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公開日 2018/09/20 13:15
パナソニック、新4K衛星放送対応レコーダー “4K DIGA”「SUZ2060」。12.8万円、11月16日発売
4K放送含む3番組同時録画が可能
パナソニックは、12月1日に放送開始する「新4K衛星放送」チューナーを備え、同放送の録画に対応するとともに、BDディスクへのダビングにも対応したレコーダー“4K DIGA”「DMR-SUZ2060」を11月16日に発売する。価格はオープンだが、13万円前後での販売が予想される。
以前から同社は、放送開始までにレコーダーを投入すると宣言していたが、具体的な内容が明らかになった。
■新4K衛星放送にいち早く対応、UHD BD再生も
BS 4K/110度CS 4Kチューナーに加え、地上・BS・110度CSデジタルチューナーも受診できる「4K・2Kチューナー」を1基、これまでと同様の地上・BS・110度CSデジタルチューナー対応「2Kチューナーを」2基、計3基のチューナーを搭載したレコーダー。8K放送は受信できない。
新4K衛星放送は、解像度が3,840×2,160で、色域はBT.2020に対応し、フレームレートも60フレームに上がる。階調もこれまでの8bitから10bitになり、HDR(HLG)にも対応する。また音質についても、MPEG-4 AAC(最大22.2ch)とロスレスのMPEG-4 ALSが採用される。
本機は放送波のパススルー出力にも対応。このため分配器で電波を分け、レコーダーとテレビそれぞれにアンテナ線を接続する必要はなく、シンプルな接続が可能になる。
また本機はUltra HD ブルーレイの再生も可能。またNetflixやAmazon Prime Video、dTV、ベルリンフィルのデジタルコンサートホール、YouTubeの4K動画再生にも対応している。これらの動画を再生する際にも独自の「4Kリアルクロマプロセッサ」で処理する。
■4K放送を含む3番組同時録画が可能
内蔵ハードディスク容量は2TBで、外付けHDDで容量を拡張することもできる。ただしレコーダーとHDDは、基本的には紐付けられ、設定したレコーダーでしか録画した番組を視聴できない。
なお「SeeQVault」に対応しているため、対応したHDDに録画すれば別の対応テレビやレコーダーでも視聴が可能。だが現在のところ、SeeQVaultには4K放送の録画コンテンツを扱う規格がない。このため、4K画質のままでは、ほかのSeeQVault対応機器で再生できない。ただし2Kにダウンコンバートすれば、2K放送と同様、録画コンテンツを他機器で再生できる。
同時録画は、搭載している3チューナーすべてで可能。つまり、4K放送+2K放送+2K放送の3番組同時録画、あるいは2K放送+2K放送+2K放送の3番組同時録画が行えることになる。
ちなみに、4K放送の録画モードはDRのみ。あとから圧縮することもできるが、この場合は通常の2K放送と同様、MPEG-4 AVC/H.264での圧縮となり、解像度も2Kに落ちる。
2K放送の録画モードはこれまで通り。DR録画ももちろん可能で、圧縮録画する場合は1.2 - 15倍での録画となる。
2TBの内蔵HDDへ、4K放送(33Mbpsで計算)を録画した場合の録画時間は約130時間。これをBDディスクにダビングすることもでき、ダビング10にも対応している。25GBの片面1層ディスクへは約1時間30分、50GBの片面2層ディスクへは約3時間の保存ができる。
録画した番組のスマホ視聴は、2K放送のみ対応。4K放送も2Kへ圧縮すればスマホ視聴が行える。
HDMI出力は2端子で、映像・音声出力と、音声のみの出力をセパレート出力できる。端子ではほかに光デジタル音声出力端子も備える。アナログ音声出力端子は非搭載。またLAN端子はギガビットイーサネットにも対応した。USBはUSB2.0端子が前面1系統、USB 3.0端子が背面1系統となる。
なお本機は、4K/HDR(HLG)で送られてくる新4K衛星放送の番組を、テレビにあわせて自動変換してHDMI出力する。たとえばテレビがHLGに対応していない場合には、自動的にHDR10に変換して出力する。HDR非対応のテレビの場合はSDRへ変換して出力する。
さらにHDRでは、ダイナミックレンジ調整機能も搭載。これはHDR映像をHDR対応テレビで視聴する場合に、映像の明るさを調整する機能。例えば明るいリビングで視聴する際には、HDR映像の暗い部分を明るく調整する。
またダイナミックレンジ変換調整機能も備え、HDR映像をHDR非対応テレビで視聴する場合に、映像の明るさを調整可能となっている。
■新4K衛星放送を受信するには?
