• ブランド
    特設サイト
公開日 2024/07/13 17:42

<ポタフェス>Mastroaudio、木製プレートのイヤホン/qdcがUSB-DACを参考出展

Luminox Audioからイヤホン登場
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
イヤホンを始めとするポータブルオーディオ関連ブランドが集うイベント「ポタフェス 2024夏 秋葉原」が開幕した。

本記事ではアユートが取り扱う「Mastroaudio」「qdc」「ULTRAZONE」「Luminox Audio」ブランドを中心に、新製品や未発表製品の情報などをレポートしていく。

■Mastroaudioから木製プレートのイヤホン



Mastroaudioからは、同社IEMシリーズの新モデルとして「MA910SR Wood」を参考出品。秋のイベントに合わせて発売予定だそうだ。価格は既存モデル「MA910SR」より少し高い程度だという。

「MA910SR Wood」

新モデルはMA910SRの追加バリエーションとなり、ドライバー等の仕様は同様。具体的には、10mmグラフェンコートダイナミックドライバーと、9mmのパッシブ型セラミックコートトゥイーター「RST(Reactive Sympathetic Tweeter)」を1基搭載する。

特徴となるプレートは、材質にこだわりつつ職人と選定を行った、国内産の杉材を採用。ウッド素材だが音をウォームにすることなく、抜けがよく広い音場を実現したという。なお、高性能音響補正デバイス「HDSS」は搭載しない。

プレートに木材を採用したのは、広い音場を実現するためとのこと。採用する木材は、繊維質のねじれが少なく、これによって木材が吸音材のような役目を果たすという。この木材の使い方については特許を取得しているそうだ。

■qdcからUSB-DAC参考出展。新イヤホンも



qdcのブースでは参考出品として、ポータブルUSB-DAC「QD1 USB DAC」を用意。秋くらいの発売を予定しているという。価格は未定。

「QD1 USB DAC」

接続はUSB Type-Cで、DACにはCS43198をデュアル搭載する。また、出力端子には3.5mmと4.4mmを装備。ハイゲインとローゲインの切り替えも行えるとのこと。

同じく参考出展では、ハイエンドイヤホン「WHITE TIGER II」もラインナップ。こちらは日本限定の数量モデルであった「WHITE TIGER」をグローバル向けに展開するにあたり、新たな型番で展開するかたちだという。

「WHITE TIGER II」

そのためフェイスプレートのデザインは異なるものの、内部のスペックについてはWHITE TIGERと同様。価格もWHITE TIGER同じ19万8,000円を予定しており、発売は8月になるとのことだった。

またqdcでは「SUPERIOR」の日本限定カラーである「Rondo Purple」が開催同日の7月13日に発売。ブースにも早速実機が展示されていた。

「SUPERIOR Rondo Purple」

ちなみに本機のアンバサダーとして、『アイドルマスター』のキャラクターである神谷奈緒を起用しているとのこと。会場ではキャラクターが描かれたクリアファイルも無料配布されていた。

なおクリアファイルは、ポタフェス初日の開始1時間時点で、当日分の半分まで配布したとのこと。7月14日の分もあるそうだが、気になる方は早めの時間に訪れたほうがいいかもしれない。

クリアファイルが無料配布

■ULTRASONEから密閉型および開放型ヘッドホンが登場



ULTRASONEでは、密閉型ヘッドホン「Signature FUSION」と開放型ヘッドホン「Signature FUSION Open Back」を参考出展していた。

「Signature FUSION Open Back」(左)、「Signature FUSION」(右)

どちらも発売は秋ごろで、価格は7万円前後になるという。ドライバーには、45mmのチタンプレイテッド・マイラー・ダイナミックドライバーを採用する。また、独自技術のS-Logic 3も備える。

S-Logic 3を搭載(画像はFUSION Open Backのもの)

説明員によると、FUSIONについては通常の楕円形ハウジングだが、FUSION Open Backについては、珍しく正円形のハウジングを採用しているという。また、ケーブルは4.4mmバランスと3.5mmアンバランスが付属するとのこと。

左がFUSION Open Back

■Luminox Audioから新たにイヤホン2モデルが参考出展



Luminox Audioでは、「まだ何も決まっていない」という2種類のイヤホンが参考出展。年内に発売できるかも未定だそうだ。ただし価格は5万円前後で考えているとのこと。

3ドライバーの参考出展モデル

5ドライバーの参考出展モデル

2種類はどちらもハイブリット型ドライバーを採用。1つはダイナミック1基+BA4基の片側5ドライバー、もう1つはダイナミック1基+BA2基の片側3ドライバーとなっている。

また同ブースでは、冬のポタフェスでも展示していたバランスリケーブル「Luminox 4.4」も参考出展。価格は30 - 40万円、年内には発売したいという。

「Luminox 4.4」

プラグ部分の形状を改良した

前の出展時からアップデートが行われており、端子の根元部分に段差がつけられている。これによって、ケースを装着したプレーヤーでもプラグを奥まで差し込めるようになった。

■ELETECHとFlipearsのブースにも新製品



アユートのブースに隣接するELETECHのブースには、新たなリケーブル「ARISTOLE」と「EUCLID」が新製品として展示。前者は12 - 13万くらい、後者は15万円くらいで、来月発売するという。

また同ブースには、イヤーピース「BAROQUE」の新モデルとして、完全ワイヤレスイヤホン向けバージョン、AirPods向けバージョンも新製品として展示。通常のBAROQUEについても、従来はS/M/Lの3サイズだったところ、MS/ML/XLを追加するとのことだった。

「ARISTOLE」(手前左)、「EUCLID」(手前右)

イヤーピース「BAROQUE」シリーズ

また隣にあるFlipearsのブースでは2種類のプロトタイプが参考出展。どちらもノズルにステンレスを採用することが特徴で、今年中に発売したいという。ただしそれ以上の詳細は決まっておらず、来場者のフィードバックをもとに改善していきたいそうだ。

2種類のイヤホンのプロトタイプが展示

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX