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公開日 2018/11/21 21:41
NHK、ウィーンフィルを8K/22.2ch放送。「刑事コロンボ」全69作の35mmオリジナルフィルムからの4K化も
新4K8K衛星放送での番組表を公開。開局特番で宇宙からの8K映像も
NHKは、12月1日からスタートする新4K8K衛星放送で開局する4Kチャンネルと8Kチャンネルの12月の番組表を公開。8Kでは、NASAが撮影した宇宙からの映像や、22.2ch音響でのウィーン・フィルハーモニーを開局当日に放送すること、4Kでは「刑事コロンボ」全69作を35mmオリジナルフィルムからデジタイズして放送することなどを明らかにした。
なお、12月1日、2日は全国のNHK放送局やさまざまな施設で新4K8K衛星放送の受信公開を予定している。開催場所や時間などの詳細はNHK公式サイトで案内している。
各番組の詳細は下記の通り。
【8K】
■いよいよスタート!BS4K・BS8K開局スペシャル
12月1日放送
NASAがISSに8Kカメラを持ち込んで撮影したデータを8K映像化し、「ISSから見た地球」を開局特番の中で放送。ISSに滞在している宇宙飛行士が、今年8月から船内の日常や実験の様子、ISSから見た地球などを少しずつ撮影している。開局特番では、地球でハリケーンが発生している様子を鮮明に映した映像などを紹介する。
■世界三大オーケストラの響き ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
12月1日 17:00-18:20
ウィーン・フィルによるベートーベン「第九」を収録。22.2マルチチャンネルの立体音響で、それぞれのホールの特性を忠実に再現。「8K HDRの色彩とともに、現地の特等席に一瞬で旅をしたような感覚をお楽しみいただく」としている。
■マジックアワー 〜ゴッホが描いた空の光〜
12月9日21:20-22:09
日没を迎える数分間、空に不思議な色が現れる「マジックアワー」。ゴッホはわずか10年の画家人生最期の2年で300枚を超す力作を描き出す。なぜゴッホは故郷から遠く離れた異国の血で、孤独を抱えながら色を探し続けなければならなかったのか。自ら命を絶つまで過ごした南仏の地をめぐり、ゴッホが見つめた空の光を8K映像で探す。
■カリヨン 時を超えるブルージュの鐘
12月16日 20:00-20:49
中世の街並みが残るベルギー・ブルージュ。世界遺産にも登録されているこの街に立つと、街の中心にそびえる高さ83メートルの鐘楼、その47個の鐘を組み合わせた楽器カリヨンが奏でるメロディーが聞こえてくる。ブルージュでは、500年にわたって専属のカリヨン演奏者がその音色を守ってきた。
2018年9月に行われた専属演奏者の交代を記念したカリヨン・コンサート。その演奏を特等席で聞いているような臨場感で堪能しながら、8Kの超高精細映像で浮かび上がる美しいことの情景を交え、ブルージュのカリヨンの秘密を探っていく音楽ドキュメンタリー。
■シリーズ ツタンカーメンの秘宝
1月1日-1月3日 19:00-19:59
「20世紀最大の考古学的発見」とも呼ばれるツタンカーメンの秘宝。有名な「黄金のマスク」をはじめ4,000点以上の悲報を、エジプト正負の特別許可のもと、世界に先駆け8K高精細映像で撮影。古代文明の魅惑の財宝と、そこに秘められた物語に迫る、3回シリーズのドキュメンタリー。
■8K大相撲中継
1月13日-1月27日 16:00-18:00
大相撲初場所を8Kで生中継。「取り組み前の力士の真剣な表情から、立ち合いのぶつかる音、張り手や完成まで、まるで国技館で観戦しているような臨場感でお楽しみいただく」としている。
【4K】
■映像詩 宮沢賢治 銀河への旅 〜慟哭の愛と祈り〜
前編 12月15日19:30-21:00 / 後編 12月22日 19:30-21:00 / 180分版 1月2日12:15-15:15
「宮沢賢治には、恋い焦がれるように慕った同い年の男性がいた」
数々の番組を手がけてきたディレクター今野勉が、新たな宮沢賢治像を浮き彫りにするドキュメンタリー作品。「春と修羅」「銀河鉄道の夜」などの作品誕生の背景を、これまでと違った支店で読み解いていく。
残された賢治の手紙、ノート、資料から、一人の男性との深い交流が明らかになる。また、岩手の美しい景色や再現ドラマを織り交ぜながら、賢治の心の風景にも迫る。案内役は俳優・向井理。
■浮世絵EDO-LIFE 特別版 東海道五十三次
12月29日 18:30-19:29
歌川広重「東海道五十三次」は風景ではなく暮らしを描いた傑作だった。浮世絵の世界に入り込んでクローズアップしてみると、未知のど真ん中にやかんが?女性に羽交い締めにされる旅人?謎の天狗のお面を背負う人?などなど…江戸時代の人々にとっては当たり前、でも現代人には意外な事実の数々。
江戸の旅と街道沿いの暮らしを、林家たい平がナビゲート。ボストン美術館が所蔵する「スポルディング・コレクション」のなかから、東海道の日本橋から京までの55枚の絵でつづる、全編浮世絵の謎解きドキュメンタリー。
■刑事コロンボ
12月31日-1月3日 8:00-
刑事ドラマの金字塔「刑事コロンボ」。放送開始50周年を迎え、35mmオリジナルフィルムから4Kにデジタイズ。シリーズ全69作を4Kで順次放送予定。12月31日-1月3日には、1日2本ずつ計8本を先行放送する。
