• ブランド
    特設サイト
公開日 2017/03/24 13:15

パナソニック、DSDやSpotifyに対応したハイレゾコンポ最上位機「SC-PMX150」

USB-DACを追加した「SC-PMX80」も
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックは、ハイレゾ対応ミニコンポ「SC-PMX150」「SC-PMX80」を5月19日より発売する。

・「SC-PMX150」¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)

SC-PMX150

・「SC-PMX80」¥OPEN(予想実売価格38,000円前後)

SC-PMX80

SC-PMX150は「SC-PMX100」(関連ニュース)の後継モデル。SC-PMX80は「SC-PMX70」(関連ニュース)の後継モデルとなる。

SC-PMX150は新たにDSD対応。内部回路を改良して音質を強化した

SC-PMX150は、新たにDSD再生やSpotify Connectに対応したことが特徴。従来から引き続き、CD再生、DLNAネットワーク再生、USB-DAC再生、USBメモリー再生に対応する。Wi-Fi/Bluetoothを内蔵。

SC-PMX150

外観は従来モデルとほぼ同様だが、特にレシーバー部の回路構成には大幅に改良が加えられたとのこと。新たにCDの信号(44.1kHz/16bit)をデジタル処理によって88.1kHz/32bitに拡張して再生する「CDハイレゾリマスター」機能も搭載。CDもハイレゾ並の音質で楽しめるとしている。

圧縮音源の失われた情報を補間するMP3リマスターも新搭載。Bluetoothリマスターも引き続き搭載する。

同社のBDレコーダー“DIGA”のプレミアムモデルなどに付属されていたUSBパワーコンディショナーの役割を、あらかじめ本体に内蔵する「内蔵パワーコンディショナー」を実現したことも特徴だ。オーディオ機器のUSB端子が、使用していない状況でもノイズを放出してオーディオ機器に悪影響を与えてしまうが、パワーコンディショナーの内蔵でこれを回避。電源起因のデジタルノイズを約30%低減した。

さらに、新たに4層基板を採用することで、デジタルアンプのグランド(3層目)を電源供給回路(2層目)やデジタルアンプの出力部(4層目)と分離して、デジタルノイズを低減している。

DSD再生は従来モデルでは非対応だったが、本機は5.6MHz・2.8MHzのDSD再生に対応。PCM系ファイルは、最大192kHz/24bitのWAV・AIFF・FLAC・ALACの再生に対応。圧縮ファイルはAAC、MP3に対応する。BluetoothはAAC、SBCコーデックに対応する。AirPlay再生も可能だ。

ミュージックサーバー機能を搭載したDIGAと組み合わせて、ネットワーク経由で音楽再生が行えるサウンドジャンプリンクにも対応する。

スピーカーは引き続き3ウェイ方式バスレフ型で、100kHzまでの再生に対応。140mmコーン型ウーファー、19mmドーム型トゥイーター、12mmピエゾ型スーパートゥイーターで構成される。

アンプ実用最大出力は60W+60Wとなる。ヘッドホン端子も搭載する。レシーバー部の外形寸法は、約211W×114H×267Dmm、質量は約3.0kg。スピーカーの外形寸法は、161W×238H×264Dmm、質量は約3.0kg

SC-PMX80は新たにUSB-DACを搭載

SC-PMX80は新たにUSB-DAC機能を追加。従来モデルはUSBメモリーで手軽にハイレゾ再生ができることをコンセプトにしていたが、本機ではさらにパソコンと接続してハイレゾをはじめとする音源を再生することが可能になった。

SC-PMX80

DSDにも対応するが、こちらは2.8MHzまでとなる。PCM系ファイルは最大192kHz/24bitのWAV・AIFF・FLACの再生に対応するが、本機はALACに非対応。AAC、MP3の再生は行える。

CD再生、USBメモリー再生、Bluetooth再生(AAC、SBC)にも対応する。Bluetoothリマスター機能も備える。Wi-Fiは非搭載。

本機のスピーカーも3ウェイ方式バスレフ型でハイレゾ対応となるが、再生周波数は50kHzまでのカバーとなる。スピーカーは引き続き3ウェイ方式、100kHzまでの再生に対応。140mmコーン型ウーファー、19mmドーム型トゥイーター、15mmピエゾ型スーパートゥイーターで構成される。

アンプ実用最大出力は同様に60W+60Wとなる。ヘッドホン端子も搭載。レシーバー部の外形寸法は、約211W×114H×267Dmm、質量は約2.8kg。スピーカーの外形寸法は、161W×238H×264Dmm、質量は約2.6kg

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックを見る
  • ジャンルハイコンポミニ
  • ブランドPANASONIC
  • 型番SC-PMX150
  • 発売日2017年5月19日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
SPEC】●総合電源:AC100V(50Hz/60Hz) ●消費電力:45W、スタンバイ時約0.25W ●外形寸法:本体(211W×114H×267Dmm)スピーカー(161W×238H×264Dmm) ●質量:約9.0kg
  • ジャンルハイコンポミニ
  • ブランドPANASONIC
  • 型番SC-PMX80
  • 発売日2017年5月19日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格3,8000円前後)
【SPEC】●総合電源:AC100V(50Hz/60Hz) ●消費電力:44W、スタンバイ時約0.25W ●外形寸法:本体(211W×114H×267Dmm)スピーカー(161W×238H×262Dmm) ●質量:約8.0kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX