• ブランド
    特設サイト
ガジェット 公開日 2023/06/16 17:11

そこにiは…もうない。インテルがCore iを「Core」「Core Ultra」に変更

よりわかりやすくなる?
Gadget Gate
Munenori Taniguchi
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
インテルが、コンシューマー向けCPU製品の名称をリブランド、「Core i」シリーズの「 i 」 の文字を無くして「Core」および「Core Ultra」ファミリーの名前での展開に変更する。

この変更は今後発売されるMeteor Lake世代のプロセッサーから適用される。5月には、Intelのグローバルコミュニケーション担当ディレクターBernard Fernandes氏がTwitter上で変更を予告していた。

たとえば、現在の命名規則でCore i9-14900Kという名の製品があったとすれば、新しいルールではCore 9 14900K、またはCore Ultra 9 14900Kといった名前に変わる。記事執筆時点では、インテルはメインストリーム層のCoreファミリーとプレミアム層のCore Ultraファミリーがどこで線引きされるかは明確ではない。ただ、CoreファミリーがCore 3 / 5 / 7で展開されるのに対し、Core UltraファミリーはCore Ultra 5 / 7 / 9になる。

なおインテルは、正確にはCore 7やCore Ultra 7など製品セグメントを表す部分と、モデルナンバー(14900Kの部分)の間にprocessorを挟み「Core 9 processor 14900K」のように表記するのが正式としている。わざわざ書かなくてもわかるProcessorを、インテル以外のメディアや一般消費者が表記することはあまりなさそうだ。

またインテルは、これまではCoreの前には「インテル第13世代Core i7〜」というように社名と世代を示していたが、この「第xx世代」も、新しいルールでは省略される。これに関しては、モデルナンバーの最初の2桁が世代数を表しているので困ることはないだろう。全体的に新しい名称は、AMDのコンシューマー向けCPUの命名規則(例:Ryzen 9 7950X)に似通った表記の仕方になると思えば良さそうだ。

このタイミングでのCPUの命名規則変更に関して、インテルは今後展開する新しいCPUファミリーの飛躍的刷新に伴うものだと説明している。2019年ごろから改良を重ねてきた現在の第13世代Coreアーキテクチャー(Raptor Lake)に対し、新世代のCPUが「新しいIntel 4プロセス ノードで製造された最初のクライアントプロセッサ」(Meteor Lake)になるとしており、AIコアのIntel AI Boostや、チップセット3D積層技術Foverosといった技術を採用する。

さらに統合GPUについても、これまでのIris Xeから、Alchemistアーキテクチャーをベースとしたチップに変更となり、大幅な「電力効率とグラフィックス パフォーマンスの向上」を実現するモデルへとアップデートされることから、命名規則についても変更を加えたという。

ちなみに、インテルはCoreファミリーよりも下位層に位置したPentiumやCereronといった、往年のPCユーザーにはなじみ深いブランド名は2022年に廃止し、単純に「Intel Processor N200」「Intel N200」などのように表記・呼称されるようになっている。

Source: Intel
via: Tom's Hardware

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「Amazon プライムデー」本セールが7月16日0時からついにスタート!安くなるものを事前チェック!
2 ヨドバシやビック、Amazonプライムデーより安い超特価セール実施中!見比べないと損をする
3 【レビューあり】Amazonプライムセール、JBLの人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!
4 Amazonプライムデー先行セールで「半額」「半額以下」で買えちゃうイヤホン・ヘッドホン
5 Amazonプライムデー、FireTV Stick 4K/4K Maxが過去セール超えの大幅割引中
6 Amazonプライムデー、オーディオテクニカのTWS、ヘッドホン、マイクが多数お買い得に!
7 Amazonプライムデー、読み放題・聴き放題などサブスクも無料に! 登録すべきキャンペーンまとめ
8 Prime Videoの有料チャンネル「アニメタイムズ」が60日間無料。7/17まで
9 ノジマとオーディオスクエアのシナジーで“テレビの音の最適解”を案内。存在感を増すネットワーク&HDMI対応アンプ
10 <ポタフェス>FIIOやiFi audioに「本邦初公開」多数/Noble Audio「FoKus TRIUMPH」は今夏発売
7/16 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.193
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX