公開日 2018/12/22 07:00
音も機能も“ワンランク上”のBluetoothヘッドホン。オーディオテクニカ「ATH-SR50BT」レビュー
タッチ操作やヒアスルーなど機能性も充実
「原音再生」「高解像度」「高レスポンス」がモットーのオーディオテクニカ“Sound Reality” シリーズから、この11月、Bluetoothヘッドホン「ATH-SR50BT」が発売された。40kHzまでカバーするハイレゾ対応ドライバーユニットの搭載、aptX/AACコーデックへの対応など、高音質を掲げるワイヤレスヘッドホンとしての基本は抜かりなく抑えているが、それだけにとどまらないのがATH-SR50BTの意欲的なところ。
タッチ式インターフェース採用のデザイン、リスニングの邪魔になる騒音を抑制する「ノイズリダクション機能」や環境音を聞き取りやすいかたちで音楽にミックスする「ヒアスルー機能」、最長で約28時間長持ちするバッテリー、そして設定や製品の位置情報を記憶する便利アプリ「Connect」への対応等々豊富な要素を、2万円台のパッケージに収めた“てんこ盛り” なヘッドホンとなっているのだ。今回、ATH-SR50BTに詰め込まれた特徴を、ひとつひとつピックアップして見ていきたい。
■タッチで操作感をスムーズに。スイッチ数も削減
まずデザインと使い勝手の面では、基本操作を左右のハウジング表面に配置したタッチコントロールに一本化したのが大きなポイントだ。ハウジング上下のタッチで音量の増減、中央で音楽の再生停止、上下のスワイプで次曲/前曲への頭出し。また、中央の長押しで音声アシスタントの呼び出しもできる。
それに伴い、ハウジング下部のボタンやスイッチ類は電源と「クイックヒアスルー機能」操作ボタンの2種類にまで数を減らした。あとは有線接続用の3.5mmジャックと充電用のUSB micro-B端子、LEDランプという構成で、過去のBluetoothヘッドホンに比べてスッキリして見える。
ボタン操作にしろタッチ操作にしろ、「ハウジングまで腕を持ち上げる」動作が必要なのは同じだ。しかし、これまでボタン操作の機種を使っていた筆者からすると、「持ち上げた手をハウジングに添える」「指でスイッチを探って押す」と2ステップ必要なボタン操作より、「ハウジングに触れる」という1ステップで済むタッチ操作の方が、体感上スムーズに行えるように感じられた。
タッチ式インターフェース採用のデザイン、リスニングの邪魔になる騒音を抑制する「ノイズリダクション機能」や環境音を聞き取りやすいかたちで音楽にミックスする「ヒアスルー機能」、最長で約28時間長持ちするバッテリー、そして設定や製品の位置情報を記憶する便利アプリ「Connect」への対応等々豊富な要素を、2万円台のパッケージに収めた“てんこ盛り” なヘッドホンとなっているのだ。今回、ATH-SR50BTに詰め込まれた特徴を、ひとつひとつピックアップして見ていきたい。
■タッチで操作感をスムーズに。スイッチ数も削減
まずデザインと使い勝手の面では、基本操作を左右のハウジング表面に配置したタッチコントロールに一本化したのが大きなポイントだ。ハウジング上下のタッチで音量の増減、中央で音楽の再生停止、上下のスワイプで次曲/前曲への頭出し。また、中央の長押しで音声アシスタントの呼び出しもできる。
それに伴い、ハウジング下部のボタンやスイッチ類は電源と「クイックヒアスルー機能」操作ボタンの2種類にまで数を減らした。あとは有線接続用の3.5mmジャックと充電用のUSB micro-B端子、LEDランプという構成で、過去のBluetoothヘッドホンに比べてスッキリして見える。
ボタン操作にしろタッチ操作にしろ、「ハウジングまで腕を持ち上げる」動作が必要なのは同じだ。しかし、これまでボタン操作の機種を使っていた筆者からすると、「持ち上げた手をハウジングに添える」「指でスイッチを探って押す」と2ステップ必要なボタン操作より、「ハウジングに触れる」という1ステップで済むタッチ操作の方が、体感上スムーズに行えるように感じられた。