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公開日 2021/09/30 06:30
【完全ワイヤレス特集 PART.6】ゲームや動画にぴったりなのは?
音の遅延が少なく、ゲームもYouTubeも快適!
完全ワイヤレスイヤホン300機種以上を様々なかたちで実際にテストしてきた専門誌が10個のテーマにわけて推薦商品へとナビゲート!芸術の秋、あなたの毎日を彩る相棒をぜひこの特集から探してみてください!
スマホでゲームやYouTubeなどの動画をワイヤレスで楽しんでいるときに、音の遅延が気になったことはありませんか?
Bluetooth接続の場合には、音声データを圧縮してから伝送する、というプロセスが必要なので、原理的にどうしても時間のロス=音の遅延が発生してしまいます。一般的なSBCコーデックの場合、約220msec(0.22秒)とされています。しかしそれを抑えることはできます。
たとえば遅延が少ないコーデック(aptX Low Latencyなど)で接続できるようにしたり、独自の通信技術によって、人間が感知できるとされる約70msec(0.07秒)未満にまで抑える対策をおこなっているメーカーもあります。
EPOS「GTW 270 Hybrid」¥26,800(税込)
ゼンハイザーから派生したゲーミングブランドが手がける完全ワイヤレスイヤホンで、お手持ちのスマホやPCと高品位コーデック(aptX Low Latency)で接続するためのUSB Type-Cドングルがパッケージになったアイテムです。
オウルテック「KPro01」直販サイト価格¥26,380(税込)
声優の小岩井ことりと共同開発した、有線接続でも使えてしまう画期的なケーブル着脱式の完全ワイヤレスイヤホン。有線で接続すれば遅延は当然ゼロ! 専用アプリでアップデートすることで、操作ガイドのボイスを変更できるのも魅力です。
RAZER「Hammerhead True Wireless Pro」¥24,980(税込)
ゲーミングブランドとして知られるRAZER(レイザー)のアクティブノイズキャンセリング搭載機。独自ワイヤレス技術によって、アプリでゲーミングモードに設定すれば、SBCやAACコーデックで接続した場合も遅延を約60msec(0.06秒)に抑えられます。
XROUND「AERO Wireless」¥OPEN(予想実売価格¥12,980前後)
iOS/Androidのデバイス問わず、独自の低遅延技術によって約50msec(0.05秒)にまで抑えることができるほか、3Dサラウンド技術に対応。さらにアップデートで個人の聴覚特性にあわせたカスタマイズまで可能になりました。ハイテク技術てんこ盛りです!
※この記事は「プレミアムヘッドホンガイドVOL.26」に掲載された、完全ワイヤレスイヤホン特集に一部、加筆・修正を加えた内容になります。