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フランスのスタートアップRollkersが、米ラスベガスで行われた家電見本市CES 2023に出展した「Rollkers」の商品化を目指している。Rollkersとは、靴底に装着するタイプのゴムクローラー式ローラーブレードのようなもので、センサーによって歩くときだけ駆動力を発生し、通常の約2倍の速度で歩けるようにするウェアラブルなガジェットだ。
Rollkersでは、搭載するセンサー類が歩行動作を検出してモーターを制御し、最大約11km/hの速度を通常の歩行に加えることができる。センサーは歩行時の足運びを常に把握し、それに応じてモーターの出力を調整することでユーザーの安定性を保つようになっている。もちろん立ち止まっていればモーターは動かないので、使用者は単純に歩くだけ、しかもスムーズに速度が速くなるというわけだ。感覚的には、いわゆる「動く歩道」の上を歩いている状態に近いかもしれない。
歩行のしやすさも考慮されており、ゴムクローラー部は靴底の前方と後方に分かれていて、地面を蹴る動作の際に足裏(細かく言うと母指内転筋横頭部分)で踏ん張りが効くようになっている。
ただ、Rollkersの重さは約4.5kgあり、足を持ち上げるような動作をするときは多少の重量を感じるかもしれない。また搭載バッテリーはフル充電で約30分使用できるとのことなので、30分を超えて長時間歩き続けるような用途には不向きかもしれない。それほど遠くない職場への通勤などには良さそうだ。
Rollkers社は目下、このガジェットを生産するサードパーティのメーカーを探しているところだ。販売価格は約700ドル(約9万円)を想定しているとのこと。
ちなみに、昨年10月にはクラウドファンディングサービスKickstarterで “早歩きシューズ” こと「Moonwalkers」がキャンペーンを実施していた。こちらはキャタピラではなく多数の車輪で安定度を高めているのが見た目の違いだが、できることはRollkersとほぼ同じで、市販バージョンは約1400ドルを予定している。
Source: Rollkers
via: New Atlas
Rollkersでは、搭載するセンサー類が歩行動作を検出してモーターを制御し、最大約11km/hの速度を通常の歩行に加えることができる。センサーは歩行時の足運びを常に把握し、それに応じてモーターの出力を調整することでユーザーの安定性を保つようになっている。もちろん立ち止まっていればモーターは動かないので、使用者は単純に歩くだけ、しかもスムーズに速度が速くなるというわけだ。感覚的には、いわゆる「動く歩道」の上を歩いている状態に近いかもしれない。
歩行のしやすさも考慮されており、ゴムクローラー部は靴底の前方と後方に分かれていて、地面を蹴る動作の際に足裏(細かく言うと母指内転筋横頭部分)で踏ん張りが効くようになっている。
ただ、Rollkersの重さは約4.5kgあり、足を持ち上げるような動作をするときは多少の重量を感じるかもしれない。また搭載バッテリーはフル充電で約30分使用できるとのことなので、30分を超えて長時間歩き続けるような用途には不向きかもしれない。それほど遠くない職場への通勤などには良さそうだ。
Rollkers社は目下、このガジェットを生産するサードパーティのメーカーを探しているところだ。販売価格は約700ドル(約9万円)を想定しているとのこと。
ちなみに、昨年10月にはクラウドファンディングサービスKickstarterで “早歩きシューズ” こと「Moonwalkers」がキャンペーンを実施していた。こちらはキャタピラではなく多数の車輪で安定度を高めているのが見た目の違いだが、できることはRollkersとほぼ同じで、市販バージョンは約1400ドルを予定している。
Source: Rollkers
via: New Atlas