• ブランド
    特設サイト
公開日 2021/04/22 12:15

Google、睡眠解析できるスマートディスプレイ「Google Nest Hub」第2世代機

何も身につけず睡眠を解析
編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Googleは、スマートディスプレイ「Google Nest Hub」第2世代モデルを、Googleストアをはじめとする各販売店やオンラインサイトで、5月5日に発売する。価格は11,000円(税込)。

睡眠センサー搭載でウェアラブル端末なしにより良い睡眠をサポート

Google Nest Hubは、Googleアシスタント機能を搭載したスマートディスプレイ。接続されているすべてのスマートホームデバイスを1か所に表示でき、タップするだけで各デバイスを設定できる。

この度発表された第2世代モデルでは、同社のスマートスピーカー「Google Nest Audio」と同じオーディオ技術を搭載。従来モデルよりも低音再生力が50%向上しているという。また新たに睡眠解析機能を搭載。睡眠の質の向上を図り、「快適な睡眠や目覚めをサポートする」としている。

睡眠トラッキングと改善に役立つ睡眠センサーを搭載することで、就眠中にウェアラブル端末を使わずに、Google Nest Hubを通じて睡眠の解析を可能とする。なお、本センサーはプライバシーに配慮したオプトイン機能という扱いで、初期設定では無効となっている。利用したいユーザーは機能をONにする必要があり、ディスプレイにインジケーターが表示されると有効になったことが確認できる。

搭載する睡眠センサーは、Motion Sense(Soli 低エネルギー レーダー テクノロジー)を活用しており、ディスプレイの最も近くにいる人の動きや呼吸に基づいて、カメラやウェアラブルを使用することなく、睡眠の長さや就寝スケジュールなど睡眠の質を解析できるとのこと。

また内蔵マイク、光センサー、温度センサーによって、咳やいびきなどの睡眠障害、周囲の明るさ、温度の変化などを検出。これらを組み合わせることで、睡眠に影響するものが何かを分析する。

解析した睡眠レポートは毎朝ディスプレイに表示。ほか、「OK Google, 昨日の睡眠はどうだった?」と話しかけることで、睡眠状況を表示し確認できるとのこと。またAndroid/iOS スマートフォン端末の「Google Fit」アプリと連携し、睡眠レポートをその他の健康情報と一緒に表示できる。

さらにユーザー自身の就寝スケジュールや就眠に関するアドバイスも提供。睡眠の解析を数日行うことで、睡眠状態について注目すべき点、それらが重要な理由、睡眠の改善に役立つ提案をまとめたレポートを表示する。

なお、カメラは搭載していないため、寝室にカメラ機能を置きたくない方でも安心して使えるとしている。

またMotion Senseは動きのみを検出し、体や顔は検出しない。さらに咳やいびきの音声データはデバイス内で処理され、Googleのサーバーには送信されず、パーソナライズド広告には使用されないという。またマイクを無効にする物理スイッチやMotion Sneseなどの設定により、いつでも睡眠センサーの無効化が可能で、睡眠データはいつでも確認および削除可能とのこと。

睡眠センサーは来年までプレビュー版として無料で利用できる。また今後は、スマートバンド「Fitbit」の睡眠トラッカー機能との連携も検討している。

睡眠センサーが無効状態でも、眠りと目覚めのサポートが行えるとしており、たとえば就寝時間にディスプレイの輝度を下げたり、「夜のおすすめ」ページから入眠を助ける音を選ぶことでリラックスした入眠を補助。起床時にはディスプレイの輝度とアラームの音量が徐々に上がる「めざましディスプレイ」が起動したり、Motion Senseを使って手の動作でアラームをスヌーズすることもできる。

YouTube MusicやSpotifyなどの音楽、ポッドキャスト、オーディオブックや、Netflix、Hulu、ABEMA、U-NEXT、YouTube Premiumなどの動画サービスも利用可能。クイックジェスチャーも搭載し、ディスプレイの前で手を動かすだけで、コンテンツの再生/一時停止が行える。

本体はエッジレス デザインを採用。カラーはChalk/Charcoalの2色展開で、どんな部屋にも馴染むデザインと説明している。また同社の持続可能性に関する取り組みに準じて、筐体の54%にリサイクル素材を用いている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX