公開日 2024/06/20 10:00
磨きをかけた小型モデル、オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW+」は重低音完全ワイヤレスの強力な選択肢だ
コンパクトボディに様々な機能を搭載
重低音イヤホンの定番、オーディオテクニカ「SOLID BASS」シリーズ。今回紹介する「ATH-CKS30TW+」は、その完全ワイヤレスイヤホンのラインナップに今夏投入される新モデルだ。直販税込13,970円。
SOLID BASS完全ワイヤレスのラインナップはこれまで、税込9,900円の「ATH-CKS30TW」、税込18,480円の「ATH-CKS50TW」の2モデル構成だった。型番からわかるようにATH-CKS30TWベースの強化モデルとなる。
注目すべきポイントは、ずばりノイズキャンセリング機能の搭載だ。それによって本機自体が重低音完全ワイヤレスのエントリー機として強化された。
ATH-CKS30TWは2022年10月の発売から今も、SOLID BASS完全ワイヤレスのエントリーモデルの役割を担っている。現時点においても重低音TWSとしての魅力に衰えはないが、ノイズキャンセリングは非搭載。
ではノイキャンがほしくて予算的にもいけるならノイキャン搭載の上位機ATH-CKS50TWにすればよいかというとそうでもない。両機には、前者のコンパクトさ、後者のイヤホン単体約20時間再生など、使い勝手の面での違いもあるからだ。「重低音が好きだからSOLID BASSがほしい!身軽に持ち歩きたいからコンパクトなのがいい!騒がしい場所ではノイキャンもほしい!」というユーザーは、どちらを選ぶにしても何かは妥協しなくてはいけなかったのがこれまでの状況だった。
そこでATH-CKS30TW+の登場だ。ベース機ATH-CKS30TWからの最大の強化はノイキャン搭載。それ以外での違いは、スケルトンを含む最新カラバリへの更新、後述のサウンドスケープ機能やイヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」機能などを備える。
数々の機能を携えたうえで、「コンパクトなのがいいけどノイキャンもほしい」といったニーズもクリアー。SOLID BASS完全ワイヤレスイヤホンの新たな選択肢となり得るモデルとして発売されたわけだ。
価格も要注目。実はATH-CKS30TWも発売当時は税込13,000円前後だった。昨今の物価上昇の中でそれと同程度の価格での登場であるから、ATH-CKS30TW+はコストパフォーマンスも向上している。既存の通話&ヒアスルー用マイクを活用するフィードフォワード方式でノイキャンを実装しつつ十分な性能を確保するなど、最小限のコストで最大限のパフォーマンス向上を引き出す設計の成果だ。
ではATH-CKS30TWと共通の特徴から改めて確認していこう。
ドライバーは9mm径ドライバーを搭載。その背面に設置した音響スペースとダクトで空気の流れを制御してドライバーが素直に動きやすい環境を整え、キレのある重低音とバランスの良い中高域を実現。音質は同社アプリ「Connect」のプリセットイコライザー機能での調整もできる。本体3回タップ操作でお気に入りプリセットを呼び出せるようにも設定可能だ。
使い心地の面ではケースのコンパクトさが強み。カバンや服の小さなポケットにも収めやすい。
イヤホン本体は耳にフィットするフォルムで重低音再生に欠かせない密閉度、ノイキャンの土台となる遮音性、快適な装着感を確保。IP55の防水防塵仕様での安心感もポイントだ。
「Connect」アプリから利用可能な細かな機能や設定も見逃せない。タッチ操作への機能割り当てをかなりの自由度で変更できる「キーアサイン機能」や音量上下の細かさを変更できる「ボリュームステップ」は特に要注目。
そのほかマルチポイント対応や低遅延モード、マイク配置やサイドトーンによる快適な通話性能など、完全ワイヤレスイヤホンとしての基本性能の確かさも継承されている。
その上でのATH-CKS30TW「+」としてのノイキャン以外での新たな特徴は、まずはカラバリ変更。エバーグリーン、ライトベージュ、マットブラックに加えて、トレンドを取り入れたスケルトンだ。スケルトン以外は、質感の高さと滑りにくいという実用性を兼ね備えるマット仕上げが施される。
スケルトンは、邪魔になりがちな「CE」マーク等の印字をあえてイエロー系で目立たせることで、ミリタリーあるいはサイバーな雰囲気を醸し出しているのが面白い。
