公開日 2015/06/05 14:31
オーディオ機器でホラーはどれだけ怖くなる? 傑作ホラーゲーム『零 〜紅い蝶〜』で実践!
ホラー嫌いが体当たりで挑戦
●オーディオシステムは音楽を聴くだけじゃない。テレビやゲームにも活用できる!
皆さんはテレビを見る際に、音の部分に対して何か手を加えているだろうか? パッと思いつくのはAVアンプやサウンドバーによるホームシアター環境だが、それらを実践されている方に比べて圧倒的に多いのは、“何もせずにテレビからの音をそのまま聴いている"という方ではないだろうか。
音に包まれるような圧倒的臨場感を得られるサラウンドだが、スペースの問題で踏み込めないというケースは多いはずだ。5.1chスピーカーを部屋に正しく設置するのは、予めそれを想定した部屋づくりをしなければ難しい。サウンドバーもまた然り、多少のスペースは必要となる。少なくとも記者は設置を諦めたひとりだ。
しかし、そうやってテレビ備え付けのスピーカーによる音声出力でぼんやりとアニメを見ていた深夜零時半、天啓を得た。“いま放送されている番組は2chの音なのだから、サラウンドにする必要は別にないじゃん"と。
「こいつは今更何を言ってるんだ?」と思われたかもしれない。しかし記者はその時に初めて、オーディオアンプをテレビ視聴に活用するという方法を思いついたのだ。最近のオーディオアンプには、デジタル接続に対応するための、いわゆるDAC機能を搭載しているモデルが増えてきた。USBやRCA同軸、光デジタル端子を備えているものも多いのだ!
早速その次の日、テレビとDAC機能内蔵アンプを用意し、「仕事ですから」と大義名分を掲げて昼間からのアニメ鑑賞に乗り出した。
手順は簡単で、下記のようなステップで再生までたどり着ける。
(1)テレビとアンプを接続する
(2)アンプとスピーカーを接続する
(3)アンプの電源を入れ、音量調整する
(4)再生スタート
(1)と(2)に関しては導入時のみに行うことなので、実際には(3)だけでOK。モデルによっては電源ON/OFF連動機能がついており、いちいちアンプの電源を入れる手間すら必要ない。
接続に関してはBlu-rayプレーヤーやレコーダーとの兼ね合いで変わってくるが、概ね下の接続図のような形で問題ないはずだ。これでテレビの音声、プレーヤー/レコーダーの音声の両方をアンプから出力することができる。なお、音声をどう出力するか、という設定についてはそれぞれの機器のマニュアルを参照して欲しい。
いよいよ視聴開始!……これは変わる、ものすごく変わる!音のクオリティが違うのはもちろんだが、大きなポイントとして、音が鳴っているという感覚がなくなった。普段は、はっきりと“テレビから音が出て"いた。つまり、音量が大きかろうと小さかろうと、音の出処がテレビであることが分かってしまい、あくまでテレビを見ているという感覚から抜け出せなかった。
一方、アンプ&スピーカーのシステムでは、スピーカーから音が出ているのは確かなのだが、その音を聴いているという感じがない。テレビのなかで繰り広げられている世界の音が、部屋のなかにまるっと移ってきて空間を形成する、といった感覚になる。自分はその音の空間にいるわけだから、テレビの世界へ紛れ込んだような錯覚すら感じられる、凄まじいリアルさだ。
実際に体験してみたが、これほどまでの差があるとは思っていなかった。普通に音楽を聴くのにも使えるし、テレビの音もいい音にできるとは…オーディオアンプをテレビ視聴に使わないなんてもったいない!とすら感じる。
ここでまたしても天啓を得た。これって、ゲームプレイにも活かせるんじゃないの?と。最近のゲームはグラフィックのみならず音にもこだわっているものが多いのだ。ということで、最もオーディオシステムの効果を楽しむための冴えたやり方、ホラーゲーム実践に突入する。
皆さんはテレビを見る際に、音の部分に対して何か手を加えているだろうか? パッと思いつくのはAVアンプやサウンドバーによるホームシアター環境だが、それらを実践されている方に比べて圧倒的に多いのは、“何もせずにテレビからの音をそのまま聴いている"という方ではないだろうか。
音に包まれるような圧倒的臨場感を得られるサラウンドだが、スペースの問題で踏み込めないというケースは多いはずだ。5.1chスピーカーを部屋に正しく設置するのは、予めそれを想定した部屋づくりをしなければ難しい。サウンドバーもまた然り、多少のスペースは必要となる。少なくとも記者は設置を諦めたひとりだ。
しかし、そうやってテレビ備え付けのスピーカーによる音声出力でぼんやりとアニメを見ていた深夜零時半、天啓を得た。“いま放送されている番組は2chの音なのだから、サラウンドにする必要は別にないじゃん"と。
「こいつは今更何を言ってるんだ?」と思われたかもしれない。しかし記者はその時に初めて、オーディオアンプをテレビ視聴に活用するという方法を思いついたのだ。最近のオーディオアンプには、デジタル接続に対応するための、いわゆるDAC機能を搭載しているモデルが増えてきた。USBやRCA同軸、光デジタル端子を備えているものも多いのだ!
早速その次の日、テレビとDAC機能内蔵アンプを用意し、「仕事ですから」と大義名分を掲げて昼間からのアニメ鑑賞に乗り出した。
手順は簡単で、下記のようなステップで再生までたどり着ける。
(1)テレビとアンプを接続する
(2)アンプとスピーカーを接続する
(3)アンプの電源を入れ、音量調整する
(4)再生スタート
(1)と(2)に関しては導入時のみに行うことなので、実際には(3)だけでOK。モデルによっては電源ON/OFF連動機能がついており、いちいちアンプの電源を入れる手間すら必要ない。
接続に関してはBlu-rayプレーヤーやレコーダーとの兼ね合いで変わってくるが、概ね下の接続図のような形で問題ないはずだ。これでテレビの音声、プレーヤー/レコーダーの音声の両方をアンプから出力することができる。なお、音声をどう出力するか、という設定についてはそれぞれの機器のマニュアルを参照して欲しい。
いよいよ視聴開始!……これは変わる、ものすごく変わる!音のクオリティが違うのはもちろんだが、大きなポイントとして、音が鳴っているという感覚がなくなった。普段は、はっきりと“テレビから音が出て"いた。つまり、音量が大きかろうと小さかろうと、音の出処がテレビであることが分かってしまい、あくまでテレビを見ているという感覚から抜け出せなかった。
一方、アンプ&スピーカーのシステムでは、スピーカーから音が出ているのは確かなのだが、その音を聴いているという感じがない。テレビのなかで繰り広げられている世界の音が、部屋のなかにまるっと移ってきて空間を形成する、といった感覚になる。自分はその音の空間にいるわけだから、テレビの世界へ紛れ込んだような錯覚すら感じられる、凄まじいリアルさだ。
実際に体験してみたが、これほどまでの差があるとは思っていなかった。普通に音楽を聴くのにも使えるし、テレビの音もいい音にできるとは…オーディオアンプをテレビ視聴に使わないなんてもったいない!とすら感じる。
ここでまたしても天啓を得た。これって、ゲームプレイにも活かせるんじゃないの?と。最近のゲームはグラフィックのみならず音にもこだわっているものが多いのだ。ということで、最もオーディオシステムの効果を楽しむための冴えたやり方、ホラーゲーム実践に突入する。