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公開日 2017/12/01 19:46
BS/CS/配信をシームレスに楽しめる「スカパー!ハイブリッド」 ー 目指すは「放送と通信のいいとこどり」
ハイブリッドキャストを活用
スカパーJSATは、本日から提供開始する新サービス「スカパー!ハイブリッド」の詳細を発表する説明会を、都内スタジオにて開催した。
発表会では、同社メディア事業部門 プラットフォーム事業本部長の古谷金哉氏、同事業部ネット配信推進部長の相良正樹氏が登壇。サービスの趣旨と特徴について解説した。
「スカパー!ハイブリッド」はすでにお伝えした通り、同社の提供するBS/110度CS放送サービス「スカパー!」の契約者向けに提供される、ハイブリッドキャストを利用した新機能(関連ニュース)。スカパー!ハイブリッド対応テレビにおいて、スカパー!視聴中にテレビリモコンのdボタンを押すことで起動する。別途の利用料などはかからない。対応テレビの一覧はこちら。
スカパー!ハイブリッドでは、「親しみやすさに配慮した」というEPG(電子番組表)をUIの中心に据え、機能のほとんどをここに集約。同社が放送するBS/110度CS放送を切り替えることなく、1つのEPG上から見ることができる。
さらに番組表上で過去の番組を選択するだけで、オンデマンド配信の視聴ができる「見逃し配信」も可能。EPG上から当日および過去7日間、未来7日間の15日分の番組を視聴できる。BSとCS、放送とオンデマンド配信コンテンツの垣根を感じさせないシームレスなデザインとなっている。
番組個別の詳細画面では、放送/配信視聴、視聴/録画予約に加え、関連した番組、類似した番組の表示機能を搭載。もし気に入った有料番組があれば、そのまま契約手続きをおこなうことまでできる。契約にはユーザーごとに設定したパスワードを使い、セキュリティにも配慮する。
EPGは放送のサムネイルを多用。選局しているチャンネルの番組はサムネイルが動画となるグラフィカルなデザインで、直感的に扱えることを目指したという。操作は基本的にリモコンの上下左右ボタンで全てまかなうことができるが、ショートカットボタンも用意されている。
オンデマンドによる過去番組の見逃し配信は、機能提供直後は「釣り」「海外ニュース」「アニメ」など9チャンネルのみ対応。全チャンネルの対応に関しては、番組権利者との調整などが必要なことから検討段階とのこと。
なお、見逃し配信の画質はフルHD、音声はステレオとなる。配信ビットレートは非公開だが、放送に遜色ない品質となるよう設定されているという。相良氏によれば「4Kオンデマンド配信も技術的には可能」としながらも、一般家庭の回線状況などを考慮した結果、現段階ではフルHD画質を上限としているという。
こうした仕組みにした理由について、古谷氏は放送には今まで知らなかったコンテンツとの新たな出会いや発見、高画質録画が可能、安定した画質という利点があり、一方のネット配信には好きな時と場所に見られるという利便性、見たいコンテンツに買い切りや定額ですぐに契約できるという手軽さがあることを説明。その上で、「放送には放送の良さがあり、ネット配信にはネット配信のよさがある。スカパー!ハイブリッドは互いの良さのいいとこどりを狙った」と述べた。
上述のように同社は「スカパー!ハイブリッド」対応テレビのリストを公表しているが、「リストにない機種でも、基本的にハイブリッドキャストに対応していれば利用できる」としている。ただし、EPGなどの表示速度に関してはテレビの描画性能によるため、機種によって差が出るという。また、予約・録画機能に関しては現在東芝製テレビのみ対応しているが、最新のハイブリッドキャスト技術仕様に準拠したアップデートがテレビに適用されれば、他の機種でも予約・録画機能が使えるようになるという。
また、2018年12月には「スカパー!プレミアムサービス」向けに同等の機能をリリース予定。同社のセットトップボックスを導入することで利用可能とする。
同社では本サービスの提供開始後も、順次機能の向上や改善を予定。すでに検討している内容として、「視聴/録画予約済み番組、視聴途中の番組へマークを付ける」「放送予定の未来の番組をオンデマンドで見られるようにする」といったものが検討されているということだ。
発表会では、同社メディア事業部門 プラットフォーム事業本部長の古谷金哉氏、同事業部ネット配信推進部長の相良正樹氏が登壇。サービスの趣旨と特徴について解説した。
「スカパー!ハイブリッド」はすでにお伝えした通り、同社の提供するBS/110度CS放送サービス「スカパー!」の契約者向けに提供される、ハイブリッドキャストを利用した新機能(関連ニュース)。スカパー!ハイブリッド対応テレビにおいて、スカパー!視聴中にテレビリモコンのdボタンを押すことで起動する。別途の利用料などはかからない。対応テレビの一覧はこちら。
スカパー!ハイブリッドでは、「親しみやすさに配慮した」というEPG(電子番組表)をUIの中心に据え、機能のほとんどをここに集約。同社が放送するBS/110度CS放送を切り替えることなく、1つのEPG上から見ることができる。
さらに番組表上で過去の番組を選択するだけで、オンデマンド配信の視聴ができる「見逃し配信」も可能。EPG上から当日および過去7日間、未来7日間の15日分の番組を視聴できる。BSとCS、放送とオンデマンド配信コンテンツの垣根を感じさせないシームレスなデザインとなっている。
番組個別の詳細画面では、放送/配信視聴、視聴/録画予約に加え、関連した番組、類似した番組の表示機能を搭載。もし気に入った有料番組があれば、そのまま契約手続きをおこなうことまでできる。契約にはユーザーごとに設定したパスワードを使い、セキュリティにも配慮する。
EPGは放送のサムネイルを多用。選局しているチャンネルの番組はサムネイルが動画となるグラフィカルなデザインで、直感的に扱えることを目指したという。操作は基本的にリモコンの上下左右ボタンで全てまかなうことができるが、ショートカットボタンも用意されている。
オンデマンドによる過去番組の見逃し配信は、機能提供直後は「釣り」「海外ニュース」「アニメ」など9チャンネルのみ対応。全チャンネルの対応に関しては、番組権利者との調整などが必要なことから検討段階とのこと。
なお、見逃し配信の画質はフルHD、音声はステレオとなる。配信ビットレートは非公開だが、放送に遜色ない品質となるよう設定されているという。相良氏によれば「4Kオンデマンド配信も技術的には可能」としながらも、一般家庭の回線状況などを考慮した結果、現段階ではフルHD画質を上限としているという。
こうした仕組みにした理由について、古谷氏は放送には今まで知らなかったコンテンツとの新たな出会いや発見、高画質録画が可能、安定した画質という利点があり、一方のネット配信には好きな時と場所に見られるという利便性、見たいコンテンツに買い切りや定額ですぐに契約できるという手軽さがあることを説明。その上で、「放送には放送の良さがあり、ネット配信にはネット配信のよさがある。スカパー!ハイブリッドは互いの良さのいいとこどりを狙った」と述べた。
上述のように同社は「スカパー!ハイブリッド」対応テレビのリストを公表しているが、「リストにない機種でも、基本的にハイブリッドキャストに対応していれば利用できる」としている。ただし、EPGなどの表示速度に関してはテレビの描画性能によるため、機種によって差が出るという。また、予約・録画機能に関しては現在東芝製テレビのみ対応しているが、最新のハイブリッドキャスト技術仕様に準拠したアップデートがテレビに適用されれば、他の機種でも予約・録画機能が使えるようになるという。
また、2018年12月には「スカパー!プレミアムサービス」向けに同等の機能をリリース予定。同社のセットトップボックスを導入することで利用可能とする。
同社では本サービスの提供開始後も、順次機能の向上や改善を予定。すでに検討している内容として、「視聴/録画予約済み番組、視聴途中の番組へマークを付ける」「放送予定の未来の番組をオンデマンドで見られるようにする」といったものが検討されているということだ。