PR 公開日 2023/04/11 10:00
プロが愛用する音響補正の威力を体験。ジェネレック「GLM」はホームオーディオにも効果絶大だ
VGP2023ピュアオーディオ部会の特別賞を受賞
フィンランドのジェネレックは、音楽制作の分野において世界的な支持を集めるモニタースピーカーブランド。そんな同社が提供するのが、正確なモニタリングを実現するためのスピーカー・マネジメント・ソフトウェア「GLM(Genelec Loudspeaker Manager)」だ。
ジェネレックのスピーカーの設定やコントロールを行えるなど、豊富な機能を持つGLMだが、なかでも強力なキャリブレーション機能は、その高い補正能力に加え、直感的な操作感、簡便な測定手順、そして速い処理能力により、ミュージシャンやエンジニア達から大きな評価を獲得している。
そしてGLMは制作の現場のみならず、ホームオーディオにおいても高い効果を発揮してくれることから、VGP2023のピュアオーディオ部会で特別賞の受賞も果たしている。
それでは、実際にGLMをホームオーディオで使ってみると、どれほどの効果があらわれるのだろうか。ジェネレックの同軸モニター“The Ones”「8351B」と、初のGLM対応民生機である“Signatureシリーズ”「6040R」で実力を検証した。
■空間オーディオ音源の制作現場でも人気急騰。ジェネレックのスピーカー・マネジメント・ソフトウェア「GLM」
昨今、国内のホームオーディオ市場でも高機能かつ高音質なアクティブスピーカーが注目を集めている。そんなアクティブスピーカーは、元来、プロフェッショナル・ユースのモニタスピーカーとして進化・活躍してきたが、そのオリジネーターたる存在が、フィンランドのモニタースピーカー・ブランド、ジェネレックである。
ジェネレックの歴史は、1976年に創業者であるイルポ・マルティカイネンとトッピ・パルタネンが、フィンランドの国営放送局であるYLEに勤める友人知人からモニターシステムの設計を依頼されたことに端を発する。2年間の研究開発を経た後、1978年にジェネレックを設立し、最初のアンプを内蔵したアクティブ型モニタースピーカー「S30」を発表する。
その高い技術力と性能、長年に渡る部品供給など現在に至るまでのジェネレックの基礎は創業時から確立されており、以降、アクティブ・モニターで業界を牽引する存在として、世界中で大きなシェアを築いている。読者の皆様のお手元には、さまざまな音楽ライブラリがあると思うが、それらの作品の中の多くにジェネレックを使って作られた作品があるはずだ。
そんなジェネレックのスピーカーをさらに高い次元へと引き上げたのが「GLM 」だ。GLMは、USBケーブルでパソコンとGLM Kitを、そしてGLM Kitとスピーカー同士をLANケーブルで接続して、ルームアコースティックの音響補正を含む様々なマネジメントが行える画期的なシステムだ。なお、この時に接続するUSBケーブルやLANケーブルで伝送されるのは制御信号のみで、音声信号はXLRアナログおよびAES/EBUデジタルに対応している。
GLM Kitに同梱される専用のマイクロフォン(フィンランドの工場にて個別にキャリブレーション)を使っての高度な音響補正に加えて、マルチチャンネルの再生環境に欠かせない各スピーカー間のディレイ補正(設置場所の距離差による到達時間の補正)や多数のスピーカーを一元的にコントロールすることが可能となっている。
昨今では、大きな盛り上がりを見せる空間オーディオの制作環境整備にも好適で、スピーカーとしての性能の高さに加え、多数のスピーカーを精確かつ自在にマネジメントできるGLMの機能性も、様々なスタジオでジェネレックのスピーカーが導入されている大きな理由となっている。
同社は「The Sonic Reference」というスローガンを掲げ、「サウンドをできるだけ忠実に再現することで、お客様の夢を叶える手助けをすること」を使命としている。スピーカー再生は、再生する部屋空間を介して人間の耳に音を届けるが、その過程において、吸音や反射など再生空間が出音に与える影響は極めて大きい。そこで、スピーカー単体の音の正確性だけでなく、再生空間での音の解析と、それを踏まえたスピーカーの最適化も含めてトータルでこの使命を実現する為、用意されているのがGLMなのである。
なお、GLMはDSPを搭載したSAMシリーズで対応しており、GLMの使用に必要なGLM Kitをバンドルした「GLM Studio」というパッケージも用意されている。
この記事では、そんなGLMの使い勝手や音質を、同社フラグシップ同軸3ウェイモニタースピーカーである “The Onesシリーズ”の中核機「8351B」、およびホームオーディオ向けスピーカーとして初めてGLMに対応した “Signatureシリーズ” のフロアスタンディングモデル「6040R」を用いて体験した。
ジェネレックのスピーカーの設定やコントロールを行えるなど、豊富な機能を持つGLMだが、なかでも強力なキャリブレーション機能は、その高い補正能力に加え、直感的な操作感、簡便な測定手順、そして速い処理能力により、ミュージシャンやエンジニア達から大きな評価を獲得している。
そしてGLMは制作の現場のみならず、ホームオーディオにおいても高い効果を発揮してくれることから、VGP2023のピュアオーディオ部会で特別賞の受賞も果たしている。
それでは、実際にGLMをホームオーディオで使ってみると、どれほどの効果があらわれるのだろうか。ジェネレックの同軸モニター“The Ones”「8351B」と、初のGLM対応民生機である“Signatureシリーズ”「6040R」で実力を検証した。
■空間オーディオ音源の制作現場でも人気急騰。ジェネレックのスピーカー・マネジメント・ソフトウェア「GLM」
昨今、国内のホームオーディオ市場でも高機能かつ高音質なアクティブスピーカーが注目を集めている。そんなアクティブスピーカーは、元来、プロフェッショナル・ユースのモニタスピーカーとして進化・活躍してきたが、そのオリジネーターたる存在が、フィンランドのモニタースピーカー・ブランド、ジェネレックである。
ジェネレックの歴史は、1976年に創業者であるイルポ・マルティカイネンとトッピ・パルタネンが、フィンランドの国営放送局であるYLEに勤める友人知人からモニターシステムの設計を依頼されたことに端を発する。2年間の研究開発を経た後、1978年にジェネレックを設立し、最初のアンプを内蔵したアクティブ型モニタースピーカー「S30」を発表する。
その高い技術力と性能、長年に渡る部品供給など現在に至るまでのジェネレックの基礎は創業時から確立されており、以降、アクティブ・モニターで業界を牽引する存在として、世界中で大きなシェアを築いている。読者の皆様のお手元には、さまざまな音楽ライブラリがあると思うが、それらの作品の中の多くにジェネレックを使って作られた作品があるはずだ。
そんなジェネレックのスピーカーをさらに高い次元へと引き上げたのが「GLM 」だ。GLMは、USBケーブルでパソコンとGLM Kitを、そしてGLM Kitとスピーカー同士をLANケーブルで接続して、ルームアコースティックの音響補正を含む様々なマネジメントが行える画期的なシステムだ。なお、この時に接続するUSBケーブルやLANケーブルで伝送されるのは制御信号のみで、音声信号はXLRアナログおよびAES/EBUデジタルに対応している。
GLM Kitに同梱される専用のマイクロフォン(フィンランドの工場にて個別にキャリブレーション)を使っての高度な音響補正に加えて、マルチチャンネルの再生環境に欠かせない各スピーカー間のディレイ補正(設置場所の距離差による到達時間の補正)や多数のスピーカーを一元的にコントロールすることが可能となっている。
昨今では、大きな盛り上がりを見せる空間オーディオの制作環境整備にも好適で、スピーカーとしての性能の高さに加え、多数のスピーカーを精確かつ自在にマネジメントできるGLMの機能性も、様々なスタジオでジェネレックのスピーカーが導入されている大きな理由となっている。
同社は「The Sonic Reference」というスローガンを掲げ、「サウンドをできるだけ忠実に再現することで、お客様の夢を叶える手助けをすること」を使命としている。スピーカー再生は、再生する部屋空間を介して人間の耳に音を届けるが、その過程において、吸音や反射など再生空間が出音に与える影響は極めて大きい。そこで、スピーカー単体の音の正確性だけでなく、再生空間での音の解析と、それを踏まえたスピーカーの最適化も含めてトータルでこの使命を実現する為、用意されているのがGLMなのである。
なお、GLMはDSPを搭載したSAMシリーズで対応しており、GLMの使用に必要なGLM Kitをバンドルした「GLM Studio」というパッケージも用意されている。
この記事では、そんなGLMの使い勝手や音質を、同社フラグシップ同軸3ウェイモニタースピーカーである “The Onesシリーズ”の中核機「8351B」、およびホームオーディオ向けスピーカーとして初めてGLMに対応した “Signatureシリーズ” のフロアスタンディングモデル「6040R」を用いて体験した。
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