これまでのBS/CSデジタル放送を視聴できるアンテナ設備でも、右旋放送の6チャンネル(NHK BS 4K/BS朝日 4K/BS-TBS 4K/BSテレ東 4K/BSフジ 4K/BS日テレ 4K)を視聴・録画できる。
さらに「SHマーク」が付いた、新4K8K衛星放送に対応した新アンテナ設備を導入すると、スカパー!やスターチャンネルなどの有料チャンネルなど左旋の12チャンネルが視聴可能となる。
■おうちクラウドDIGAなど豊富な機能を搭載
DMR-SUZ2060は「おうちクラウドディーガ」機能も搭載している。写真や音楽などをDIGAに取り込み、まるでインターネット上のクラウドのように、家庭内だけでなく外出先でも「どこでもディーガ」アプリを使ってコンテンツを楽しめる。また同アプリでは、録画した番組のリモート視聴も行える。
4K撮影動画の保存や再生にも対応。またハイレゾを含むMP3/WAV/FLAC/AAC/DSD/ALAC/AIFFの再生も行え、WAV/FLAC/DSD/AIFFについてはギャップレス再生も可能だ。
さらに番組のニュース記事を閲覧できる機能も搭載。記事から番組を検索し、かんたんに録画予約できるほか、一度検索したタイトルは検索履歴に登録される。登録されたタイトルを番組表から定期的に自動で検索し、タイトルに合致した番組が見つかると、ポップアップで知らせる機能も備える。
本体の外形寸法は430W×66H×199Dmm、質量は約2.8kg。消費電力は約28W。
以前から同社は、放送開始までにレコーダーを投入すると宣言していたが、具体的な内容が明らかになった。
■新4K衛星放送にいち早く対応、UHD BD再生も
BS 4K/110度CS 4Kチューナーに加え、地上・BS・110度CSデジタルチューナーも受診できる「4K・2Kチューナー」を1基、これまでと同様の地上・BS・110度CSデジタルチューナー対応「2Kチューナーを」2基、計3基のチューナーを搭載したレコーダー。8K放送は受信できない。
新4K衛星放送は、解像度が3,840×2,160で、色域はBT.2020に対応し、フレームレートも60フレームに上がる。階調もこれまでの8bitから10bitになり、HDR(HLG)にも対応する。また音質についても、MPEG-4 AAC(最大22.2ch)とロスレスのMPEG-4 ALSが採用される。
本機は放送波のパススルー出力にも対応。このため分配器で電波を分け、レコーダーとテレビそれぞれにアンテナ線を接続する必要はなく、シンプルな接続が可能になる。
また本機はUltra HD ブルーレイの再生も可能。またNetflixやAmazon Prime Video、dTV、ベルリンフィルのデジタルコンサートホール、YouTubeの4K動画再生にも対応している。これらの動画を再生する際にも独自の「4Kリアルクロマプロセッサ」で処理する。
■4K放送を含む3番組同時録画が可能
内蔵ハードディスク容量は2TBで、外付けHDDで容量を拡張することもできる。ただしレコーダーとHDDは、基本的には紐付けられ、設定したレコーダーでしか録画した番組を視聴できない。
なお「SeeQVault」に対応しているため、対応したHDDに録画すれば別の対応テレビやレコーダーでも視聴が可能。だが現在のところ、SeeQVaultには4K放送の録画コンテンツを扱う規格がない。このため、4K画質のままでは、ほかのSeeQVault対応機器で再生できない。ただし2Kにダウンコンバートすれば、2K放送と同様、録画コンテンツを他機器で再生できる。
同時録画は、搭載している3チューナーすべてで可能。つまり、4K放送+2K放送+2K放送の3番組同時録画、あるいは2K放送+2K放送+2K放送の3番組同時録画が行えることになる。
ちなみに、4K放送の録画モードはDRのみ。あとから圧縮することもできるが、この場合は通常の2K放送と同様、MPEG-4 AVC/H.264での圧縮となり、解像度も2Kに落ちる。
2K放送の録画モードはこれまで通り。DR録画ももちろん可能で、圧縮録画する場合は1.2 - 15倍での録画となる。
2TBの内蔵HDDへ、4K放送(33Mbpsで計算)を録画した場合の録画時間は約130時間。これをBDディスクにダビングすることもでき、ダビング10にも対応している。25GBの片面1層ディスクへは約1時間30分、50GBの片面2層ディスクへは約3時間の保存ができる。
録画した番組のスマホ視聴は、2K放送のみ対応。4K放送も2Kへ圧縮すればスマホ視聴が行える。
HDMI出力は2端子で、映像・音声出力と、音声のみの出力をセパレート出力できる。端子ではほかに光デジタル音声出力端子も備える。アナログ音声出力端子は非搭載。またLAN端子はギガビットイーサネットにも対応した。USBはUSB2.0端子が前面1系統、USB 3.0端子が背面1系統となる。
なお本機は、4K/HDR(HLG)で送られてくる新4K衛星放送の番組を、テレビにあわせて自動変換してHDMI出力する。たとえばテレビがHLGに対応していない場合には、自動的にHDR10に変換して出力する。HDR非対応のテレビの場合はSDRへ変換して出力する。
さらにHDRでは、ダイナミックレンジ調整機能も搭載。これはHDR映像をHDR対応テレビで視聴する場合に、映像の明るさを調整する機能。例えば明るいリビングで視聴する際には、HDR映像の暗い部分を明るく調整する。
またダイナミックレンジ変換調整機能も備え、HDR映像をHDR非対応テレビで視聴する場合に、映像の明るさを調整可能となっている。
■新4K衛星放送を受信するには?
これまでのBS/CSデジタル放送を視聴できるアンテナ設備でも、右旋放送の6チャンネル(NHK BS 4K/BS朝日 4K/BS-TBS 4K/BSテレ東 4K/BSフジ 4K/BS日テレ 4K)を視聴・録画できる。
さらに「SHマーク」が付いた、新4K8K衛星放送に対応した新アンテナ設備を導入すると、スカパー!やスターチャンネルなどの有料チャンネルなど左旋の12チャンネルが視聴可能となる。
■おうちクラウドDIGAなど豊富な機能を搭載
DMR-SUZ2060は「おうちクラウドディーガ」機能も搭載している。写真や音楽などをDIGAに取り込み、まるでインターネット上のクラウドのように、家庭内だけでなく外出先でも「どこでもディーガ」アプリを使ってコンテンツを楽しめる。また同アプリでは、録画した番組のリモート視聴も行える。
4K撮影動画の保存や再生にも対応。またハイレゾを含むMP3/WAV/FLAC/AAC/DSD/ALAC/AIFFの再生も行え、WAV/FLAC/DSD/AIFFについてはギャップレス再生も可能だ。
さらに番組のニュース記事を閲覧できる機能も搭載。記事から番組を検索し、かんたんに録画予約できるほか、一度検索したタイトルは検索履歴に登録される。登録されたタイトルを番組表から定期的に自動で検索し、タイトルに合致した番組が見つかると、ポップアップで知らせる機能も備える。
本体の外形寸法は430W×66H×199Dmm、質量は約2.8kg。消費電力は約28W。