公開日 2021/04/02 06:40
【完全ワイヤレスイヤホン大特集】動画やゲームにもぴったりのアイテムは?
STYLE 08
2021年の春、選ぶべき完全ワイヤレスイヤホンは? 完全ワイヤレスイヤホン200機種以上を実際にテストしてきた専門誌が、10個のテーマで推薦商品をナビゲート! 春の新生活にぴったりのアイテムを、ぜひこの特集から探してみてください!
スマホで動画やゲームを楽しんでいるときに、完全ワイヤレスイヤホンの音の遅延が気になったことはないでしょうか?
Bluetooth接続の場合、音声データを圧縮してから伝送するというプロセスが必要なので、そのための遅延時間が発生してしまいます。ここでは独自のソリューションや、比較的遅延が少ない音声コーデック(aptX Low Latency)を採用するなど、効果的な対策をおこなっているアイテムを厳選しました。
また、ユニークなのは、ワイヤレスながら有線でも接続できる2WAY仕様にしてしまったオウルテック。これならそもそも遅延は発生しないので、スマホとつなぐことができるのならば、とても有力な選択肢になります。
■EPOS「GTW 270 Hybrid」¥OPEN(実売想定価格¥26,800/税込)
ゼンハイザーから派生したゲーミングブランドの新作。Nintendo SwitchやAndroidスマホなどに低遅延ドングルを差して、ゲームプレイや動画視聴時に、より快適なワイヤレス接続を可能にする、ありそうでなかったアイテム。IPX5準拠、通話を聞き取りやすくする機能もあって便利。
■Nuheara「IQbuds2 MAX」¥OPEN(実売想定価格¥53,900/税込)
5万円を超えるプレミアムモデル。ハイブリッド方式のノイキャン技術に加えて、集音器としても使える高精度のヒアスルー機能や聴力測定に基づくパーソナルサウンド機能「EarID」など最先端を結集したハイテク仕様で、遅延を40ms以下に抑えたコーデック「aptX LL(Low Latency)」に対応しています。
■オウルテック「KPro01」¥OPEN(実売想定価格¥26,380/税込)
声優の小岩井ことりと共同開発した、有線接続でも使えてしまう画期的な完全ワイヤレス。有線で使えばもちろん動画やゲームの遅延の心配はゼロ!アプリでボイス変更できるのもユニークです。
■Razer「Hammerhead True Wireless Earbuds」¥OPEN(直販サイト価格¥12,988/税込)
独自のワイヤレス技術でSBCコーデックでも約60msec(およそ0.06秒、通常SBC接続時は約220msec)に遅延を抑えることができるという「ゲーミングモード」を搭載しています。大口径13mmドライバーの搭載や軽快なスティック型デザインとあわせて、動画観賞やゲームプレイに最適なイヤホンです。
※この記事は2021年2月に刊行された「プレミアムヘッドホンガイド」の内容をもとに加筆・修正をおこなったものです