• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/04/28 19:57

【ヘッドホン祭】FItEar、カスタムIEM新モデル「FitEar 224DTW」/“耳に入るスピーカー”「INAIR」など

時計のようなデザインのスイス製ヘッドホンも
編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
4月28日・29日と東京・中野サンプラザにて開催しているフジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭」。本記事ではFitEar/GREEN FUNDING by T-SITE/MH audioの出展内容をレポートする。

FitEar

FitEarはカスタムIEMの新モデルとして「FitEar 224DTW」を参考出展、試聴スペースを展開している。発売に関しては未定だが、価格帯は13万 - 15万前後の見込みで、2018年夏頃の発売を目指すとしている。

筐体にはクリアシェルを採用

カスタムIEMの新モデル「FitEar 224DTW」を参考出展

製品名の“224”は2Way・2ユニット・4ドライバー、“DTW”はダブル・トゥイーター・ウーファーであることを示し、高域/低域用にそれぞれ2つのBAドライバーを張り合わせるような形で1つのユニットとし、それを2つ組み合わせて搭載している。「音楽を分割せずに表現し、いかにフラットに再生するか」をコンセプトに開発されたとのことで、全帯域においてバランス良く再生するとのこと。

内側には型番が印字されている

なお、当初発表予定だった静電型トゥイーターとフルレンジBAドライバーのハイブリッド型モデル「FitEar EST」については、公開延期としたものの「年内の発表を目指す」とした。

例によって例のごとく、朝一からたくさんのユーザーが試聴に訪れ列をなしていた

GREEN FUNDING by T-SITE

GREEN FUNDING by T-SITEのブースでは、同社のクラウドファンディングサイトにて扱っている製品を展開。ポータブルUSBスピーカー「OVO」、インエアー方式イヤースピーカー「INAIR」、そして5月 - 6月からプロジェクト開始予定のスイス製ハンドメイドヘッドホン「LUZLI ROLLER MK01」が試聴できる。

新方式のイヤー“スピーカー”「INAIR」

ポータブルUSBスピーカー「OVO」

「INAIR」は、これまでスピーカー開発に携わってきたエンジニアが、スピーカーで聴くような音質と、長時間でも快適に使える装着感にこだわって開発したという製品で、イヤホンサイズの“耳に入るスピーカー”として紹介されている。

イヤホンサイズの“耳に入るスピーカー”として紹介

本製品は音道管を持たず、ユニットを耳穴に近い位置まで前進させて配置し、さらにユニット全体をシリコン製のエアーチューブで包むことで低域を増幅。音を響かせて360度方向に音を再生することで、スピーカーで聴くような音響空間を再現するという。また、密閉型のように耳を塞がず外音も取り込めるが、エアーチューブが音漏れを抑えるとのこと。イヤーチップ部には柔らかいスポンジ素材を採用。固形から削り出しで成形するなど、こだわって開発したという。

ユニットを耳穴に近くなるよう配置。マイクのような形をしている

シリコン製のエアーチューブで包んでいる

「LUZLI ROLLER MK01」はφ30mmドライバーを搭載するコンパクトなヘッドホン。純アルミニウムとステンレスチールを使用したユニークなデザインが特徴で、ヘッドバンド部は特許取得のローリングデザインを採用。時計のバンド部のようなデザインで、巻くようにして折りたたむことができる。また22個のステンレススチールスプリングにより、ユーザーごとの頭の形にフィットさせることが可能とのこと。

「LUZLI ROLLER MK01」

巻き上げてコンパクトの収納できる

暖かみのあるサウンドとしており、インピーダンスは32Ω、音圧レベルは114dB。一般発売価格は50万円前後を想定しており、クラウドファンディングでは40万前後の特価販売を想定しているという。

ヘッドバンド部は頭の形にもフィットしやすいとのこと

スイス製だけあって時計のようなデザイン

MH audio

MH audioでは同社の小型木製スピーカー「WAON」、陶器製スピーカー「KION」と、ヘッドホンアンプ「HA-1」「HA-11」と組み合わせた試聴スペースを展開している。

小型木製スピーカー「WAON(和音)」などの試聴スペースを展開

動画ファイルなど、どんなソースでも心地よく再生できるとしている

いずれのスピーカーも筐体全体を使って音楽再生することで、「柔らかで響きのある音質を実現し、小さい音量でもしっかり聴こえるクリアさも両立する」としている。また、YouTubeなどの動画ファイルやストリーミング配信などの試聴スペースも用意し、「再生ソースを問わず空間性を再現できる」とアピールしている。

HPL音源の試聴ブースも一緒に展開

MHaudioと開発など一緒に行っているという自在設計合同会社からは、首かけタイプのポータブルBluetoothスピーカー「街ノリフォン」も見せてもらってきた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX