公開日 2022/07/28 06:30
7千円の「Xiaomi Smart Band 7」はどこまで使える? Apple Watchと比較してみた【Gadget Gate】
日常シーンで同時装着してテスト
スマートウォッチのユーザーが年々増えつつある。気になっている方も多いと思うが、安いものは数千円、高いものだと数万円と、価格の幅が大きく「どれを選べばいいかわからない」と悩んでいる方も多いだろう。
そこで今回、アップルの「Apple Watch Series 7」を愛用している記者が、Xiaomiから登場した新製品「Xiaomi Smart Band 7」(6,990円・税込)を使ってみた。Apple Watch Series 7は58,800円から(税込)と、価格に8倍以上の開きがあるわけだが、その機能にどの程度の違いがあるのだろう。
先に結論を述べておくと、もちろん価格なりの差は感じた。一方で驚いたことに、ヘルス関連の基本性能では、さほど大きな違いがなかった。心拍数や歩数、睡眠状態など健康管理のモニタリングをメインに考えるなら、安いモデルでも十分かもしれない。
Apple Watchは本来土俵が違うモデルだが、比べることで見えてきた点もある。どこを重視するかは個人次第だが、Apple Watchを基準にしながら「はたして安いモデルでどこまで使えるか?」という点を掘り下げていきたい。
スマートウォッチには多くの種類があるが、手頃な価格の製品で人気なのが、XiaomiやHUAWEIといった中国メーカーの、いわゆる“スマートバンド”と呼ばれる製品だ。5,000円程度から購入でき、特にネットでは「ハイコスパ」として推しているユーザーも多い。
スマートバンドと呼ばれているのは、細身の形状であることと、各種計測をメインとした “フィットネストラッカー” の側面が強く、機能を絞って価格を抑えているからだろう。とはいえ、厳密な定義などはなく、スマートバンドもスマートウォッチの1種といって差し支えない。
一方で多機能な高級モデルの代表格といえるのが、アップルの「Apple Watch」だ。また主にAndroidユーザー向けの高級モデルにあたるのが「Galaxy Watch」をはじめとしたWear OS搭載モデル。そのほかXiaomiやHUAWEIなどにも、独自OSを採用した高級モデルが存在する。
そんな状況の中、コスパを求めるユーザーに人気なスマートバンドだが、以前から定番と言われてきたのがXiaomiの製品だ。そしてこの7月、最新モデルの「Xiaomi Smart Band 7」が登場した。
Xiaomiのスマートバンドは、毎年アップグレードを重ねて完成度を高めてきた。最初はモノクロ画面からスタートし、4世代目でカラー画面に。その後5世代目で画面が一気に大きくなり、6世代目で血中酸素レベルの測定に対応、そして今回の7世代目モデルに進化した。
第7世代モデルでは、新たに「常時ONモード」に対応し、常に時刻を表示できるようになった。有機ELディスプレイも1.56インチから1.62インチへと拡大し、最大輝度も450nitから500nitに向上。小型のデザインを保ったまま、より視認性を向上している。
健康関連については心拍数をはじめ、血中酸素レベル、ストレスレベル、睡眠状態の計測に対応する。ワークアウトでは110種類のスポーツモードを備え、VO2 Max(最大酸素摂取量)を分析する機能も備える。
バッテリーは最大14日間と長く、5ATM(水深50mに相当)の防水性能に対応するなど、基本的なスペックは十分だ。他にもスマートフォンの各種通知の表示機能やアラーム機能、タイマー機能など、“必要十分”な機能を備えている。
基本的なスペックは十分に思えるXiaomi Smart Band 7だが、Apple Watchと比べると、どういった違いがあるだろうか。今回は同じ条件で比較するべく、左手にApple Watch、右手にXiaomiのバンドを装着して数日間生活してみた。
まずは計測された数値から比較していきたいのだが、歩数計測では誤差といえる程度の違いしかなく、どちらを選んでも問題ないといえる水準。Apple Watchの方が1割ほど歩数が多くなる傾向はあったが、Xiaomiの方もおおむね同程度の数値であるようだ。
