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公開日 2021/01/12 11:37
<CES>ハイセンス、TriChroma Laser TV 限定モデル「100L9 PRO」発表。ULED TVはミニLED/8Kチップ導入へ
レーザーTVの市場成長を見据えて製品や機能拡充を図る
ハイセンスは、オンラインでの開催となった「CES 2021」のメディア向けプレスカンファレンスにおいて、RGBのトリプルレーザー光源を採用した「TriChroma Laser TV」の新シリーズや限定モデル「100L9 PRO」を発表。また独自のミニLEDおよび8Kチップセットを同社の「ULED TV」に導入することなどを明らかにした。
新しいTriChroma Laser TVは、新開発のRGBレーザー光源を採用。レーザーをそれぞれ個別にパッケージ化し、細かく制御することでカラーパフォーマンスを128%改善し、これによりBT.2020を最大107%をカバー、さらにシネマ規格のDCI-P3も151%カバーするとのこと。
画面サイズは75型から100型まで展開。明るさはピクセルレベルで20%の輝度向上を図り、430nitsの画面輝度を実現したとしている。またAI機能も備え、スマートカメラの搭載のほか、オンラインカラオケやフィットネスなども楽しめるという。
プレスカンファレンス内で “Trichroma Laser TV Limited Edition” として紹介された「100L9 PRO」は、100インチの高視野角なスクリーンを搭載。プロジェクター部はスマートディスプレイをフロント部に備え、スピーカー内蔵で360度サラウンドサウンドをサポートする。また各所にゴールドをあしらったデザインを採用している。
また2021年導入予定の「ULED TV」に、独自のミニLEDおよび8Kチップセットを搭載すると発表。同社のミニLEDは4K/120Hzのデュアルスクリーンチップセットで、5,000以上のゾーンを直接制御するシングルチップソリューションだと説明。8Kについては同じく120Hzの画像処理が可能だとし、ほか独自のAI SOCも量産予定だとしている。
さらにEURO 2020の公式スポンサーでもある同社は、リフレッシュレート144HzおよびXDR(Extreme Dynamic Range)に対応した「ULED U7シリーズ」のカスタマイズバージョンを提供するとも語られた。
バイスプレジデントのFisher Yu氏は、2020年を振り返り「非常に困難な年であったが、大きな結果を残した一年でもあった」と説明。同社は2,500万超のディスプレイ端末や1,000以上ものスマートライフサービス・製品を提供し、中国のテレビ市場では引き続きトップシェアを獲得、特にレーザーTVは世界17カ国で売上高288%増を実現するなど「コロナ禍においても唯一成長したカテゴリー」だと語った。
また「サムスンやLG、ソニーなど世界的テレビメーカーが参入している。レーザーディスプレイの可能性は拡大している」とし、これまでの技術革新を振り返りながら、「新しいテレビカテゴリーとして、レーザーディスプレイ技術の爆発的な市場成長が始まる」と強調。
2021年はソニックレーザーTV、画面が収納できるSelf-Rising Laser TV、10,000ルーメン以上の業務用レーザーTVも展開すると発表。レーザーTVのラインナップおよび機能拡充を図り、「レーザーディスプレイ技術がテレビの新しいマイルストーンとなるよう推進する」と語った。
ほか、ディスプレイをスマートホームの中心に据えた新コンセプト「Ecosystem of Screens(Eco-Screen)」を発表。Eco-Screenはディスプレイ/AIoT/クラウドサービスの3つの技術を核として、教育向けのタッチスクリーン商品や、AIサポートが受けられるフィットネススクリーン、そのほかゲームや車両向け、リモート医療など、様々な生活やサービスと人々をディスプレイを通してつなぐことができるとした。
新しいTriChroma Laser TVは、新開発のRGBレーザー光源を採用。レーザーをそれぞれ個別にパッケージ化し、細かく制御することでカラーパフォーマンスを128%改善し、これによりBT.2020を最大107%をカバー、さらにシネマ規格のDCI-P3も151%カバーするとのこと。
画面サイズは75型から100型まで展開。明るさはピクセルレベルで20%の輝度向上を図り、430nitsの画面輝度を実現したとしている。またAI機能も備え、スマートカメラの搭載のほか、オンラインカラオケやフィットネスなども楽しめるという。
プレスカンファレンス内で “Trichroma Laser TV Limited Edition” として紹介された「100L9 PRO」は、100インチの高視野角なスクリーンを搭載。プロジェクター部はスマートディスプレイをフロント部に備え、スピーカー内蔵で360度サラウンドサウンドをサポートする。また各所にゴールドをあしらったデザインを採用している。
また2021年導入予定の「ULED TV」に、独自のミニLEDおよび8Kチップセットを搭載すると発表。同社のミニLEDは4K/120Hzのデュアルスクリーンチップセットで、5,000以上のゾーンを直接制御するシングルチップソリューションだと説明。8Kについては同じく120Hzの画像処理が可能だとし、ほか独自のAI SOCも量産予定だとしている。
さらにEURO 2020の公式スポンサーでもある同社は、リフレッシュレート144HzおよびXDR(Extreme Dynamic Range)に対応した「ULED U7シリーズ」のカスタマイズバージョンを提供するとも語られた。
バイスプレジデントのFisher Yu氏は、2020年を振り返り「非常に困難な年であったが、大きな結果を残した一年でもあった」と説明。同社は2,500万超のディスプレイ端末や1,000以上ものスマートライフサービス・製品を提供し、中国のテレビ市場では引き続きトップシェアを獲得、特にレーザーTVは世界17カ国で売上高288%増を実現するなど「コロナ禍においても唯一成長したカテゴリー」だと語った。
また「サムスンやLG、ソニーなど世界的テレビメーカーが参入している。レーザーディスプレイの可能性は拡大している」とし、これまでの技術革新を振り返りながら、「新しいテレビカテゴリーとして、レーザーディスプレイ技術の爆発的な市場成長が始まる」と強調。
2021年はソニックレーザーTV、画面が収納できるSelf-Rising Laser TV、10,000ルーメン以上の業務用レーザーTVも展開すると発表。レーザーTVのラインナップおよび機能拡充を図り、「レーザーディスプレイ技術がテレビの新しいマイルストーンとなるよう推進する」と語った。
ほか、ディスプレイをスマートホームの中心に据えた新コンセプト「Ecosystem of Screens(Eco-Screen)」を発表。Eco-Screenはディスプレイ/AIoT/クラウドサービスの3つの技術を核として、教育向けのタッチスクリーン商品や、AIサポートが受けられるフィットネススクリーン、そのほかゲームや車両向け、リモート医療など、様々な生活やサービスと人々をディスプレイを通してつなぐことができるとした。