公開日 2022/01/28 06:45
ドルビーアトモスを感動の高音質で。デノンの3.1.2chサウンドバー「DHT-S517」で極上サウンド体験
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“おうちエンタメ”で市場が盛り上がりを見せた2020年以来、サウンドバー市場でデノンの存在感が以前にも増して高まっている。きっかけとなったのは、日本の老舗Hi-Fiオーディオメーカーとして、同社サウンドマスターである山内氏が音質監修を手掛け2019年12月に発売した「DHT-S216」だ。
以来、プレミアム・コンパクトを目指した「DENON HOME SOUND BAR 550」を投入し、「サウンドバーで高音質ならデノン」というポジションを確立した。
そんなデノンから新たに発売されるのが、Dolby Atmosイネーブルドスピーカー付きDolby Atmos対応サウンドバー「DHT-S517」。ブランド初のDolby Atmosイネーブルドスピーカー搭載モデルだが、本当のテーマは“高音質で勝負するサウンドバー”だ。
■徹底した高音質へのこだわりが光る、初のDolby Atmosイネーブルド搭載サウンドバー「DHT-S517」
老舗Hi-Fiオーディオメーカーのデノンが高音質で勝負するのは当然のことだが、同社がメインターゲットとして考えているのは、コンポなど据え置きオーディオの原体験を持ちつつも、テレビゲーム・PC・iPod・BD/DVD・スマホ・サブスクと様々な形でエンタメを楽しむスタイルを確立してきた30代や40代。
さまざまな再生機器とソースの登場によって映画、音楽、ゲームなどのエンタメが身近になった今、改めて良い音の体験が求められているのでは。「DHT-S517」は、そんな狙いも秘めて送り出されるという。
デノンの試聴室で対面して最初に印象的だったのが、スラリとした細長のデザイン。幅1,050×高さ60×奥行き95mmという外形寸法で、横幅は50インチ以上クラスのテレビとの組み合わせを想定したサイズだが、その割に60mmという背の低さは、画面の大型化が進み小型スタンドが増えた薄型テレビのトレンドを反映している。
スピーカー構成は、Dolby Atmos対応のイネーブルドスピーカーを内蔵した3.1.2ch。L/Rスピーカーは25mmトゥイーターと120mm×40mmのミッドレンジによる2ウェイ構成で、専用フロントスピーカーにはアルミニウム振動板を採用した25mmフルレンジ、そして66mmのイネーブルドスピーカーを搭載。合計7chものスピーカーユニットが、筐体内でチャンネルごとに空気室を分割した形で搭載されている。
デジタル部の基盤なども含めると、内部はむしろ高密度と呼ぶべき構成。エンクロージャーはFEM(有限要素法)による解析を駆使して設計された、高剛性で共振しにくい構造になっており、ファブリック生地で隠れる内側は、箇所によって形状を変えたリブで剛性を高めている。
ワイヤレスサブウーファーは、150mmのウーファーユニットをよくある下向きではなくフロント向きで配置することで、ストレート&ハイスピードなサウンドを届ける設計。バスレフポートは外部/内部ともに新設計の大型フレアと継ぎ目をなくした構造で、風切り音を大幅に低減している。
デジタル部には、同社のハイエンドAVアンプで採用するSoCをグレードアップしたものを用いており、高い演算処理能力を実現。デジタルアンプの回路構成では、音純度を高めることを狙い、ソースごとの入力レベルのばらつきを調整するボリュームレベラーをあえて排除。
また、サウンドバーでは一つの筐体内にアンプとスピーカーユニットが収まる形になるが、高音質のためにパワーアンプとスピーカーターミナルをストレート、かつ最短距離のレイアウトにするミニマムシグナルパスを実現。デジタルアンプは新形状のヒートシンクで、アンプへの共振ノイズを抑えつつ、効率的な放熱によって安定性も高めている。
オーディオフォーマットとしては、UHD-BD作品はもちろんのこと、昨今ではNetflixやDisney+といった映像配信サービスや、Apple Musicの空間オーディオ作品などにも採用されているDolby Atmosに対応。日本ではNHKの4K/8K放送で使われるMPEG-4 AACもサポートする。なお、DTS系のフォーマットは非対応なため、リニアPCMに変換して出力するかたちとなる。
もちろん、サウンドモードやバーチャルサラウンドをバイパスし、高純度な音楽再生ができる「PUREモード」にも対応。サウンドマスターの山内氏が40回以上の音質検討を繰り返した、まさにHi-Fiオーディオブランドとしてのデノン直系の“Vivid & Spacious”な高音質サウンドが楽しめる。
HDMI端子はeARC、および4K/HDR(Dolby Vision/HDR10+)に対応。入力端子には光デジタル、AUXも備えている。なお、Wi-Fiを内蔵していない。これは音楽配信サービスなどへの対応は再生機器側に委ね、製品自体はサウンドバーの高音質に特化する思想のためだ。
以来、プレミアム・コンパクトを目指した「DENON HOME SOUND BAR 550」を投入し、「サウンドバーで高音質ならデノン」というポジションを確立した。
そんなデノンから新たに発売されるのが、Dolby Atmosイネーブルドスピーカー付きDolby Atmos対応サウンドバー「DHT-S517」。ブランド初のDolby Atmosイネーブルドスピーカー搭載モデルだが、本当のテーマは“高音質で勝負するサウンドバー”だ。
■徹底した高音質へのこだわりが光る、初のDolby Atmosイネーブルド搭載サウンドバー「DHT-S517」
老舗Hi-Fiオーディオメーカーのデノンが高音質で勝負するのは当然のことだが、同社がメインターゲットとして考えているのは、コンポなど据え置きオーディオの原体験を持ちつつも、テレビゲーム・PC・iPod・BD/DVD・スマホ・サブスクと様々な形でエンタメを楽しむスタイルを確立してきた30代や40代。
さまざまな再生機器とソースの登場によって映画、音楽、ゲームなどのエンタメが身近になった今、改めて良い音の体験が求められているのでは。「DHT-S517」は、そんな狙いも秘めて送り出されるという。
デノンの試聴室で対面して最初に印象的だったのが、スラリとした細長のデザイン。幅1,050×高さ60×奥行き95mmという外形寸法で、横幅は50インチ以上クラスのテレビとの組み合わせを想定したサイズだが、その割に60mmという背の低さは、画面の大型化が進み小型スタンドが増えた薄型テレビのトレンドを反映している。
スピーカー構成は、Dolby Atmos対応のイネーブルドスピーカーを内蔵した3.1.2ch。L/Rスピーカーは25mmトゥイーターと120mm×40mmのミッドレンジによる2ウェイ構成で、専用フロントスピーカーにはアルミニウム振動板を採用した25mmフルレンジ、そして66mmのイネーブルドスピーカーを搭載。合計7chものスピーカーユニットが、筐体内でチャンネルごとに空気室を分割した形で搭載されている。
デジタル部の基盤なども含めると、内部はむしろ高密度と呼ぶべき構成。エンクロージャーはFEM(有限要素法)による解析を駆使して設計された、高剛性で共振しにくい構造になっており、ファブリック生地で隠れる内側は、箇所によって形状を変えたリブで剛性を高めている。
ワイヤレスサブウーファーは、150mmのウーファーユニットをよくある下向きではなくフロント向きで配置することで、ストレート&ハイスピードなサウンドを届ける設計。バスレフポートは外部/内部ともに新設計の大型フレアと継ぎ目をなくした構造で、風切り音を大幅に低減している。
デジタル部には、同社のハイエンドAVアンプで採用するSoCをグレードアップしたものを用いており、高い演算処理能力を実現。デジタルアンプの回路構成では、音純度を高めることを狙い、ソースごとの入力レベルのばらつきを調整するボリュームレベラーをあえて排除。
また、サウンドバーでは一つの筐体内にアンプとスピーカーユニットが収まる形になるが、高音質のためにパワーアンプとスピーカーターミナルをストレート、かつ最短距離のレイアウトにするミニマムシグナルパスを実現。デジタルアンプは新形状のヒートシンクで、アンプへの共振ノイズを抑えつつ、効率的な放熱によって安定性も高めている。
オーディオフォーマットとしては、UHD-BD作品はもちろんのこと、昨今ではNetflixやDisney+といった映像配信サービスや、Apple Musicの空間オーディオ作品などにも採用されているDolby Atmosに対応。日本ではNHKの4K/8K放送で使われるMPEG-4 AACもサポートする。なお、DTS系のフォーマットは非対応なため、リニアPCMに変換して出力するかたちとなる。
もちろん、サウンドモードやバーチャルサラウンドをバイパスし、高純度な音楽再生ができる「PUREモード」にも対応。サウンドマスターの山内氏が40回以上の音質検討を繰り返した、まさにHi-Fiオーディオブランドとしてのデノン直系の“Vivid & Spacious”な高音質サウンドが楽しめる。
HDMI端子はeARC、および4K/HDR(Dolby Vision/HDR10+)に対応。入力端子には光デジタル、AUXも備えている。なお、Wi-Fiを内蔵していない。これは音楽配信サービスなどへの対応は再生機器側に委ね、製品自体はサウンドバーの高音質に特化する思想のためだ。
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