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公開日 2024/09/12 07:00

JBL初のAVアンプ「MAシリーズ」9/26発売。上位機「MA9100HP」は25.3万円

価格や発売日が明らかに
発売編集部:松原ひな子
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ハーマンインターナショナルは、JBLブランドから、クラスDアンプを搭載したAVアンプ “MAシリーズ” 2機種を9月26日に発売する。価格とラインナップは以下の通り。

・9.2ch AVアンプ「MA9100HP」:253,000円(税込)
・7.2ch AVアンプ「MA710」:121,000円(税込)

「MA9100HP」

「MA710」

MAシリーズは同ブランド初となるAVアンプ。前日に開催した発表会で存在を明かしていたモデルの発売日や価格が正式発表された格好だ。

同社は、近年の映画館の年間興行収入や、動画配信サービスにおけるDolby Atmos対応作品の増加から、趣味として映像コンテンツを楽しむためのサービスが充実してきていると指摘。デジタルからアナログまで多様化が拡大している現代のコンテンツにおいて、自宅での音体験をより楽しむために発売するのがMAシリーズのAVアンプとアピールした。

またMAシリーズの発売と同時に、同社のスピーカーシステム “STAGE 2シリーズ” に新色Latteを追加。AVアンプとの組み合わせによって、音楽のステレオ再生はもちろん、本格的なマルチチャンネルシステムとして、あらゆるニーズに対応するとした。

リビングでの使用イメージ

両機種はユースケースや使いやすさを極限まで考慮し、直感的な操作が可能なUIと、シンプルなプロダクトデザインを施したという。高効率かつ低ノイズなクラスDアンプを搭載し、全チャンネルにハイパワーを供給するとしている。

MA9100HPはシリーズの上位モデルに位置付けられ、最大9.2chのプロセッシングに対応するクラスDアンプ。定格出力は2ch駆動時(0.5% THD)で140W(8Ω)/240W(4Ω)。

8K/60Hz、4K/120Hzの入出力に加えて、Dolby Vision、HDR 10+といったHDRフォーマットや、VRR、ALLMといったゲーミング向け機能に対応。音声はDolby Atmos、DTS;Xのほかマルチチャンネルフォーマットもカバーする。

機能面では、音声補正機能として「EZ Set EQ」アプリに対応。スマートフォンのマイクを用いて手軽に部屋の音環境を最適化するという。また別途ライセンスを取得することで、より高度な室内環境補正機能「Dirac Live」を利用することも可能。ネットワークはWi-Fi(2.4/5GHz)ならびにBluetooth Ver.5.3をサポートする。

「MA9100HP」本体の内部イメージ

本体のフロントパネルは要素を厳選して構成し、直観的かつ快適な使用感を実現したという。液晶ディスプレイは後述のMA710より大きく、再生する音源のジャケット画像も表示できる。

リモコンのボタンもシンプルなものに

さらに、付属のリモコンもシンプルなUIに仕上げ、初めてAVアンプを触るユーザーにとっても扱いやすい設計にしたと同社は説明。本体カラーはホワイトのみで、モダンインテリアと調和し、圧迫感を感じることなく音楽や映画を楽しめるとアピールする。

HDMI端子は入力を6系統と出力を2系統装備し、うち1基がeARC対応。そのほかの端子類はデジタル入力に光、同軸、USB Type-Aを1系統ずつ、アナログ入力にRCA 2系統とフォノ(MM)を1系統を搭載。ステレオゾーン2および、サブウーファー2系統のプリアウトも備えている。

「MA9100HP」背面

外形寸法は432W×135H×396.4Dmm、質量は7.6kg。

MA710は、よりコンパクトなモデルとしてラインナップ。最大7.2chのプロセッシングに対応するクラスDアンプで、定格出力は2ch駆動時(0.5% THD)で110W(8Ω)/160W(4Ω)。

ほか基本スペックは上位モデルを踏襲。8K/60Hz、4K/120Hzの入出力に加えて、Dolby Vision、HDR 10+といったHDRフォーマット、VRR、ALLMといったゲーミング向け機能、音声もDolby Atmos、DTS;Xのほかマルチチャンネルフォーマットに対応する。

「MA710」本体の内部イメージ

音声補正機能は「EZ Set EQ」アプリにのみ対応。ネットワークはWi-Fi(2.4/5GHz)ならびにBluetooth Ver.5.3をサポートする。

本体フロントパネルのボタン構成は上位モデルと同様で、直観的かつ快適なユーザーエクスペリエンスを実現するというシンプルデザイン。液晶ディスプレイのジャケット表示機能はMA9100HPのみに搭載される。こちらもカラーはホワイトのみ。

HDMIは入力が6系統で出力は1系統(eARC対応)。そのほかデジタル入力端子に光、同軸、USB Type-Aを1系統ずつ、アナログ入力にRCA 2系統とフォノ(MM)1系統を搭載する点はMA9100HPと同等。ステレオゾーン2および、サブウーファー×2のプリアウトにも対応する。

「MA710」背面

外形寸法は432W×109.9H×347.6Dmm、質量は6.3kg。

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