公開日 2010/10/20 11:15
1万円以下でゲットできる「超多機能」USBオーディオを発見!その音質と機能に迫る
USB-DACとしてだけでなく録音にも活用可能
■長い歴史を持つ世界的ブランド「クリエイティブ」
PC用サウンドボードとして世界的な知名度を誇る「Sound Blaster」シリーズを軸に、携帯音楽プレーヤー「ZEN」シリーズなど、リーズナブルな価格でありながら充実した機能性、コストパフォーマンスの高さで高い支持を集めるクリエイティブ。
1981年にシンガポールで創業した同社は、設立当初からマルチメディアとPCの関連性を見据えており、PCサウンドのリーディングカンパニーとして、その存在は揺ぎ無いものになっている。
特に「Sound Blaster」シリーズは、全世界で2億人以上のユーザーから愛用されており、いわばサウンドカードの標準機として認知されている。
ここ日本でも『BCN AWARD』サウンド関連ボード部門で11年連続No.1を獲得。ちなみに筆者が初めて手に入れた、Windows95時代のPCに用意したサウンドボードも同社の「Sound Blaster」であった。「Sound Blaster」ならば動作の安定性が高いという信頼が、その当時からあったのだ。
■多機能オーディオインターフェースは付属ソフトも充実
今回レビューする「Sound Blaster Digital Music Premium HD」は、「Sound Blaster」シリーズのUSBオーディオインターフェース。価格は8,900円だ。USB2.0端子を備え、96kHz/24ビットのハイレゾリューション音声の入力に対応しているが、それだけではなくΦ6.3mmのフォーンジャックによるダイナミック・マイク入力(エレクトレット・コンデンサー・マイクも使用可能)、光デジタル音声入出力、さらにはMM専用フォノ入力まで装備する。
付属ソフトが充実している点も見逃せない。ツール集『Creative Media Toolbox』では、アナログレコードから録音した場合でも『Gracenote』の“MusicIDサービス"でアーティスト名や曲名などを検出・取得できるほか、ファイルフォーマット変換機能やイコライザーも備えている。
また、シンクロ録音やトラック分割機能など、初心者でも簡単に録音の手順を追って操作できる『Creative Smart Recorder』、WAV形式ファイルの波形編集が行える簡易エディター『Creative WaveStudio』も便利。この2つのソフトは無料ダウンロードで入手できる。これらの多彩な編集ソフトを活用すれば、アナログ音源をデジタルデータとしてアーカイブ化することもできるのだ。
またネットラジオやインターネットカラオケに活用できる再生リダイレクト機能(ステレオミックス機能・WindowsXP/7に対応)によって、PCで再生中の音声と本機入力した音声とミックスして録音できるほか、THX TruStudio PCテクノロジーを搭載し、豊かな音場感の中で迫力あるコンテンツ再生が楽しめる。
とにかく多機能であり、これだけの機能を実現したUSBオーディオインターフェースを、オーディオ専業ブランドが1万円以下で販売するのは難しいだろう。ハードウェアとしても製品実測のS/N比が114dBというスペックを持ち、光デジタル/ラインRCA入出力(フォノ入力兼用)も装備し、発展性もバッチリ。非常にコストパフォーマンスの高い一台としてまとめられている。
PC用サウンドボードとして世界的な知名度を誇る「Sound Blaster」シリーズを軸に、携帯音楽プレーヤー「ZEN」シリーズなど、リーズナブルな価格でありながら充実した機能性、コストパフォーマンスの高さで高い支持を集めるクリエイティブ。
1981年にシンガポールで創業した同社は、設立当初からマルチメディアとPCの関連性を見据えており、PCサウンドのリーディングカンパニーとして、その存在は揺ぎ無いものになっている。
特に「Sound Blaster」シリーズは、全世界で2億人以上のユーザーから愛用されており、いわばサウンドカードの標準機として認知されている。
ここ日本でも『BCN AWARD』サウンド関連ボード部門で11年連続No.1を獲得。ちなみに筆者が初めて手に入れた、Windows95時代のPCに用意したサウンドボードも同社の「Sound Blaster」であった。「Sound Blaster」ならば動作の安定性が高いという信頼が、その当時からあったのだ。
■多機能オーディオインターフェースは付属ソフトも充実
今回レビューする「Sound Blaster Digital Music Premium HD」は、「Sound Blaster」シリーズのUSBオーディオインターフェース。価格は8,900円だ。USB2.0端子を備え、96kHz/24ビットのハイレゾリューション音声の入力に対応しているが、それだけではなくΦ6.3mmのフォーンジャックによるダイナミック・マイク入力(エレクトレット・コンデンサー・マイクも使用可能)、光デジタル音声入出力、さらにはMM専用フォノ入力まで装備する。
付属ソフトが充実している点も見逃せない。ツール集『Creative Media Toolbox』では、アナログレコードから録音した場合でも『Gracenote』の“MusicIDサービス"でアーティスト名や曲名などを検出・取得できるほか、ファイルフォーマット変換機能やイコライザーも備えている。
また、シンクロ録音やトラック分割機能など、初心者でも簡単に録音の手順を追って操作できる『Creative Smart Recorder』、WAV形式ファイルの波形編集が行える簡易エディター『Creative WaveStudio』も便利。この2つのソフトは無料ダウンロードで入手できる。これらの多彩な編集ソフトを活用すれば、アナログ音源をデジタルデータとしてアーカイブ化することもできるのだ。
またネットラジオやインターネットカラオケに活用できる再生リダイレクト機能(ステレオミックス機能・WindowsXP/7に対応)によって、PCで再生中の音声と本機入力した音声とミックスして録音できるほか、THX TruStudio PCテクノロジーを搭載し、豊かな音場感の中で迫力あるコンテンツ再生が楽しめる。
とにかく多機能であり、これだけの機能を実現したUSBオーディオインターフェースを、オーディオ専業ブランドが1万円以下で販売するのは難しいだろう。ハードウェアとしても製品実測のS/N比が114dBというスペックを持ち、光デジタル/ラインRCA入出力(フォノ入力兼用)も装備し、発展性もバッチリ。非常にコストパフォーマンスの高い一台としてまとめられている。