公開日 2012/09/15 17:04
「iPhone 5」、ソフトバンクとauのどちらを選ぶか【更新】
アップルからiPhone 5が発表され、9月21日に発売されます。買うか買わないかの判断は人それぞれですが、いざ「買うぞ」と決めたら、次にキャリアをソフトバンクかauから選ばなければなりません。
筆者自身「どっちがいいの?」と聞かれることが多かったこともあり、ここではそれほどスマートフォンの事情に詳しくない方を想定し、ソフトバンクとau、それぞれのプランの特徴を紹介していきます。
iPhone 4Sの時から、ソフトバンクに加えてauもiPhoneを販売するようになりました。両社の正確な契約数は発表されていませんが、料金面でかなりソフトバンクが努力したこと、また様々なキャンペーンを矢継ぎ早に投入したこともあり、auに比べソフトバンクの方が、販売で優位に立っていたという見方が一般的です。
今回はどうかというと、個人的には「au、かなりがんばったな」という印象です。ギリギリまで相手の出方を窺ったのでしょう、予約受付開始の直前に、まずauが料金を発表。おそらくそれを確認してからソフトバンクが料金プランをアナウンスしました。
■基本的な料金体系は両社ともほぼ共通
インターネットに接続するための基本的な使用料は、両社が並びました。基本使用料は月額980円、LTEを含むデータ通信料(パケット定額)は月額5,460円。インターネット使用料は315円。パケット定額でデータ通信を行うためには、合計6,755円が必要となります。
注目すべきはデータ通信料の5,460円という数字です。ソフトバンクはこれまでの3G通信プランのとき、4,410円でデータ定額を実施してきましたが、LTE化を機会に、これを1,250円引き上げました。auはこれまで「ISフラット」というプランでiPhone向けのパケット定額を提供してきましたが、この料金が5,460円でした。つまりLTEになっても料金は上がっていません。これまでの料金との比較で言うと、速度を上げながら価格を据え置いたauのお得感は強いと言えるでしょう。
■多彩なキャンペーンでおトク感を演出するソフトバンク
ただし、ソフトバンクはキャンペーン価格で対抗します。MNPを優遇するのは当然としても、これまでソフトバンクでiPhoneを使ってきたユーザーを引き留めるプランも充実させたことが特徴です。
「【新】 iPhone かえトクキャンペーン」は、MNPの場合、のりかえ割との併用で、通常980円の基本使用料が2年間0円になるというもの。実質23,000円の割引となります。
また「iPhone かいかえ割」はソフトバンクのガラケーやスマホ、iPhoneからiPhone 5に機種変更すると、同じく980円の基本使用料が1年間半額になるというプログラムで、実質5,880円得する計算になります。
これらのプランを適用すると、MNPでソフトバンクのiPhone 5を契約した場合、月額基本使用料0円、パケット定額料金5,460円、インターネット接続料315円の、合計5,775円(ただし2年間)で利用できる計算になります。また機種変更の場合、基本使用料490円、パケット定額料5,460円、インターネット接続料315円の合計6,265円(ただし1年間)で利用できることになります。
これに対し、auはまだiPhone 5向けのキャンペーンを発表していません。同社のサイトをみても、「キャンペーン」というメニューは用意されているのですが、文字がグレイアウトしており、押すことができません。ただし、同社ではiPhone 5でもほかのAndroidスマートフォンでも利用できる「女子割」「男子割」というMNP対象のキャンペーンを行っており、これを使えば基本使用料の980円が2年間無料となります。※初出時、女子割/男子割の記載がなかったものを追記致しました。
■データ通信料に制限があるau
さて、auのLTEパケット定額プラン「LTEフラット」には制約もあります。まず毎月のデータ通信料に7GBという上限が設けられ、これを越えると速度が128kbpsに制限されるということ。もう一つは5,460円という料金が2年間に限定され、その後の料金プランがどうなるか、まだ不透明ということです。
ちなみにソフトバンクの「パケット定額 for 4G LTE」は、7GBというデータ量の制限がありません。いくら使っても速度制限は発生しませんし、料金が加算されることもないのです。ソフトバンクはiPhone以外のスマートフォン向けにもLTEサービスを始めますが、iPhone以外ではauと同じく、7GBのデータ量制限が設けられています。iPhoneユーザーを優遇する措置と言えるでしょう。さらにパケット定額の料金も、auのように2年間という期間が設定されていません。2年経過後も5,460円で使い続けられることが保証されているので、安心感があります。
さて気になるのが、7GBというデータ量がどの程度のものなのかということでしょう。結論から言うと、ネットブラウジングやメールを常識の範囲内で行う程度であればまったく気にする必要はありませんが、動画や音声をストリーミングで大量に視聴したら、もしかしたら引っかかるかも知れないというレベルです。
たとえば1.5Mbps程度の動画だと、およそ2時間程度で容量が約1.5GB程度になります。データ量が低めの動画でも、ストリーミングで映画を5本程度を見たら7GBを越えてしまうわけです。特にLTEになると通信速度が速いため、HuluやYouTubeなどで動画を目一杯楽しみたくなるかもしれませんが、気にせずガンガン見ていたら7GBを越える可能性もあります。
さらにLTEフラットには「直近3日間に1GB以上の利用があった場合、通信速度を終日制限する」という規約もありますので、LTE/3G通信で映画をストリーミング視聴するといった使い方は、控えた方が賢明でしょう。
また、iPhone 5(正確にはiOS 6)では、Wi-Fi以外の3G/LTEでも、ビデオ通話機能「FaceTime」が利用可能になります。たとえば遠距離恋愛をしているカップルがLTE/3GでFaceTimeをガンガン使ったら、データ通信量はかなり多くなってしまいます。
…とは言え、自宅にいるときはWi-Fiで接続するという使い方が一般的でしょうし、データ使用料をメールで知らせる仕組みも用意されていますので、ふつうの使い方をするユーザーならば、それほど神経質になる必要は無いかもしれません。
■テザリングの可否も大きなポイントに
もう一つのポイントは「テザリング」です。テザリングとは、スマートフォン自体をモバイルWi-Fiルーターにする機能。他の機器をスマートフォンを経由してインターネットにつなぐことが可能になります。たとえばPCやゲーム機、タブレットなどのWi-Fi対応機器を持っている場合、テザリング対応スマートフォンがあれば、いつでもネットにつなぐことができるようになるのです。
これまでも海外の一部ではiPhoneでテザリングが利用できましたが、国内ではソフトバンクもauもテザリングを許可していませんでした。言うまでも無く、テザリングが可能になるとデータ通信料が増えます。ネットワークの混雑を引き起こし、つながらないという事態が起きかねません。iPhoneは販売台数がほかの端末に比べ圧倒的に多いこともあり、キャリアはテザリングに慎重になるのです。
それを今回auが解禁し、テザリングを利用可能にしました。しかもiPhone以外の機器は月額525円が必要なサービスのところ、iPhoneは最大2年間、無料で利用できます。ソフトバンクと同じく、iPhoneを優遇することで多くのユーザーを獲得したいという意志が明らかに感じられます。
一方のソフトバンクは、「現状ではテザリングに対応する予定はない」(同社広報部)という返答。将来的に販売状況などを見て解禁する可能性はありますが、スタート当初はテザリング無しでの提供となります。
テザリングについては、両キャリアではっきりと対応が分かれました。テザリングを利用したいという方は、auを選ぶと良いでしょう。すでにモバイルWi-Fiルーターを持っていたり、そもそもテザリングをする必要性を感じないという方は、それ以外の条件で選択することになります。
※9月19日追記:その後9月19日に、ソフトバンクはテザリングサービスを2013年1月15日から開始すると発表しました(関連ニュース)。auと同じく月額525円が基本料金ですが、2年間無料で提供されます。ただしテザリングサービスに申し込んだ場合、通常速度で通信できるのはauと同じく7GBに制限されます。
■LTEの実力を比較すると?