当時の放送順にならい、第1作「殺人処方箋」や、スピルバーグ演出の第3作「構想の死角」など旧シリーズ45作に続き、第69作「虚飾のオープニング・ナイト」など、1989年からの新シリーズ24作も放送。日本語吹き替えは、あの「かみさんが…」でおなじみのふたり、小池朝雄(旧シリーズ)、石田太郎(新シリーズ)。
なお、12月1日、2日は全国のNHK放送局やさまざまな施設で新4K8K衛星放送の受信公開を予定している。開催場所や時間などの詳細はNHK公式サイトで案内している。
各番組の詳細は下記の通り。
【8K】
■いよいよスタート!BS4K・BS8K開局スペシャル
12月1日放送
NASAがISSに8Kカメラを持ち込んで撮影したデータを8K映像化し、「ISSから見た地球」を開局特番の中で放送。ISSに滞在している宇宙飛行士が、今年8月から船内の日常や実験の様子、ISSから見た地球などを少しずつ撮影している。開局特番では、地球でハリケーンが発生している様子を鮮明に映した映像などを紹介する。
■世界三大オーケストラの響き ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
12月1日 17:00-18:20
ウィーン・フィルによるベートーベン「第九」を収録。22.2マルチチャンネルの立体音響で、それぞれのホールの特性を忠実に再現。「8K HDRの色彩とともに、現地の特等席に一瞬で旅をしたような感覚をお楽しみいただく」としている。
■マジックアワー 〜ゴッホが描いた空の光〜
12月9日21:20-22:09
日没を迎える数分間、空に不思議な色が現れる「マジックアワー」。ゴッホはわずか10年の画家人生最期の2年で300枚を超す力作を描き出す。なぜゴッホは故郷から遠く離れた異国の血で、孤独を抱えながら色を探し続けなければならなかったのか。自ら命を絶つまで過ごした南仏の地をめぐり、ゴッホが見つめた空の光を8K映像で探す。
■カリヨン 時を超えるブルージュの鐘
12月16日 20:00-20:49
中世の街並みが残るベルギー・ブルージュ。世界遺産にも登録されているこの街に立つと、街の中心にそびえる高さ83メートルの鐘楼、その47個の鐘を組み合わせた楽器カリヨンが奏でるメロディーが聞こえてくる。ブルージュでは、500年にわたって専属のカリヨン演奏者がその音色を守ってきた。
2018年9月に行われた専属演奏者の交代を記念したカリヨン・コンサート。その演奏を特等席で聞いているような臨場感で堪能しながら、8Kの超高精細映像で浮かび上がる美しいことの情景を交え、ブルージュのカリヨンの秘密を探っていく音楽ドキュメンタリー。
■シリーズ ツタンカーメンの秘宝
1月1日-1月3日 19:00-19:59
「20世紀最大の考古学的発見」とも呼ばれるツタンカーメンの秘宝。有名な「黄金のマスク」をはじめ4,000点以上の悲報を、エジプト正負の特別許可のもと、世界に先駆け8K高精細映像で撮影。古代文明の魅惑の財宝と、そこに秘められた物語に迫る、3回シリーズのドキュメンタリー。
■8K大相撲中継
1月13日-1月27日 16:00-18:00
大相撲初場所を8Kで生中継。「取り組み前の力士の真剣な表情から、立ち合いのぶつかる音、張り手や完成まで、まるで国技館で観戦しているような臨場感でお楽しみいただく」としている。
【4K】
■映像詩 宮沢賢治 銀河への旅 〜慟哭の愛と祈り〜
前編 12月15日19:30-21:00 / 後編 12月22日 19:30-21:00 / 180分版 1月2日12:15-15:15
「宮沢賢治には、恋い焦がれるように慕った同い年の男性がいた」
数々の番組を手がけてきたディレクター今野勉が、新たな宮沢賢治像を浮き彫りにするドキュメンタリー作品。「春と修羅」「銀河鉄道の夜」などの作品誕生の背景を、これまでと違った支店で読み解いていく。
残された賢治の手紙、ノート、資料から、一人の男性との深い交流が明らかになる。また、岩手の美しい景色や再現ドラマを織り交ぜながら、賢治の心の風景にも迫る。案内役は俳優・向井理。
■浮世絵EDO-LIFE 特別版 東海道五十三次
12月29日 18:30-19:29
歌川広重「東海道五十三次」は風景ではなく暮らしを描いた傑作だった。浮世絵の世界に入り込んでクローズアップしてみると、未知のど真ん中にやかんが?女性に羽交い締めにされる旅人?謎の天狗のお面を背負う人?などなど…江戸時代の人々にとっては当たり前、でも現代人には意外な事実の数々。
江戸の旅と街道沿いの暮らしを、林家たい平がナビゲート。ボストン美術館が所蔵する「スポルディング・コレクション」のなかから、東海道の日本橋から京までの55枚の絵でつづる、全編浮世絵の謎解きドキュメンタリー。
■刑事コロンボ
12月31日-1月3日 8:00-
刑事ドラマの金字塔「刑事コロンボ」。放送開始50周年を迎え、35mmオリジナルフィルムから4Kにデジタイズ。シリーズ全69作を4Kで順次放送予定。12月31日-1月3日には、1日2本ずつ計8本を先行放送する。
当時の放送順にならい、第1作「殺人処方箋」や、スピルバーグ演出の第3作「構想の死角」など旧シリーズ45作に続き、第69作「虚飾のオープニング・ナイト」など、1989年からの新シリーズ24作も放送。日本語吹き替えは、あの「かみさんが…」でおなじみのふたり、小池朝雄(旧シリーズ)、石田太郎(新シリーズ)。