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公開日 2018/05/23 12:27

JBL PROFESSIONAL、改良ドライバーで再現性能を向上させたスタジオモニター「3 Series MkII」

低域ドライバーのサイズが異なる3モデル
編集部:押野 由宇
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ヒビノ株式会社は、JBL PROFESSIONALのパワード・スタジオモニター“3 Series MkII”「305P MkII」「306P MkII」「308P MkII」を、5月31日より発売する。価格はオープンだが、305P MkIIが16,000円前後、306P MkIIが23,000円前後、308P MkIIが27,000円前後(各1本)での実売が予想される。

左から「305P MkII」「308P MkII」「306P MkII」

3 Series MkIIは、「LSR 3 Series」のドライバーに改良を施し、再現性能を大幅に向上させたというモデル。高域ドライバーは各モデル共通の1インチドライバーを搭載し、低域ドライバーは305P MkIIが5インチ、306P MkIIが6.5インチ、308P MkIIが8インチを搭載する。

低域ドライバーは磁気構造を見直すことでボイスコイルを取り巻く磁界の歪みを改善し、より正確なピストン運動を実現。入力信号から振動への変換精度が高まり、原音を極めて忠実に再現できるとする。

高域ドライバーはボイスコイルの冷却と制動の二役を担う磁性流体を採用。その磁性流体を分析し、ボイスコイルを適切に制動しながらも、入力信号に対する動作を妨げない粘度に再調整することで、立ち上がりの鋭い音や微細な音の変化も一層精確に再現できるようにしたという。

そして、各ドライバーの性能を最大限に引き出すため、4次リンクウィッツ・ライリーのアクティブクロスオーバーと高効率のクラスDパワーアンプを組み合わせたバイアンプ駆動を採用している。出力は305P MkIIが41W×2、 306P MkIIおよび308P MkIIが56W×2。

また高域には、最上位スタジオモニター「M2」のために開発した、イメージコントロールウェーブガイドを搭載。ほか、設置する部屋の形状や容積が異なっても優れたモニター性能を発揮できるようLSR(Linear Spatial Reference)設計、低域ポートは開口の両側に丸みを持たせた独自のスリップストリーム設計を採用する。周波数レンジは43Hz〜24kHz(305P MkII)、39Hz〜24kHz(306P MkII)、37Hz〜24kHz(308P MkII)。

入力端子はXLRと標準フォーンジャック(3P)を装備。入力感度は+4dBuと−10dBVから選択できる。また、高域(4.4kHz)に±2dB、低域(50Hz)に−1.5dBまたは−3dBのシェルビング・フィルターを適用するEQスイッチを装備しており、設置環境や用途に応じて周波数特性を微調整できる。外形寸法/質量は、305P MkIIが186W×298H×242Dmm/4.7kg、306P MkIIが222W×360H×266Dmm/5.9kg、308P MkIIが252W×417H×300Dmm/8.1kg。

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製品スペックを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドJBL PROFESSIONAL
  • 型番305P MkII
  • 発売日2018年5月31日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格16,000円前後/1本)
●周波数レンジ:43Hz〜24kHz ●最大音圧レベル:108dB SPL ●クロスオーバー周波数:1,725Hz ●パワーアンプ:41W×2、Class D ●外形寸法:186W×298H×242Dmm ●質量:4.7kg
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドJBL PROFESSIONAL
  • 型番306P MkII
  • 発売日2018年5月31日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格23,000円前後/1本)
●周波数レンジ:39Hz〜24kHz ●最大音圧レベル:110dB SPL ●クロスオーバー周波数:1,425Hz ●パワーアンプ:56W×2、Class D ●外形寸法:222W×360H×266Dmm ●質量:5.9kg
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドJBL PROFESSIONAL
  • 型番308P MkII
  • 発売日2018年5月31日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格27,000円前後/1本)
●周波数レンジ:37Hz〜24kHz ●最大音圧レベル:112dB SPL ●クロスオーバー周波数:1,800Hz ●パワーアンプ:56W×2、Class D ●外形寸法:252W×417H×300Dmm ●質量:8.1kg
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