HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2017/11/27 15:00
音にこだわった液晶テレビ「極音(きわね)」が本日発売 ー オリオン電機が発表会を開催
福井のモノづくりの伝統を継承
オリオン電機は、“良い音で見る”液晶テレビ「極音(きわね)」シリーズを、本日11月27日より二子玉川の蔦屋家電にて先行販売する。その発売に合わせて、オリオン電機と蔦屋家電、TOKYO FMによる発売記念イベントが開催された。
極音は「耳に心地よく目に優しい」をコンセプトにした液晶テレビで、32型「RN-32SH10」と24型「RN-24SH10」の2モデルを展開する(関連記事)。スピーカーユニットやキャビネット、アンプ回路といった音響設計に関しては、元老舗オーディオブランドのエンジニアが担当している。価格はオープンだが、予想実売価格は32型が46,800円前後、24型は36,800円前後。
ユニット構成は32型モデルが40mm径フルレンジ・ユニット2基と35mm径トゥイーター2基の2ウェイ・バスレフポート構成で、24型モデルが同フルレンジ・ユニット2基の1ウェイ・バスレフポート構成。トゥイーターは正面ではなく、わずかに外側を向けることで広がりあるサウンドを目指した。
また豊かな低音が再生できるよう、ユニットが搭載されるキャビネットも左右それぞれ独立。キャビネット容量は32型で片チャンネル0.9リットル、24型で0.65リットルを確保する。さらにバスレフポートもできる限りの長さを確保できるよう設計された。
ディスプレイ部とスピーカー部は別筐体設計となっており、互いの振動などによる影響を排除。素材にはポリカーボネートと肉厚ABS樹脂の複合素材を使用することで高剛性を実現している。
イベントでは冒頭、オリオン電機の常務執行役員 鹿取泰郎氏が「オーディオのパーツや技術を多様した、音に特徴があるテレビ。テレビは薄型化、大型化、高画質に投資され音が良くないと言われ続けており、一方でコンテンツのクオリティは映像と共に音も向上してきた。そこに注目して、良い音でテレビを見ていただこうと設計した」と極音について説明。
続いて同社の代表取締役社長である野又恒雄氏が、「福井県越前市は伝統工芸の栄えるものづくりの土地。その場所で、自分たちが育んできたテレビの技術と、オーディオの技術を組み合わせることで、新しい感覚のテレビを作った」と挨拶。
それを引き継ぎ、福井県越前市の奈良俊幸市長が、「京都以外で紫式部が滞在した土地であることから紫式部公園が作られているなど、歴史・文化のある街。福井県のものづくりのうち25%が越前市で行われていて、国指定伝統的工芸品も1,500年の伝統を持つ越前和紙や、越前打刃物、越前箪笥を持ち、さらに伝統工芸だけでなく電子機器や機械工業といった先端技術にも取り組んでいる」と越前市の紹介を行った。
また、蔦屋家電を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブの家電企画事業部 武井総司氏は、「ライフスタイルの軸となるのは家電。蔦屋家電ではモノ+コト軸で自分にあったライフスタイルを提供しているが、実際に見て、聴いて、体験すると極音の凄さが伝わる。映画や映像、ゲームの楽しみ方が変わるのではないか」とその印象を語った。
さらに、イベントにはTOKYO FM「TOKYO ON GOING」のパーソナリティである、ホフディラン小宮山 雄飛氏が登場。番組の公開収録というかたちで、オリオン電機 常務執行役員の市川博文氏を交えてのトークが行われた。
小宮山氏は極音について、「実際に体験してみると、このコンパクトなテレビから、本当にすごい音が聴こえて驚いた。自分の曲がテレビで流れることがあるが、やっぱり良い音で聴いてほしいので、僕としても嬉しい商品」と感想を述べた。
また市川氏は、自身が30数年に渡りオーディオ開発に携わってきた経験に触れ、「良い絵と良い音が組み合わさると、相乗効果で得られる映像体験はとても良いものになる。日本では別途スピーカーを追加せず、テレビだけで番組を楽しんでいる方がまだまだ多い。そういった方にもテレビ一台で全部楽しんでいただきたいという思いで開発に取り組んだ」とその開発経緯を説明した。
また極音の設計では「使っているスピーカーのパーツもオーディオ機器に使われているものと同等の性能で、その構造もオーディオスピーカーのノウハウを活かしている。音の専門家が試聴を繰り返して、コンテンツだけでなく、ニュースの音声なども良い音で楽しめるように調整した」という。
製品のターゲットについては、「32型と24型は、日本で最も売れているレンジ。より多くの人に楽しんでもらいたいので、例えばYouTuberに使ってもらう、シニア層でもっと聴き取りやすいテレビが欲しいという方であったり、幅広い層にアピールしていきたい。そのため技術をふんだんに投入し、かつ高品位なパーツを使用しているが、それでも同サイズの製品としてリーズナブルに提供できるような価格設定とした」と説明。
また「TOKYO ON GOING」では番組で“ワクワク”することを毎回紹介することに触れ、「福井県のこだわりを持つエンジニアが、世界のメーカーとコラボして、お客さんに喜んでもらえる製品を開発していきたい。幅広いジャンルの。今回は極音を通じて、より多くの人にオリオン電機を知ってもらえたら」と自身のワクワクすることを語った。