心拍数の計測についても同様で、試した限りではほぼ誤差のない水準だった。Xiaomiの方はたまに大きく外れた数値が出るようだが、それを除けばほとんど数値も変わらない。心拍数の計測がメインであれば、わざわざ高いApple Watchを選ぶ必要はないかもしれない。
大きく違いを感じたのが、睡眠の計測だった。これはXiaomiの方が正確に計測できている印象で、Apple Watchの方は、なぜか寝ていない時間まで睡眠判定されることもある。この日は目が覚めた後、布団の上でゴロゴロしていたが、Apple Watchでは睡眠中と判定されるのに対して、Xiaomiでは目が覚めていることをしっかりと認識できていた。
また現時点では、Apple Watchの標準機能では「睡眠の状態」まで計測できない。Xiaomiでは目が覚めているタイミングだけでなく、深い状態や浅い状態などもモニタリングできる。Apple Watchでは次のwatchOS 9でこの機能が追加される予定だが、現時点では、安価なXiaomiの方が睡眠計測で上回る部分がある。
もっともApple Watchのメリットには、アプリで機能を追加できるという点がある。これは安価なスマートバンドには無い特徴だ。たとえば「AutoSleep」という睡眠計測アプリを入れることで、睡眠状態を計測できるようになる。睡眠時の騒音の大きさや血中酸素レベルなど、さらに踏み込んだデータ表示にも対応する。
またワークアウトのテストとして、休日に自転車でサイクリングをしてみたが、こちらもApple WatchとXiaomiのバンド、どちらも問題なく使えそうだ。うっかり設定を忘れてしまったが、停車時の自動停止をオンにする機能も、しっかりXiaomiに備わっているのは嬉しい。
なお消費カロリーについては、Apple Watchは1,399kcal、Xiaomiは2,483kcalと大きな差があったものの、同時に走らせていたStravaアプリでは891kcalという結果だった。今回の検証では数値の乖離が激しく、どれも目安程度にしかならなかった。
一方、価格差によるところが大きい機能として、GPS搭載の有無に触れておきたい。Apple Watchは本体にGPSが搭載されているため、今回の自転車のような場面では、速度や経路なども同時に記録できる。Xiaomiのほうは、スマートバンド本体には搭載していないが、スマートフォンのGPSをアプリ経由で使用できる。スマートフォンのバッテリーが気になったり、スマートウォッチ単体で使いたいという方は、少し高くてもGPS搭載モデルのほうがいいかもしれない。
健康関連の計測では、Apple WatchとXiaomiのバンドでさほど大きな差がないことが分かった。だがスマートウォッチ全体として考えると、Apple WatchはSuicaに対応していたりなど、機能性が高いことはいうまでもない。ただしそれ以外の細かい部分についても、XiaomiのバンドとApple Watchで差を感じてしまった部分がある。
一言で片付けてしまうと “高級感” の違いなのだが、特に細かな部分で差を感じたのは、「振動」「画面輝度」「装着感」の3点だ。Apple Watchではハプティクス技術による振動で、コツンと叩くような振動だったり、カリカリとした振動だったりと、はっきりと知覚できるが優しい振動で知らせてくれる。こういったところまで気配りしているスマートウォッチは珍しいが、これに慣れてしまうと、Xiaomiは「ただ震えているだけ」で物足りなく感じる。
またXiaomiのバンドは、コストの問題からか環境光センサーが搭載されておらず、画面輝度が自動調整されない。1万円以上クラスの製品であればApple Watch以外でも搭載されているものが多いが、手動調整だと、室内で輝度を合わせると屋外で見えなくなってしまったりするので、時計として使うなら自動調整機能は欲しかったところだ。
最後の装着感については、Xiaomiのバンドが小さいから仕方ない部分もあるのだが、肌に触れるセンサー部分が大きいApple Watchの方が快適に感じた。同じ力で密着させるのであれば、面積が狭いほど圧力が集中してしまう。Xiaomiのほうは肌にしばらく跡が残ってしまうほど力がかかってしまうようだ。
また個人的にはそこまで気にならなかったが、腕を傾けると画面が点灯する設定の場合、Xiaomiのバンドでは、表示までにワンテンポ遅れる印象がある。Apple Watchでは傾けたらすぐ点灯する印象だ。幸いXiaomi Smart Band 7では、新たに常時点灯をサポートするので、バッテリー持ちを気にしないなら、この設定をオンにすると良いかもしれない。
さて、今も少し話が出たが、Apple WatchよりもXiaomiが勝っていると感じたのが、このバッテリー持ちの部分だ。ご存知の方も多いと思うが、Apple Watchは基本的に毎日充電する必要がある。その点、Xiaomiのほうは実際の使用でも、心拍と血中酸素の常時測定をオンにしているにもかかわらず、1日あたり7%しか減らなかった。毎日充電するのは面倒なので、これはApple Watchユーザーからすると素直に羨ましい。
◇
記者はApple Watchの多機能さ、そして使い勝手にも満足しているが、Xiaomi Smart Band 7を使ってみて「これで十分なのでは」と感じてしまった部分も多い。特に何度か言及しているが、日常における健康状態の計測だけなら、あえて高級なApple Watchを使わずとも問題なさそうだ。
また通知の確認もXiaomi Smart Band 7の画面サイズで十分。前モデルから画面が大きくなったことで、より快適になったことも、満足度向上に寄与している。ただしXiaomiのバンドでは返信できないため、なにかレスポンスを返したい場合は、Apple Watchやwear OS搭載スマートウォッチのような上位モデルが必要になる。
Xiaomi Smart Band 7は税込で6,990円と、スマートウォッチとしては手の出しやすい価格だ。スマートウォッチに初めて手を出そうと思う方は、「どの機能が必要か」が分からない場合も多いだろう。そんな方は、まず “必要十分” な本製品を試し、もっと高機能なものが欲しくなったら上位のモデルに進んでいくのも良いかもしれない。
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そこで今回、アップルの「Apple Watch Series 7」を愛用している記者が、Xiaomiから登場した新製品「Xiaomi Smart Band 7」(6,990円・税込)を使ってみた。Apple Watch Series 7は58,800円から(税込)と、価格に8倍以上の開きがあるわけだが、その機能にどの程度の違いがあるのだろう。
先に結論を述べておくと、もちろん価格なりの差は感じた。一方で驚いたことに、ヘルス関連の基本性能では、さほど大きな違いがなかった。心拍数や歩数、睡眠状態など健康管理のモニタリングをメインに考えるなら、安いモデルでも十分かもしれない。
Apple Watchは本来土俵が違うモデルだが、比べることで見えてきた点もある。どこを重視するかは個人次第だが、Apple Watchを基準にしながら「はたして安いモデルでどこまで使えるか?」という点を掘り下げていきたい。
今年で7世代目。着実に進化してきた“スマートバンド”
スマートウォッチには多くの種類があるが、手頃な価格の製品で人気なのが、XiaomiやHUAWEIといった中国メーカーの、いわゆる“スマートバンド”と呼ばれる製品だ。5,000円程度から購入でき、特にネットでは「ハイコスパ」として推しているユーザーも多い。
スマートバンドと呼ばれているのは、細身の形状であることと、各種計測をメインとした “フィットネストラッカー” の側面が強く、機能を絞って価格を抑えているからだろう。とはいえ、厳密な定義などはなく、スマートバンドもスマートウォッチの1種といって差し支えない。
一方で多機能な高級モデルの代表格といえるのが、アップルの「Apple Watch」だ。また主にAndroidユーザー向けの高級モデルにあたるのが「Galaxy Watch」をはじめとしたWear OS搭載モデル。そのほかXiaomiやHUAWEIなどにも、独自OSを採用した高級モデルが存在する。
そんな状況の中、コスパを求めるユーザーに人気なスマートバンドだが、以前から定番と言われてきたのがXiaomiの製品だ。そしてこの7月、最新モデルの「Xiaomi Smart Band 7」が登場した。
前モデルから画面大型化で視認性向上
Xiaomiのスマートバンドは、毎年アップグレードを重ねて完成度を高めてきた。最初はモノクロ画面からスタートし、4世代目でカラー画面に。その後5世代目で画面が一気に大きくなり、6世代目で血中酸素レベルの測定に対応、そして今回の7世代目モデルに進化した。
第7世代モデルでは、新たに「常時ONモード」に対応し、常に時刻を表示できるようになった。有機ELディスプレイも1.56インチから1.62インチへと拡大し、最大輝度も450nitから500nitに向上。小型のデザインを保ったまま、より視認性を向上している。
健康関連については心拍数をはじめ、血中酸素レベル、ストレスレベル、睡眠状態の計測に対応する。ワークアウトでは110種類のスポーツモードを備え、VO2 Max(最大酸素摂取量)を分析する機能も備える。
バッテリーは最大14日間と長く、5ATM(水深50mに相当)の防水性能に対応するなど、基本的なスペックは十分だ。他にもスマートフォンの各種通知の表示機能やアラーム機能、タイマー機能など、“必要十分”な機能を備えている。
安くても問題なく使える? 日常使いでApple Watchと比較
基本的なスペックは十分に思えるXiaomi Smart Band 7だが、Apple Watchと比べると、どういった違いがあるだろうか。今回は同じ条件で比較するべく、左手にApple Watch、右手にXiaomiのバンドを装着して数日間生活してみた。
まずは計測された数値から比較していきたいのだが、歩数計測では誤差といえる程度の違いしかなく、どちらを選んでも問題ないといえる水準。Apple Watchの方が1割ほど歩数が多くなる傾向はあったが、Xiaomiの方もおおむね同程度の数値であるようだ。
心拍数の計測についても同様で、試した限りではほぼ誤差のない水準だった。Xiaomiの方はたまに大きく外れた数値が出るようだが、それを除けばほとんど数値も変わらない。心拍数の計測がメインであれば、わざわざ高いApple Watchを選ぶ必要はないかもしれない。
大きく違いを感じたのが、睡眠の計測だった。これはXiaomiの方が正確に計測できている印象で、Apple Watchの方は、なぜか寝ていない時間まで睡眠判定されることもある。この日は目が覚めた後、布団の上でゴロゴロしていたが、Apple Watchでは睡眠中と判定されるのに対して、Xiaomiでは目が覚めていることをしっかりと認識できていた。
また現時点では、Apple Watchの標準機能では「睡眠の状態」まで計測できない。Xiaomiでは目が覚めているタイミングだけでなく、深い状態や浅い状態などもモニタリングできる。Apple Watchでは次のwatchOS 9でこの機能が追加される予定だが、現時点では、安価なXiaomiの方が睡眠計測で上回る部分がある。
もっともApple Watchのメリットには、アプリで機能を追加できるという点がある。これは安価なスマートバンドには無い特徴だ。たとえば「AutoSleep」という睡眠計測アプリを入れることで、睡眠状態を計測できるようになる。睡眠時の騒音の大きさや血中酸素レベルなど、さらに踏み込んだデータ表示にも対応する。
またワークアウトのテストとして、休日に自転車でサイクリングをしてみたが、こちらもApple WatchとXiaomiのバンド、どちらも問題なく使えそうだ。うっかり設定を忘れてしまったが、停車時の自動停止をオンにする機能も、しっかりXiaomiに備わっているのは嬉しい。
なお消費カロリーについては、Apple Watchは1,399kcal、Xiaomiは2,483kcalと大きな差があったものの、同時に走らせていたStravaアプリでは891kcalという結果だった。今回の検証では数値の乖離が激しく、どれも目安程度にしかならなかった。
