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公開日 2022/02/16 12:39
ソニーの新完全ワイヤレス「LinkBuds」は「サービスも重要」。“新しい音体験”創造を目指す
NianticやSpotify担当者も登壇
ソニーは、新コンセプトの完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds(WF-L900)」を2月25日に発売する。これに合わせてオンラインで発表会が実施された。
発表会では、ソニーの担当者に加えて、Nianticやマイクロソフト、Spofityといったパートナー企業も登壇。製品の紹介とともに、「新しい音体験の創造価値」についてトークが行われた。
LinkBudsは、穴があいた「リング型ドライバーユニット」を採用することで、周囲の音を聞きながらサウンドを楽しめるという製品。なお、スペック等の詳細は別記事でお伝えしている。
同社ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部 モバイルプロダクト事業部 モバイル商品企画部長 伊藤 博史氏は、製品について「オンラインとオフラインの両方に繋げられる製品」とアピール。オンライン会議に参加しながら隣の同僚と議論したり、周囲の音を聞きながらARゲームを楽しめるなど、新たな体験が可能だとしている。
また、ノイズキャンセリングモデル「WF-1000XM4」にも搭載する「統合プロセッサーV1」や、高音域を補完するDSEEにより、音質も追求しているとのこと。
同社ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部 モバイルプロダクト事業部長 中村 裕氏は「ウォークマンなどで聴くための有線で繋がれたヘッドホンが、スマホで聴くためのワイヤレス機器になり、今では音楽だけでなく、電話や会議といったオンラインでつながるための必需品となった」「次の進化として、従来の定義を超えた全く新しいヘッドホンがLinkBuds」だと説明する。なお、リングドライバーの構想自体は数年前からあったとのこと。
昨今ではZ世代を中心に “ながら聴き” が広まりつつあり、テレワークの普及によりこれがあらゆる世代のユーザーにも波及しているという。こういった状況に対して、開放的なリスニングスタイルでながら聴きができるLinkBudsは最適な製品だとアピールした。一方で、「新しい顧客価値の想像はハードウェアだけでない」と中村氏。「各企業のサービスと共創し、新しい体験を作り出していきたい」と今後の意気込みを語った。
発表会では先述のように、パートナー各社を招いたトークセッションが行われた。
まず、株式会社ナイアンティック 代表取締役社長 村井 説人氏は、「Nianticのビジョンは、みなさんが仲間と世界を探検するお手伝いをすること。提供しているサービスは現実世界と切っても切れないもので、この体験をより良いものにするためには音の要素がとても重要」とコメント。LinkBudsを使うことにより、「外部の音を聴きながら音を重ねることで、安全で新しい没入感のある体験が実現できる」と説明する。
同社はソニーとのパートナーシップを本日付けで発表しており、第一弾としては世界中を舞台にした陣取りゲーム「Ingress」に音のARを実装予定とのこと。これまでは映像のみで表現していたところを、陣営に近づくと音が出たり、どの陣営なのかを音で表現したりしていきたいという。
続いて、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 エンタープライズ製造事業本部長 渡辺 宣彦氏は、同社が開発する音声ガイドアプリ「Microsoft Soundscape」の日本語版が今日から提供開始することを紹介した。
同アプリは、目的地の情報を音声で提供することで、あらゆるユーザーが耳で情報を聴きながら街歩きができるというもの。LinkBudsの活用により「両手と耳の穴がフリーになり、より安全に街歩きを楽しめるような世界や環境を作れるのでは」と考えているという。
また近年では、リモートとオフィスを組み合わせたハイブリッドワークが広まりつつある。その中で、「外の音が聞こえるというLinkBudsは、ハイブリッドワークの可能性を広げていける」と、新たなワークスタイルの発展にも期待を寄せた。
また、スポティファイジャパン株式会社 代表取締役 トニー・エリソン氏は、「 “世界中の人々にいつでもどこでも音楽やトーク番組を届ける” というSpotifyのビジョンは、LinkBudsのビジョンと全く同一ではないかと感じた」とコメント。
「Spofity Tapを使うことで、こんなにシームレスに簡単にSpotifyを聴けるなんて。世界中のSpotifyユーザーに体験してほしい」と意気込みを語った。
発表会では、ソニーの担当者に加えて、Nianticやマイクロソフト、Spofityといったパートナー企業も登壇。製品の紹介とともに、「新しい音体験の創造価値」についてトークが行われた。
LinkBudsは、穴があいた「リング型ドライバーユニット」を採用することで、周囲の音を聞きながらサウンドを楽しめるという製品。なお、スペック等の詳細は別記事でお伝えしている。
同社ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部 モバイルプロダクト事業部 モバイル商品企画部長 伊藤 博史氏は、製品について「オンラインとオフラインの両方に繋げられる製品」とアピール。オンライン会議に参加しながら隣の同僚と議論したり、周囲の音を聞きながらARゲームを楽しめるなど、新たな体験が可能だとしている。
また、ノイズキャンセリングモデル「WF-1000XM4」にも搭載する「統合プロセッサーV1」や、高音域を補完するDSEEにより、音質も追求しているとのこと。
同社ホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ事業本部 モバイルプロダクト事業部長 中村 裕氏は「ウォークマンなどで聴くための有線で繋がれたヘッドホンが、スマホで聴くためのワイヤレス機器になり、今では音楽だけでなく、電話や会議といったオンラインでつながるための必需品となった」「次の進化として、従来の定義を超えた全く新しいヘッドホンがLinkBuds」だと説明する。なお、リングドライバーの構想自体は数年前からあったとのこと。
昨今ではZ世代を中心に “ながら聴き” が広まりつつあり、テレワークの普及によりこれがあらゆる世代のユーザーにも波及しているという。こういった状況に対して、開放的なリスニングスタイルでながら聴きができるLinkBudsは最適な製品だとアピールした。一方で、「新しい顧客価値の想像はハードウェアだけでない」と中村氏。「各企業のサービスと共創し、新しい体験を作り出していきたい」と今後の意気込みを語った。
発表会では先述のように、パートナー各社を招いたトークセッションが行われた。
まず、株式会社ナイアンティック 代表取締役社長 村井 説人氏は、「Nianticのビジョンは、みなさんが仲間と世界を探検するお手伝いをすること。提供しているサービスは現実世界と切っても切れないもので、この体験をより良いものにするためには音の要素がとても重要」とコメント。LinkBudsを使うことにより、「外部の音を聴きながら音を重ねることで、安全で新しい没入感のある体験が実現できる」と説明する。
同社はソニーとのパートナーシップを本日付けで発表しており、第一弾としては世界中を舞台にした陣取りゲーム「Ingress」に音のARを実装予定とのこと。これまでは映像のみで表現していたところを、陣営に近づくと音が出たり、どの陣営なのかを音で表現したりしていきたいという。
続いて、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 エンタープライズ製造事業本部長 渡辺 宣彦氏は、同社が開発する音声ガイドアプリ「Microsoft Soundscape」の日本語版が今日から提供開始することを紹介した。
同アプリは、目的地の情報を音声で提供することで、あらゆるユーザーが耳で情報を聴きながら街歩きができるというもの。LinkBudsの活用により「両手と耳の穴がフリーになり、より安全に街歩きを楽しめるような世界や環境を作れるのでは」と考えているという。
また近年では、リモートとオフィスを組み合わせたハイブリッドワークが広まりつつある。その中で、「外の音が聞こえるというLinkBudsは、ハイブリッドワークの可能性を広げていける」と、新たなワークスタイルの発展にも期待を寄せた。
また、スポティファイジャパン株式会社 代表取締役 トニー・エリソン氏は、「 “世界中の人々にいつでもどこでも音楽やトーク番組を届ける” というSpotifyのビジョンは、LinkBudsのビジョンと全く同一ではないかと感じた」とコメント。
「Spofity Tapを使うことで、こんなにシームレスに簡単にSpotifyを聴けるなんて。世界中のSpotifyユーザーに体験してほしい」と意気込みを語った。