今回のiPhone 5は、高速通信「LTE」に対応したことも特徴です。auもソフトバンクも、4G LTEサービスを、iPhone 5発売と同日の9月21日からスタートさせます。
ソフトバンクは2.1GHzという周波数帯で「SoftBank 4G LTE」というサービスをスタート。通信速度は多くのエリアで最大37.5Mbpsで、ごく一部のエリアでは最大75Mbpsの通信が可能です。気になるカバーエリアは、2012年度末に政令指定都市100%を目指すというのが公式アナウンスです。
auは「4G LTE」というシンプルなサービス名。通信速度は受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsと高速。さらに2013年には受信時最大112.5Mbpsに高速化する予定です(iPhone 5がこのスピードに対応するかどうかはわかりません)。カバーエリアは東京23区と政令指定都市を中心に、全国主要エリアから開始。2013年3月末には実人口カバー率約96%まで拡大する予定としています。
さらにauのLTEサービスは、世界初となる「eCSFB」技術を導入。待受時の電力消費を抑えながら、音声通話の発信から着信までに要する時間を大幅に短縮するとしています。
もちろん実際のカバーエリアやつながりやすさ、接続スピードなどは、実際に使ってみないとわかりません。ただし現段階でアナウンスされている内容を見る限り、接続スピードもカバーエリアも、auの方に分がありそうです。両キャリアの実力は、スタートする9月21日から、様々なサイトやブログで報告されることでしょう。通信品位を重視される方は、その結果を待っても良いかも知れません。
◇
auとソフトバンクの共通点、違いを見てきました。ご自分で積極的に調べた方なら当たり前のことが多かったでしょうが、少しでも参考になれば幸いです。
最後に筆者自身の結論も書いておきます。現在筆者はiPhone 4Sをソフトバンクで利用しているのですが、家族もソフトバンク版のiPhone 4Sを使っているので家族間通話無料が引き続き使えること、キャリアを変えると色々面倒くさそうだなと感じたこと、またモバイルWi-Fiルーターを持っているのでテザリングの必要性をさほど感じないことなどを理由に、これまでと同じソフトバンクを選択しました。
筆者自身「どっちがいいの?」と聞かれることが多かったこともあり、ここではそれほどスマートフォンの事情に詳しくない方を想定し、ソフトバンクとau、それぞれのプランの特徴を紹介していきます。
iPhone 4Sの時から、ソフトバンクに加えてauもiPhoneを販売するようになりました。両社の正確な契約数は発表されていませんが、料金面でかなりソフトバンクが努力したこと、また様々なキャンペーンを矢継ぎ早に投入したこともあり、auに比べソフトバンクの方が、販売で優位に立っていたという見方が一般的です。
今回はどうかというと、個人的には「au、かなりがんばったな」という印象です。ギリギリまで相手の出方を窺ったのでしょう、予約受付開始の直前に、まずauが料金を発表。おそらくそれを確認してからソフトバンクが料金プランをアナウンスしました。
■基本的な料金体系は両社ともほぼ共通
インターネットに接続するための基本的な使用料は、両社が並びました。基本使用料は月額980円、LTEを含むデータ通信料(パケット定額)は月額5,460円。インターネット使用料は315円。パケット定額でデータ通信を行うためには、合計6,755円が必要となります。
注目すべきはデータ通信料の5,460円という数字です。ソフトバンクはこれまでの3G通信プランのとき、4,410円でデータ定額を実施してきましたが、LTE化を機会に、これを1,250円引き上げました。auはこれまで「ISフラット」というプランでiPhone向けのパケット定額を提供してきましたが、この料金が5,460円でした。つまりLTEになっても料金は上がっていません。これまでの料金との比較で言うと、速度を上げながら価格を据え置いたauのお得感は強いと言えるでしょう。
■多彩なキャンペーンでおトク感を演出するソフトバンク
ただし、ソフトバンクはキャンペーン価格で対抗します。MNPを優遇するのは当然としても、これまでソフトバンクでiPhoneを使ってきたユーザーを引き留めるプランも充実させたことが特徴です。
「【新】 iPhone かえトクキャンペーン」は、MNPの場合、のりかえ割との併用で、通常980円の基本使用料が2年間0円になるというもの。実質23,000円の割引となります。
また「iPhone かいかえ割」はソフトバンクのガラケーやスマホ、iPhoneからiPhone 5に機種変更すると、同じく980円の基本使用料が1年間半額になるというプログラムで、実質5,880円得する計算になります。
これらのプランを適用すると、MNPでソフトバンクのiPhone 5を契約した場合、月額基本使用料0円、パケット定額料金5,460円、インターネット接続料315円の、合計5,775円(ただし2年間)で利用できる計算になります。また機種変更の場合、基本使用料490円、パケット定額料5,460円、インターネット接続料315円の合計6,265円(ただし1年間)で利用できることになります。
