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公開日 2024/04/11 10:00
STAX、静電型ヘッドホン新入門機「SR-X1」。専用ドライバーユニットとのセット「SRS-X1000」も
新設計の中型円形ユニットを搭載
スタックスは、静電型ヘッドホンの新エントリーモデル「SR-X1」と、同製品に専用ドライバーユニットをセットにした「SRS-X1000」を5月9日に発売する。価格は「SR-X1」単体が66,000円で、「SRS-X1000」が121,000円(ともに税込)。
「SR-X1」は、同社が“静電型イヤースピーカー”と呼ぶ静電ヘッドホンの新たなエントリー機。発音体に新設計の中型円形ユニットを搭載するなどしている。2月に開催された「冬のヘッドフォン祭り mini」にて参考展示されていたモデルが正式に発表された格好だ。
デザイン面では歴代のイヤースピーカー「SR-1」「SR-X」をモチーフとしたヘリテージデザインを採用。「本物の静電型の音を次の世代へ届ける」という思いを込めという。
音質の基本となる発音体には、上述のとおり新設計の中型円形ユニットを搭載。静電型の持ち味であるフラットでニュートラルな再現性が特徴だという。
また、従来モデルに比べ、発音ユニットを筐体内にダイレクトに配置したほか、各パーツ間の継ぎ目を極力少なくすることで、正確で芯のある音を獲得したと同社は説明。開放面のバックスリット構造は厚みを均一にせず、滑らかな曲線形状とすることで、音波をスムースに外へと透過させ、歪みを低減させることを狙ったのだという。そのほか、機構面ではリケーブル構造を採用している。
不要共振の抑制を図るため、フレーム構造に金属素材を採用。従来のエントリー機では見落とされがちだったアークAssyの剛性面もアップデートしたと説明している。
金属素材を積極的に採用してアークとヘッドパッドを一体化したことは軽量化にも寄与。長時間のリスニングでも聞き疲れしにくいよう配慮している。
イヤーパッドは肌触りの良いシープスキン(羊皮)を採用。内部はメモリーフォームを新採用し、さらなるフィット感の向上を図っている。
再生周波数帯域は7Hz-41kHzで、静電容量は110pF(付属ケーブルを含む)、インピーダンスが145kΩ(10kHzにて付属ケーブルを含む)。音圧感度は101dB/100Vr.m.s.入力/1kHz、バイアス電圧はDC580V。本体質量は234g。付属ケーブルはOFC平行6芯構造で、ケーブル長は2.5m。
「SRS-X1000」は、上記「SR-X1」に新開発の小型ドライバーユニット「SRM-270S」を組み合わせたセットモデル。ドライバーユニット「SRM-270S」は、RCAピンジャックの高品位化、3mm厚フロントアルミパネル、サイズアップし放熱効果を高めたアルミ押し出しケースの採用など、旧モデル「SRM-252S」から設計のアップデートを図っている。
アンプ初段には最新のローノイズFETを選別して採用し、出力段にはブラッシュアップしたというエミッタフォロワー回路を搭載。「近年のドライバー開発の流れを汲む最新の設計ノウハウをコンパクトな筐体に凝縮した」とアピールしている。
入出力にはパラレルアウト端子を搭載。様々なシステムに組み合わせやすいように配慮している。
定格入力レベルは125mV(100V出力時)で、利得が58dB。高調波歪は0.01%以下(1kHz、100Vr.m.s. 出力時)、入力インピーダンスは25kΩ、最大出力電圧が280Vr.m.s.で、バイアス電圧はDC580V。外形寸法は132Wx38Hx153Dmmで、質量が540g。RCAケーブルが付属する。
■静電型イヤースピーカー新世代入門機「SR-X1」
「SR-X1」は、同社が“静電型イヤースピーカー”と呼ぶ静電ヘッドホンの新たなエントリー機。発音体に新設計の中型円形ユニットを搭載するなどしている。2月に開催された「冬のヘッドフォン祭り mini」にて参考展示されていたモデルが正式に発表された格好だ。
デザイン面では歴代のイヤースピーカー「SR-1」「SR-X」をモチーフとしたヘリテージデザインを採用。「本物の静電型の音を次の世代へ届ける」という思いを込めという。
音質の基本となる発音体には、上述のとおり新設計の中型円形ユニットを搭載。静電型の持ち味であるフラットでニュートラルな再現性が特徴だという。
また、従来モデルに比べ、発音ユニットを筐体内にダイレクトに配置したほか、各パーツ間の継ぎ目を極力少なくすることで、正確で芯のある音を獲得したと同社は説明。開放面のバックスリット構造は厚みを均一にせず、滑らかな曲線形状とすることで、音波をスムースに外へと透過させ、歪みを低減させることを狙ったのだという。そのほか、機構面ではリケーブル構造を採用している。
不要共振の抑制を図るため、フレーム構造に金属素材を採用。従来のエントリー機では見落とされがちだったアークAssyの剛性面もアップデートしたと説明している。
金属素材を積極的に採用してアークとヘッドパッドを一体化したことは軽量化にも寄与。長時間のリスニングでも聞き疲れしにくいよう配慮している。
イヤーパッドは肌触りの良いシープスキン(羊皮)を採用。内部はメモリーフォームを新採用し、さらなるフィット感の向上を図っている。
再生周波数帯域は7Hz-41kHzで、静電容量は110pF(付属ケーブルを含む)、インピーダンスが145kΩ(10kHzにて付属ケーブルを含む)。音圧感度は101dB/100Vr.m.s.入力/1kHz、バイアス電圧はDC580V。本体質量は234g。付属ケーブルはOFC平行6芯構造で、ケーブル長は2.5m。
■新開発の小型ドライバーユニットをセットにした「SRS-X1000」
「SRS-X1000」は、上記「SR-X1」に新開発の小型ドライバーユニット「SRM-270S」を組み合わせたセットモデル。ドライバーユニット「SRM-270S」は、RCAピンジャックの高品位化、3mm厚フロントアルミパネル、サイズアップし放熱効果を高めたアルミ押し出しケースの採用など、旧モデル「SRM-252S」から設計のアップデートを図っている。
アンプ初段には最新のローノイズFETを選別して採用し、出力段にはブラッシュアップしたというエミッタフォロワー回路を搭載。「近年のドライバー開発の流れを汲む最新の設計ノウハウをコンパクトな筐体に凝縮した」とアピールしている。
入出力にはパラレルアウト端子を搭載。様々なシステムに組み合わせやすいように配慮している。
定格入力レベルは125mV(100V出力時)で、利得が58dB。高調波歪は0.01%以下(1kHz、100Vr.m.s. 出力時)、入力インピーダンスは25kΩ、最大出力電圧が280Vr.m.s.で、バイアス電圧はDC580V。外形寸法は132Wx38Hx153Dmmで、質量が540g。RCAケーブルが付属する。