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アップルのiPhone SE 第4世代モデル、通称「iPhone SE 4」は、開発中止と再開の噂が交互に繰り返されている。その最新情報として、国際金融グループBarclaysのアナリストらが「アップルが2024年内にiPhone SE 4を投入する可能性は低い」と述べている。
Barclays所属のBlayne Curtis氏とTom O’Malley氏は研究ノートのなかで、アップルが来年(2024年)新型iPhone SEを発売しないという決定は、噂の自社製5Gモデムがすぐに準備できないことを示す可能性があるという。これにより、iPhoneにモデムチップを独占供給しているクアルコムに利益がもたらされる見通しとのことだ。
この予想は、他の情報源やアナリストらの見解とも概ね一致している。アップルは数年前から社内でモデム開発に取り組んでいると噂され、その動きは2019年にインテルのスマートフォンモデム事業の大半を買収したことで本格化したとみられている。
今年2月には著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、アップルはiPhone SE 4の開発を再開し、独自開発5Gモデムを搭載する初のiPhoneになると述べていた。まず安価なiPhone SE 4に独自モデムを搭載して様子見し、上手く行けばフラグシップ機にも採用を広げるという戦略である。
また4月には、Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏が同様の見解を示しつつ、iPhone SE 4は2025年に発売予定と主張していた。ほぼ同じ時期、Kuo氏も自社開発5Gモデムの量産が早くても2025年になるとしつつも、iPhone SE 4は検証テストに使われるサンプル機の可能性があり、現時点では量産・販売の可能性はないとも述べている。
いずれにせよ、アップル社内で独自開発モデムとiPhone SE 4はセットで扱われているという点では一致しているようだ。
以前Kuo氏は、iPhone SE 4は「iPhone 14標準モデルのマイナーチェンジ版」になると主張していた。つまり6.1インチの有機ELディスプレイとFace IDを搭載するということだ。
一時はiPhone XRベースになるとの説もあったが、XRは2021年9月に販売終了していることから、もはや部品の在庫や生産ラインがないのかもしれない。
Source: MacRumors
Barclays所属のBlayne Curtis氏とTom O’Malley氏は研究ノートのなかで、アップルが来年(2024年)新型iPhone SEを発売しないという決定は、噂の自社製5Gモデムがすぐに準備できないことを示す可能性があるという。これにより、iPhoneにモデムチップを独占供給しているクアルコムに利益がもたらされる見通しとのことだ。
この予想は、他の情報源やアナリストらの見解とも概ね一致している。アップルは数年前から社内でモデム開発に取り組んでいると噂され、その動きは2019年にインテルのスマートフォンモデム事業の大半を買収したことで本格化したとみられている。
今年2月には著名アナリストMing-Chi Kuo氏が、アップルはiPhone SE 4の開発を再開し、独自開発5Gモデムを搭載する初のiPhoneになると述べていた。まず安価なiPhone SE 4に独自モデムを搭載して様子見し、上手く行けばフラグシップ機にも採用を広げるという戦略である。
また4月には、Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏が同様の見解を示しつつ、iPhone SE 4は2025年に発売予定と主張していた。ほぼ同じ時期、Kuo氏も自社開発5Gモデムの量産が早くても2025年になるとしつつも、iPhone SE 4は検証テストに使われるサンプル機の可能性があり、現時点では量産・販売の可能性はないとも述べている。
いずれにせよ、アップル社内で独自開発モデムとiPhone SE 4はセットで扱われているという点では一致しているようだ。
以前Kuo氏は、iPhone SE 4は「iPhone 14標準モデルのマイナーチェンジ版」になると主張していた。つまり6.1インチの有機ELディスプレイとFace IDを搭載するということだ。
一時はiPhone XRベースになるとの説もあったが、XRは2021年9月に販売終了していることから、もはや部品の在庫や生産ラインがないのかもしれない。
Source: MacRumors