一方、価格差によるところが大きい機能として、GPS搭載の有無に触れておきたい。Apple Watchは本体にGPSが搭載されているため、今回の自転車のような場面では、速度や経路なども同時に記録できる。Xiaomiのほうは、スマートバンド本体には搭載していないが、スマートフォンのGPSをアプリ経由で使用できる。スマートフォンのバッテリーが気になったり、スマートウォッチ単体で使いたいという方は、少し高くてもGPS搭載モデルのほうがいいかもしれない。
それぞれ違って、どちらとも良い
健康関連の計測では、Apple WatchとXiaomiのバンドでさほど大きな差がないことが分かった。だがスマートウォッチ全体として考えると、Apple WatchはSuicaに対応していたりなど、機能性が高いことはいうまでもない。ただしそれ以外の細かい部分についても、XiaomiのバンドとApple Watchで差を感じてしまった部分がある。
一言で片付けてしまうと “高級感” の違いなのだが、特に細かな部分で差を感じたのは、「振動」「画面輝度」「装着感」の3点だ。Apple Watchではハプティクス技術による振動で、コツンと叩くような振動だったり、カリカリとした振動だったりと、はっきりと知覚できるが優しい振動で知らせてくれる。こういったところまで気配りしているスマートウォッチは珍しいが、これに慣れてしまうと、Xiaomiは「ただ震えているだけ」で物足りなく感じる。
またXiaomiのバンドは、コストの問題からか環境光センサーが搭載されておらず、画面輝度が自動調整されない。1万円以上クラスの製品であればApple Watch以外でも搭載されているものが多いが、手動調整だと、室内で輝度を合わせると屋外で見えなくなってしまったりするので、時計として使うなら自動調整機能は欲しかったところだ。
最後の装着感については、Xiaomiのバンドが小さいから仕方ない部分もあるのだが、肌に触れるセンサー部分が大きいApple Watchの方が快適に感じた。同じ力で密着させるのであれば、面積が狭いほど圧力が集中してしまう。Xiaomiのほうは肌にしばらく跡が残ってしまうほど力がかかってしまうようだ。
また個人的にはそこまで気にならなかったが、腕を傾けると画面が点灯する設定の場合、Xiaomiのバンドでは、表示までにワンテンポ遅れる印象がある。Apple Watchでは傾けたらすぐ点灯する印象だ。幸いXiaomi Smart Band 7では、新たに常時点灯をサポートするので、バッテリー持ちを気にしないなら、この設定をオンにすると良いかもしれない。
さて、今も少し話が出たが、Apple WatchよりもXiaomiが勝っていると感じたのが、このバッテリー持ちの部分だ。ご存知の方も多いと思うが、Apple Watchは基本的に毎日充電する必要がある。その点、Xiaomiのほうは実際の使用でも、心拍と血中酸素の常時測定をオンにしているにもかかわらず、1日あたり7%しか減らなかった。毎日充電するのは面倒なので、これはApple Watchユーザーからすると素直に羨ましい。
記者はApple Watchの多機能さ、そして使い勝手にも満足しているが、Xiaomi Smart Band 7を使ってみて「これで十分なのでは」と感じてしまった部分も多い。特に何度か言及しているが、日常における健康状態の計測だけなら、あえて高級なApple Watchを使わずとも問題なさそうだ。
また通知の確認もXiaomi Smart Band 7の画面サイズで十分。前モデルから画面が大きくなったことで、より快適になったことも、満足度向上に寄与している。ただしXiaomiのバンドでは返信できないため、なにかレスポンスを返したい場合は、Apple Watchやwear OS搭載スマートウォッチのような上位モデルが必要になる。
Xiaomi Smart Band 7は税込で6,990円と、スマートウォッチとしては手の出しやすい価格だ。スマートウォッチに初めて手を出そうと思う方は、「どの機能が必要か」が分からない場合も多いだろう。そんな方は、まず “必要十分” な本製品を試し、もっと高機能なものが欲しくなったら上位のモデルに進んでいくのも良いかもしれない。
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