば、番組を視聴しながら、裏番組を2番組同時に録画できる。録画番組をネットワーク経由で同社製BDレコーダーにダビング(コピー・ムーブ)したり、お部屋ジャンプリンクによって他の部屋のテレビでの再生することも可能。USBハードディスクが接続可能なUSB端子は3系統を搭載する(うち1系統はUSB3.0対応)。
専用アプリ「Panasonic Media Access」を使って、放送中の番組やUSBハードディスクに録画した番組をスマホやタブレットから視聴可能。屋外に転送しての視聴も行える。
リモコンには、マイクを内蔵。ネット動画や録画番組などの音声検索にも対応している。また初期設定はマイクボタンを押すだけで完了するなど、初心者に向けての使い勝手にも配慮しているという。
画面解像度は、いずれも3,840×2,160。HDMI入力は4系統(うち1系統がARC対応)を搭載。そのほか、D4映像入力×1、コンポジット映像入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン出力端子×1、LAN端子×1、SDメモリースロット×1を備える。
60型の「TH-60DX850」は、消費電力が283W(待機時最小0.2W)、外形寸法は1447W×841H×373Dmm、質量は29.5kg(スタンド含む)。
55型の「TH-55DX850」は、消費電力が241W(待機時最小0.2W)、外形寸法は1338W×780H×295Dmm、質量は28.5kg(スタンド含む)。
49型の「TH-49DX850」は、消費電力が186W(待機時最小0.2W)、外形寸法は1200W×702H×260Dmm、質量は24.5kg(スタンド含む)。
関連リンク
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-60DX850
- 発売日2016年5月20日
- 価格¥OPEN(市場想定価格46万円前後)
【SPEC】●サイズ:60型 ●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×3 ●画素数:3,840×2,160(4K) ●音声実用最大出力:最大100W(12.5W×4+25W×2) ●接続端子:HDMI×4、D4×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン、USB×3、LAN×1、SDカードスロット ●消費電力:283W(待機時 最小0.2W) ●外形寸法:1,447W×841H×295Dmm(スタンド含む) ●質量:約31.5kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-55DX850
- 発売日2016年5月20日
- 価格¥OPEN(市場想定価格40万円前後)
【SPEC】●サイズ:55型 ●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×3 ●画素数:3,840×2,160(4K) ●音声実用最大出力:最大100W(12.5W×4+25W×2) ●接続端子:HDMI×4、D4×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン、USB×3、LAN×1、SDカードスロット ●消費電力:241W(待機時 最小0.2W) ●外形寸法:1,338W×780H×295Dmm(スタンド含む) ●質量:約28.5kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドPANASONIC
- 型番TH-49DX850
- 発売日2016年5月20日
- 価格¥OPEN(市場想定価格35万円前後)
【SPEC】●サイズ:49型 ●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×3 ●画素数:3,840×2,160(4K) ●音声実用最大出力:最大100W(12.5W×4+25W×2) ●接続端子:HDMI×4、D4×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン、USB×3、LAN×1、SDカードスロット ●消費電力:241W(待機時 最小0.2W) ●外形寸法:1,200W×702H×260Dmm(スタンド含む) ●質量:約24.5kg(スタンド含む)