機能面では、リラックス効果のある自然音などを再生できる「サウンドスケープ」、イヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」に対応。これらは同社完全ワイヤレス最新世代の機能であり、SOLID BASSシリーズでは初搭載となる。
SOLID BASS完全ワイヤレスのラインナップはこれまで、税込9,900円の「ATH-CKS30TW」、税込18,480円の「ATH-CKS50TW」の2モデル構成だった。型番からわかるようにATH-CKS30TWベースの強化モデルとなる。
注目すべきポイントは、ずばりノイズキャンセリング機能の搭載だ。それによって本機自体が重低音完全ワイヤレスのエントリー機として強化された。
■重低音イヤホンに新たな選択肢。コンパクトボディに必須機能満載
ATH-CKS30TWは2022年10月の発売から今も、SOLID BASS完全ワイヤレスのエントリーモデルの役割を担っている。現時点においても重低音TWSとしての魅力に衰えはないが、ノイズキャンセリングは非搭載。
ではノイキャンがほしくて予算的にもいけるならノイキャン搭載の上位機ATH-CKS50TWにすればよいかというとそうでもない。両機には、前者のコンパクトさ、後者のイヤホン単体約20時間再生など、使い勝手の面での違いもあるからだ。「重低音が好きだからSOLID BASSがほしい!身軽に持ち歩きたいからコンパクトなのがいい!騒がしい場所ではノイキャンもほしい!」というユーザーは、どちらを選ぶにしても何かは妥協しなくてはいけなかったのがこれまでの状況だった。
そこでATH-CKS30TW+の登場だ。ベース機ATH-CKS30TWからの最大の強化はノイキャン搭載。それ以外での違いは、スケルトンを含む最新カラバリへの更新、後述のサウンドスケープ機能やイヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」機能などを備える。
数々の機能を携えたうえで、「コンパクトなのがいいけどノイキャンもほしい」といったニーズもクリアー。SOLID BASS完全ワイヤレスイヤホンの新たな選択肢となり得るモデルとして発売されたわけだ。
価格も要注目。実はATH-CKS30TWも発売当時は税込13,000円前後だった。昨今の物価上昇の中でそれと同程度の価格での登場であるから、ATH-CKS30TW+はコストパフォーマンスも向上している。既存の通話&ヒアスルー用マイクを活用するフィードフォワード方式でノイキャンを実装しつつ十分な性能を確保するなど、最小限のコストで最大限のパフォーマンス向上を引き出す設計の成果だ。
■魅力的なカラーバリエーション、アプリ機能をさらにブラッシュアップ
ではATH-CKS30TWと共通の特徴から改めて確認していこう。
ドライバーは9mm径ドライバーを搭載。その背面に設置した音響スペースとダクトで空気の流れを制御してドライバーが素直に動きやすい環境を整え、キレのある重低音とバランスの良い中高域を実現。音質は同社アプリ「Connect」のプリセットイコライザー機能での調整もできる。本体3回タップ操作でお気に入りプリセットを呼び出せるようにも設定可能だ。
使い心地の面ではケースのコンパクトさが強み。カバンや服の小さなポケットにも収めやすい。
イヤホン本体は耳にフィットするフォルムで重低音再生に欠かせない密閉度、ノイキャンの土台となる遮音性、快適な装着感を確保。IP55の防水防塵仕様での安心感もポイントだ。
「Connect」アプリから利用可能な細かな機能や設定も見逃せない。タッチ操作への機能割り当てをかなりの自由度で変更できる「キーアサイン機能」や音量上下の細かさを変更できる「ボリュームステップ」は特に要注目。
そのほかマルチポイント対応や低遅延モード、マイク配置やサイドトーンによる快適な通話性能など、完全ワイヤレスイヤホンとしての基本性能の確かさも継承されている。
その上でのATH-CKS30TW「+」としてのノイキャン以外での新たな特徴は、まずはカラバリ変更。エバーグリーン、ライトベージュ、マットブラックに加えて、トレンドを取り入れたスケルトンだ。スケルトン以外は、質感の高さと滑りにくいという実用性を兼ね備えるマット仕上げが施される。
スケルトンは、邪魔になりがちな「CE」マーク等の印字をあえてイエロー系で目立たせることで、ミリタリーあるいはサイバーな雰囲気を醸し出しているのが面白い。
機能面では、リラックス効果のある自然音などを再生できる「サウンドスケープ」、イヤホン紛失を防止する「置き忘れアラート」に対応。これらは同社完全ワイヤレス最新世代の機能であり、SOLID BASSシリーズでは初搭載となる。