極音の目標販売台数は、2018年3月頃を目指して32型が8万台、24型が4万台を設定しているという。また今後の展開については、大画面化を目指すのではなく32型のなかで音に注目した開発を行っていくこと、またテレビ以外にも目を向けていくことが述べられた。
極音は「耳に心地よく目に優しい」をコンセプトにした液晶テレビで、32型「RN-32SH10」と24型「RN-24SH10」の2モデルを展開する(関連記事)。スピーカーユニットやキャビネット、アンプ回路といった音響設計に関しては、元老舗オーディオブランドのエンジニアが担当している。価格はオープンだが、予想実売価格は32型が46,800円前後、24型は36,800円前後。
ユニット構成は32型モデルが40mm径フルレンジ・ユニット2基と35mm径トゥイーター2基の2ウェイ・バスレフポート構成で、24型モデルが同フルレンジ・ユニット2基の1ウェイ・バスレフポート構成。トゥイーターは正面ではなく、わずかに外側を向けることで広がりあるサウンドを目指した。
また豊かな低音が再生できるよう、ユニットが搭載されるキャビネットも左右それぞれ独立。キャビネット容量は32型で片チャンネル0.9リットル、24型で0.65リットルを確保する。さらにバスレフポートもできる限りの長さを確保できるよう設計された。
ディスプレイ部とスピーカー部は別筐体設計となっており、互いの振動などによる影響を排除。素材にはポリカーボネートと肉厚ABS樹脂の複合素材を使用することで高剛性を実現している。
イベントでは冒頭、オリオン電機の常務執行役員 鹿取泰郎氏が「オーディオのパーツや技術を多様した、音に特徴があるテレビ。テレビは薄型化、大型化、高画質に投資され音が良くないと言われ続けており、一方でコンテンツのクオリティは映像と共に音も向上してきた。そこに注目して、良い音でテレビを見ていただこうと設計した」と極音について説明。
続いて同社の代表取締役社長である野又恒雄氏が、「福井県越前市は伝統工芸の栄えるものづくりの土地。その場所で、自分たちが育んできたテレビの技術と、オーディオの技術を組み合わせることで、新しい感覚のテレビを作った」と挨拶。
それを引き継ぎ、福井県越前市の奈良俊幸市長が、「京都以外で紫式部が滞在した土地であることから紫式部公園が作られているなど、歴史・文化のある街。福井県のものづくりのうち25%が越前市で行われていて、国指定伝統的工芸品も1,500年の伝統を持つ越前和紙や、越前打刃物、越前箪笥を持ち、さらに伝統工芸だけでなく電子機器や機械工業といった先端技術にも取り組んでいる」と越前市の紹介を行った。
また、蔦屋家電を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブの家電企画事業部 武井総司氏は、「ライフスタイルの軸となるのは家電。蔦屋家電ではモノ+コト軸で自分にあったライフスタイルを提供しているが、実際に見て、聴いて、体験すると極音の凄さが伝わる。映画や映像、ゲームの楽しみ方が変わるのではないか」とその印象を語った。
さらに、イベントにはTOKYO FM「TOKYO ON GOING」のパーソナリティである、ホフディラン小宮山 雄飛氏が登場。番組の公開収録というかたちで、オリオン電機 常務執行役員の市川博文氏を交えてのトークが行われた。
小宮山氏は極音について、「実際に体験してみると、このコンパクトなテレビから、本当にすごい音が聴こえて驚いた。自分の曲がテレビで流れることがあるが、やっぱり良い音で聴いてほしいので、僕としても嬉しい商品」と感想を述べた。
また市川氏は、自身が30数年に渡りオーディオ開発に携わってきた経験に触れ、「良い絵と良い音が組み合わさると、相乗効果で得られる映像体験はとても良いものになる。日本では別途スピーカーを追加せず、テレビだけで番組を楽しんでいる方がまだまだ多い。そういった方にもテレビ一台で全部楽しんでいただきたいという思いで開発に取り組んだ」とその開発経緯を説明した。
また極音の設計では「使っているスピーカーのパーツもオーディオ機器に使われているものと同等の性能で、その構造もオーディオスピーカーのノウハウを活かしている。音の専門家が試聴を繰り返して、コンテンツだけでなく、ニュースの音声なども良い音で楽しめるように調整した」という。
製品のターゲットについては、「32型と24型は、日本で最も売れているレンジ。より多くの人に楽しんでもらいたいので、例えばYouTuberに使ってもらう、シニア層でもっと聴き取りやすいテレビが欲しいという方であったり、幅広い層にアピールしていきたい。そのため技術をふんだんに投入し、かつ高品位なパーツを使用しているが、それでも同サイズの製品としてリーズナブルに提供できるような価格設定とした」と説明。
また「TOKYO ON GOING」では番組で“ワクワク”することを毎回紹介することに触れ、「福井県のこだわりを持つエンジニアが、世界のメーカーとコラボして、お客さんに喜んでもらえる製品を開発していきたい。幅広いジャンルの。今回は極音を通じて、より多くの人にオリオン電機を知ってもらえたら」と自身のワクワクすることを語った。
極音の目標販売台数は、2018年3月頃を目指して32型が8万台、24型が4万台を設定しているという。また今後の展開については、大画面化を目指すのではなく32型のなかで音に注目した開発を行っていくこと、またテレビ以外にも目を向けていくことが述べられた。