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ガジェット 公開日 2022/09/21 15:03
「最大4倍高速」の新世代GeForce RTX 4090、10月12日発売
RTX 4080は約13万円、4090は約23万円から
NVIDIAが、ゲーム向けの最新GPU製品GeForce RTX 4080および4090を発表した。NVIDIAは、前世代のRTX 30シリーズに比べて最大でおよそ4倍も処理が高速になったと主張している。
新開発の「Ada Lovelace」アーキテクチャーを採用しており、レイトレーシング性能が大幅に向上したとのこと。またTSMCとの共同開発による新たな「4N」製造プロセスによって、RTX 30シリーズよりも電力効率が最大2倍高くなっているという。
NVIDIAの説明によると、今回発表された中で最上位のRTX 4090の価格は1599ドル(約23万円)からで、その性能は既存モデル最上位のRTX 3090 Tiよりも2〜4倍高速化しているとのこと。ベースクロック2.23GHz(最大2.52GHz)で動作するCUDAコア数は16,384個にのぼり、メモリーにはGDDR6X 24GBを搭載している。
NVIDIAいわく、消費電力はRTX 30世代と同程度になるとのことだが、RTX 4090をRyzen 5900X CPUと組み合わせてPCを組む場合、少なくとも850W電源を使用するよう推奨している。発売は10月12日。
RTX 4080のほうも、既存モデルRTX 3080 Tiに対し最大で4倍の性能向上を実現したとのこと。GDDR6Xメモリーを16GB搭載するモデルが1199ドル(約17万2000円)、12GB搭載版が899ドル(約13万円)。CUDAコア数は12GBモデルが7,680個、16GBモデルが9,728個となっている。なお、12GB版は16GB版に比べてクロック周波数が100MHzほど高くなっている。NVIDIAは、RTX 4080の12GBモデルには700W、16GBモデルは750W以上の電源を推奨している。こちらはRTX 4090からやや遅れて11月の発売になる。
RTX 40世代のビデオカードには、ゲームプレイを最大8K、60HzのHDR映像としてキャプチャーする新しいShadowPlay機能が用意されている。またAV1コーデックを使用したライブ配信の効率性を向上したとのこと。
Ada Lovelaceアーキテクチャーで注目されるのは、AIを活用したレンダリング技術であるDeep Learning Super Resolution(DLSS)の最新バージョン、DLSS 3だろう。DLSSは負荷の大きなレイトレーシング機能を純粋にGPUパワーだけで描画するのでなく、その処理性能に影響することなく新しいフレームを生成することで、CPUおよびGPUをより効率的に動作させることが可能だ。
DLSS 3の説明では、例としてマイクロソフトの『Flight Simulator』をRTX 4090で動作させた場合、DLSS 3のおかげでフレームレートがほぼ2倍、『Cyberpunk 2077』では最大4倍に向上するとした。NVIDIAによれば、DLSS 3は10月の最初のゲームを皮切りに、まずは35タイトル以上のゲームやアプリで使用される予定とのこと。
RTX 4080および4090を搭載するビデオカード製品は、Asus、Colorful、Gainward、Galaxy、Gigabyte、INNO3D、MSI、Palit、PNY、Zotacといったおなじみのメーカーから発売が予定されている。
Source: NVIDIA(1), (2)
via: Ars Technica, The Verge
新開発の「Ada Lovelace」アーキテクチャーを採用しており、レイトレーシング性能が大幅に向上したとのこと。またTSMCとの共同開発による新たな「4N」製造プロセスによって、RTX 30シリーズよりも電力効率が最大2倍高くなっているという。
NVIDIAの説明によると、今回発表された中で最上位のRTX 4090の価格は1599ドル(約23万円)からで、その性能は既存モデル最上位のRTX 3090 Tiよりも2〜4倍高速化しているとのこと。ベースクロック2.23GHz(最大2.52GHz)で動作するCUDAコア数は16,384個にのぼり、メモリーにはGDDR6X 24GBを搭載している。
NVIDIAいわく、消費電力はRTX 30世代と同程度になるとのことだが、RTX 4090をRyzen 5900X CPUと組み合わせてPCを組む場合、少なくとも850W電源を使用するよう推奨している。発売は10月12日。
RTX 4080のほうも、既存モデルRTX 3080 Tiに対し最大で4倍の性能向上を実現したとのこと。GDDR6Xメモリーを16GB搭載するモデルが1199ドル(約17万2000円)、12GB搭載版が899ドル(約13万円)。CUDAコア数は12GBモデルが7,680個、16GBモデルが9,728個となっている。なお、12GB版は16GB版に比べてクロック周波数が100MHzほど高くなっている。NVIDIAは、RTX 4080の12GBモデルには700W、16GBモデルは750W以上の電源を推奨している。こちらはRTX 4090からやや遅れて11月の発売になる。
RTX 40世代のビデオカードには、ゲームプレイを最大8K、60HzのHDR映像としてキャプチャーする新しいShadowPlay機能が用意されている。またAV1コーデックを使用したライブ配信の効率性を向上したとのこと。
Ada Lovelaceアーキテクチャーで注目されるのは、AIを活用したレンダリング技術であるDeep Learning Super Resolution(DLSS)の最新バージョン、DLSS 3だろう。DLSSは負荷の大きなレイトレーシング機能を純粋にGPUパワーだけで描画するのでなく、その処理性能に影響することなく新しいフレームを生成することで、CPUおよびGPUをより効率的に動作させることが可能だ。
DLSS 3の説明では、例としてマイクロソフトの『Flight Simulator』をRTX 4090で動作させた場合、DLSS 3のおかげでフレームレートがほぼ2倍、『Cyberpunk 2077』では最大4倍に向上するとした。NVIDIAによれば、DLSS 3は10月の最初のゲームを皮切りに、まずは35タイトル以上のゲームやアプリで使用される予定とのこと。
RTX 4080および4090を搭載するビデオカード製品は、Asus、Colorful、Gainward、Galaxy、Gigabyte、INNO3D、MSI、Palit、PNY、Zotacといったおなじみのメーカーから発売が予定されている。
Source: NVIDIA(1), (2)
via: Ars Technica, The Verge