• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/06/20 13:51

来週開催「OTOTEN 2019」は初心者向けオーディオ体験から本格シアターまで充実 ー プレス説明会が開催

学生向けのハイレゾ音源プレゼント企画も
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
日本オーディオ協会は、来週末の6月29日・30日に開催が迫ったオーディオ&ホームシアターの一大イベント「OTOTEN 2019」(来場者事前登録はこちら)について、プレス向け説明会を本日開催した。

日本オーディオ協会 会長の小川理子氏がOTOTEN 2019に向けた豊富を語った

説明会冒頭では、日本オーディオ協会の小川理子会長が挨拶。OTOTENについて「今まではオーディオマニアの方を中心にご来場いただいていたが、より多くの若い世代の方々にも楽しんでいただけるように、様々な取り組みを行っていく」と述べた。さらに、若い世代を中心にライブやコンサートなどへの支出はむしろ増えていることに触れ、「スマートフォンひとつで何でも行えてしまう今だからこそ、フィジカルな体験を楽しみたいという普遍的な要求がある。こうしたニーズ・シーズを受け止めて、体験価値を提供していく」とした。

OTOTEN 2019のハイライトとなる展示、出展社やイベントの詳細についても説明が行われた。会場は今回で3回目となる東京都・有楽町の「東京国際フォーラム」。昨年は、一昨年の1.3倍となる約17,000名の来場者があったが、今年は20,000名の来場者を目標とする。

出展社数は本日時点で76社。昨年の80社からはやや減ってはいるが、ハードメーカーの出展数は昨年よりむしろ増えているとのこと。国内のメーカーや輸入商社に加え、新たに海外メーカーの参加があることも今回の特徴として上げられた。具体的には、中国のハイエンドオーディオブランド ESD Acousticが参加するという。

OTOTENの会場イメージ

今年のOTOTENのハイライトとしては、以下の8つの取り組みが挙げられた。

・オーディオスタートコーナー
・映画を聴こうプロジェクト
・カーオーディオ体験コーナー
・レコーディングエンジニアを目指す学生向けプログラム
・NHK 8Kスーパーハイビジョン
・音のサロン
・オーディオ専門誌主催セミナー
・ソフト書籍販売コーナー

オーディオスタートコーナーは、会場受付となるB1Fに設置。これからオーディオを始めたいという方や、再びオーディオに取り組みたいというリターナーに向け、カジュアルなレコードプレーヤーからデスクトップオーディオ、ワイヤレススピーカーやワイヤレスヘッドホン、AIスピーカーまでをタッチ&トライできるコーナーとなる。また、試聴する音楽ソースとして、サブスクリプション音楽配信サービスもフィーチャーしていく。

オーディオスタートコーナーを新たに用意

なお、本コーナーでは音響芸術専門学校の学生がインターンとしてコンシェルジュを務め、展示製品の説明などを行ってくれるという。

映画を聴こうプロジェクトは、映画を高音質で鑑賞することを可能にする、手軽なサウンドバーから本格的なイマーシブ・サラウンドシステムまでを紹介する取り組みだ。B1Fではエントリー向けのサウンドバーを紹介、G棟G408には5.1chのホームシアターやサウンドバーを体験できるコーナーを用意する。また、G603のデノン/マランツブースでは、両ブランドのAVアンプを中心としたイマーシブオーディオ・システムが用意される。カーオーディオ体験コーナーでは、デモカー6台を展示。自動車の中で、最新のカーオーディオを体験できる。

「映画を聴こう」コーナーをはじめ、ホームシアターにも力を入れる

最新のカーオーディオも体験可能

今回のOTOTENではより音楽製作を目指す若い世代に向けた催しが多数行われるが、レコーディングエンジニアを目指す学生向けプログラムもそのひとつだ。日本音楽スタジオ協会(JAPRS)が主催、NHKの協力で行われるプロ養成セミナーで、内沼映二 JAPRS名誉会長が講演を行う。

加えて、「第6回学生の製作する音楽録音作品コンテスト」の作品募集キックオフイベント、昨年の同コンテストで優秀音楽作品賞を受賞した横田創平さん(日本工学院専門学校2年)による公演も行われる。

なお、各イベントに参加する学生 先着80名に、日本オーディオ協会が監修した高音質ハイレゾ音源「音のリファレンスシリーズII」のUSB音源がプレゼントされる(学生証の提示が必要)。

高音質ハイレゾ音源「音のリファレンスシリーズ II」を学生にプレゼントする企画も用意

B1Fのロビーギャラリーには、NHKによる8Kスーパーハイビジョンの体験コーナーも用意される。8Kの超高精細映像と22.2chサラウンドの迫力のサウンドを実際に体験することができる。

D5ホールでは、オーディオ専門誌セミナーとして、オーディオマニア向けに各出版社が様々な試聴イベントを開催。当社も季刊NetAudio誌の人気連載「有形と無形のソノリティ」の出張版として、『ボヘミアン・ラプソディ頂上決戦!』を6月30日(日)の12時40分から開催。オーディオ評論家の小原由夫氏と土方久明氏が、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」を、アナログレコードからストリーミングまで様々なソースで聴き比べるイベントを行う。

オーディオ協会が主催する試聴イベント「音のサロン」では、29日に和田博巳氏が講師を務める「アナログ〜ハイレゾまで聴き比べ」、30日に小原由夫氏による「アナログレコードの美しさと奥深さを追求」、麻倉怜士氏による「話題のアンプ5機種 比較試聴会」が行われる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX