公開日 2013/11/19 11:00
イタリア発Carot Oneが体現する“オーディオの楽しさ”
【特別企画】注目ブランド・プロフィール紹介
Carot Oneは2009年、イタリア・ナポリで創業したOpenItem社が手掛けるブランドの中の一つとして誕生した、ビビッドなオレンジカラーのアルミボディを身にまとう、コンパクトでかわいらしい造形を持った個性溢れるラインナップ群で構成される。
OpenItem社は長年オーディオブランドで技術を積み上げてきた面々が中心となり設立されたが、『素晴らしいハイファイ製品を適正な価格で提供する』というコンセプトの元、Carot OneをはじめNERO、Cocaine、MONSTER AUDIO、tube tonicといったブランドを擁し、幅広い製品群を取りそろえている。
そのなかでもCarot Oneはコンパクトながら単品コンポーネントに負けない実力と他にはない鮮やかなカラーリング、そして圧倒的な個性に結び付く真空管の採用と、それまでにはなかったスタイルの製品を数多く世に送り出してきた。
ブランド処女作となるプリメインアンプ「ERNESTOLO」はブランドのありかたをそのまま形にしたユニークな製品で、2011年、ユキムによって国内に初めて紹介されてから瞬く間に大ヒット。手のひらに載るほどの大きさながら本体は真空管ハイブリッドのプリ部とデジタルアンプ構成のパワー部がセパレート化されており、サイズを感じさせない鳴りっぷりの良さが高く評価された。
真空管とデジタルアンプの共存という、温故知新のことわりではないが、新旧のデバイスをうまくつなぎとめた提案も素晴らしい。OpenItem社のtube tonicブランドでは300Bを用いたプリメインアンプも手掛けており、真空管そのものへの傾倒があってこその提案であったのだといえるのかもしれない。
続いて「ERNESTOLO」のプリ部だけ切りだしたヘッドホンアンプ「FABRIZIOLO」も管球式ヘッドホンアンプとして人気を博した。後に「ERNESTOLO」と「FABRIZIOLO」の2モデルは限定版"La Serie Limitata"としても登場。好評のうちに完売となったが、厳選した真空管やオペアンプの威力、そして素子を交換して味わえるオーディオの楽しさを提供してくれた。
そのほか「ERNESTOLO」から真空管を省き、より手頃感を売りにした「GILDOLO」や96kHz/24bit・USB-DAC「PACOLO」、フォノイコライザー「AUGUSTOLO」、アルミハウジングながら低価格を実現したイヤホンのヒット作「TITTA」と、矢継ぎ早に新製品を繰り出し、ブランドとしての存在感を高めている。
ちなみにCarot Oneは主宰者であり、OpenItem社のゼネラル・マネージャーを務めるアントニオ・シアロの命名だが、彼の友人のあだ名“カロトーネ(Carotone)”=イタリア語で“大きな人参”という意味も持たせているという。また各モデルの終わりにつく“〜LO”はイタリア語で“小さな”という意味合いとなるのだが、それぞれのモデル名もまた、アントニオの周りにいる愛すべき“小さな”友人たちの名から取ったものであるそうだ。
そしてこの秋は「ERNESTOLO」の96kHz/24bit・USB-DAC内蔵グレードアップモデル「ERNESTOLONE」をリリース(末尾の“〜ONE”はイタリア語で“大きな”という意味となる)。さらに初のポータブルヘッドホンアンプ「NIK58-TUBE」も市場投入され、コンパクトオーディオの代名詞といえるラインナップをより盤石なものとした。
OpenItem社は長年オーディオブランドで技術を積み上げてきた面々が中心となり設立されたが、『素晴らしいハイファイ製品を適正な価格で提供する』というコンセプトの元、Carot OneをはじめNERO、Cocaine、MONSTER AUDIO、tube tonicといったブランドを擁し、幅広い製品群を取りそろえている。
そのなかでもCarot Oneはコンパクトながら単品コンポーネントに負けない実力と他にはない鮮やかなカラーリング、そして圧倒的な個性に結び付く真空管の採用と、それまでにはなかったスタイルの製品を数多く世に送り出してきた。
ブランド処女作となるプリメインアンプ「ERNESTOLO」はブランドのありかたをそのまま形にしたユニークな製品で、2011年、ユキムによって国内に初めて紹介されてから瞬く間に大ヒット。手のひらに載るほどの大きさながら本体は真空管ハイブリッドのプリ部とデジタルアンプ構成のパワー部がセパレート化されており、サイズを感じさせない鳴りっぷりの良さが高く評価された。
真空管とデジタルアンプの共存という、温故知新のことわりではないが、新旧のデバイスをうまくつなぎとめた提案も素晴らしい。OpenItem社のtube tonicブランドでは300Bを用いたプリメインアンプも手掛けており、真空管そのものへの傾倒があってこその提案であったのだといえるのかもしれない。
続いて「ERNESTOLO」のプリ部だけ切りだしたヘッドホンアンプ「FABRIZIOLO」も管球式ヘッドホンアンプとして人気を博した。後に「ERNESTOLO」と「FABRIZIOLO」の2モデルは限定版"La Serie Limitata"としても登場。好評のうちに完売となったが、厳選した真空管やオペアンプの威力、そして素子を交換して味わえるオーディオの楽しさを提供してくれた。
そのほか「ERNESTOLO」から真空管を省き、より手頃感を売りにした「GILDOLO」や96kHz/24bit・USB-DAC「PACOLO」、フォノイコライザー「AUGUSTOLO」、アルミハウジングながら低価格を実現したイヤホンのヒット作「TITTA」と、矢継ぎ早に新製品を繰り出し、ブランドとしての存在感を高めている。
ちなみにCarot Oneは主宰者であり、OpenItem社のゼネラル・マネージャーを務めるアントニオ・シアロの命名だが、彼の友人のあだ名“カロトーネ(Carotone)”=イタリア語で“大きな人参”という意味も持たせているという。また各モデルの終わりにつく“〜LO”はイタリア語で“小さな”という意味合いとなるのだが、それぞれのモデル名もまた、アントニオの周りにいる愛すべき“小さな”友人たちの名から取ったものであるそうだ。
そしてこの秋は「ERNESTOLO」の96kHz/24bit・USB-DAC内蔵グレードアップモデル「ERNESTOLONE」をリリース(末尾の“〜ONE”はイタリア語で“大きな”という意味となる)。さらに初のポータブルヘッドホンアンプ「NIK58-TUBE」も市場投入され、コンパクトオーディオの代名詞といえるラインナップをより盤石なものとした。