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公開日 2018/09/27 15:42
キヤノン、高速動体の撮影に向くグローバルシャッターCMOSセンサー。ドローン搭載など想定
高フレームレートで低消費電力/低発熱
キヤノンは、グローバルシャッター方式を採用し、高速移動する被写体も歪みなく正確に撮影が可能という2/3型CMOSセンサー「3U5MGXSCAA」「3U5MGXSMAA」を10月1日より発売する。
センサーの画素内にメモリーを設けることで全画素の同時露光を実現する「グローバルシャッター方式」を採用。現在一般的に使われている「ローリングシャッター方式」と異なり、高速で動く被写体も歪みなく撮影ができ、カメラ自体が高速で移動する撮影にも適しているという。3U5MGXSCAAはカラー撮影用、3U5MGXSMAAはモノクロ撮影用となる。
また、全画素読み出しでフレームレート最大120fpsを実現する一方、独自の回路技術により低消費電力/低発熱を実現。バッテリー駆動による長時間使用や、カメラ筐体の小型化にも寄与するとしている。
その他、任意の領域を最大8箇所まで選択し、それ以外の読み出し情報量を削減することでフレームレートを上昇させる「ROI(Region of Interest)機能」、外部信号によって露光タイミングを制御する「外部トリガー露光制御機能」、天井に設置する際に役立つ水平/垂直反転機能なども搭載する。
これらの特徴から同社は、工場の生産ラインにおいて部品を検査するなどの産業用カメラや、セキュリティカメラ、ドローンに搭載する空撮用カメラなどへの搭載を想定する。
センサーの画素内にメモリーを設けることで全画素の同時露光を実現する「グローバルシャッター方式」を採用。現在一般的に使われている「ローリングシャッター方式」と異なり、高速で動く被写体も歪みなく撮影ができ、カメラ自体が高速で移動する撮影にも適しているという。3U5MGXSCAAはカラー撮影用、3U5MGXSMAAはモノクロ撮影用となる。
また、全画素読み出しでフレームレート最大120fpsを実現する一方、独自の回路技術により低消費電力/低発熱を実現。バッテリー駆動による長時間使用や、カメラ筐体の小型化にも寄与するとしている。
その他、任意の領域を最大8箇所まで選択し、それ以外の読み出し情報量を削減することでフレームレートを上昇させる「ROI(Region of Interest)機能」、外部信号によって露光タイミングを制御する「外部トリガー露光制御機能」、天井に設置する際に役立つ水平/垂直反転機能なども搭載する。
これらの特徴から同社は、工場の生産ラインにおいて部品を検査するなどの産業用カメラや、セキュリティカメラ、ドローンに搭載する空撮用カメラなどへの搭載を想定する。