これに対し、auはまだiPhone 5向けのキャンペーンを発表していません。同社のサイトをみても、「キャンペーン」というメニューは用意されているのですが、文字がグレイアウトしており、押すことができません。ただし、同社ではiPhone 5でもほかのAndroidスマートフォンでも利用できる「女子割」「男子割」というMNP対象のキャンペーンを行っており、これを使えば基本使用料の980円が2年間無料となります。※初出時、女子割/男子割の記載がなかったものを追記致しました。
■データ通信料に制限があるau
さて、auのLTEパケット定額プラン「LTEフラット」には制約もあります。まず毎月のデータ通信料に7GBという上限が設けられ、これを越えると速度が128kbpsに制限されるということ。もう一つは5,460円という料金が2年間に限定され、その後の料金プランがどうなるか、まだ不透明ということです。
ちなみにソフトバンクの「パケット定額 for 4G LTE」は、7GBというデータ量の制限がありません。いくら使っても速度制限は発生しませんし、料金が加算されることもないのです。ソフトバンクはiPhone以外のスマートフォン向けにもLTEサービスを始めますが、iPhone以外ではauと同じく、7GBのデータ量制限が設けられています。iPhoneユーザーを優遇する措置と言えるでしょう。さらにパケット定額の料金も、auのように2年間という期間が設定されていません。2年経過後も5,460円で使い続けられることが保証されているので、安心感があります。
さて気になるのが、7GBというデータ量がどの程度のものなのかということでしょう。結論から言うと、ネットブラウジングやメールを常識の範囲内で行う程度であればまったく気にする必要はありませんが、動画や音声をストリーミングで大量に視聴したら、もしかしたら引っかかるかも知れないというレベルです。
たとえば1.5Mbps程度の動画だと、およそ2時間程度で容量が約1.5GB程度になります。データ量が低めの動画でも、ストリーミングで映画を5本程度を見たら7GBを越えてしまうわけです。特にLTEになると通信速度が速いため、HuluやYouTubeなどで動画を目一杯楽しみたくなるかもしれませんが、気にせずガンガン見ていたら7GBを越える可能性もあります。
さらにLTEフラットには「直近3日間に1GB以上の利用があった場合、通信速度を終日制限する」という規約もありますので、LTE/3G通信で映画をストリーミング視聴するといった使い方は、控えた方が賢明でしょう。
また、iPhone 5(正確にはiOS 6)では、Wi-Fi以外の3G/LTEでも、ビデオ通話機能「FaceTime」が利用可能になります。たとえば遠距離恋愛をしているカップルがLTE/3GでFaceTimeをガンガン使ったら、データ通信量はかなり多くなってしまいます。
…とは言え、自宅にいるときはWi-Fiで接続するという使い方が一般的でしょうし、データ使用料をメールで知らせる仕組みも用意されていますので、ふつうの使い方をするユーザーならば、それほど神経質になる必要は無いかもしれません。
■テザリングの可否も大きなポイントに
もう一つのポイントは「テザリング」です。テザリングとは、スマートフォン自体をモバイルWi-Fiルーターにする機能。他の機器をスマートフォンを経由してインターネットにつなぐことが可能になります。たとえばPCやゲーム機、タブレットなどのWi-Fi対応機器を持っている場合、テザリング対応スマートフォンがあれば、いつでもネットにつなぐことができるようになるのです。
これまでも海外の一部ではiPhoneでテザリングが利用できましたが、国内ではソフトバンクもauもテザリングを許可していませんでした。言うまでも無く、テザリングが可能になるとデータ通信料が増えます。ネットワークの混雑を引き起こし、つながらないという事態が起きかねません。iPhoneは販売台数がほかの端末に比べ圧倒的に多いこともあり、キャリアはテザリングに慎重になるのです。
それを今回auが解禁し、テザリングを利用可能にしました。しかもiPhone以外の機器は月額525円が必要なサービスのところ、iPhoneは最大2年間、無料で利用できます。ソフトバンクと同じく、iPhoneを優遇することで多くのユーザーを獲得したいという意志が明らかに感じられます。
一方のソフトバンクは、「現状ではテザリングに対応する予定はない」(同社広報部)という返答。将来的に販売状況などを見て解禁する可能性はありますが、スタート当初はテザリング無しでの提供となります。
テザリングについては、両キャリアではっきりと対応が分かれました。テザリングを利用したいという方は、auを選ぶと良いでしょう。すでにモバイルWi-Fiルーターを持っていたり、そもそもテザリングをする必要性を感じないという方は、それ以外の条件で選択することになります。
※9月19日追記:その後9月19日に、ソフトバンクはテザリングサービスを2013年1月15日から開始すると発表しました(関連ニュース)。auと同じく月額525円が基本料金ですが、2年間無料で提供されます。ただしテザリングサービスに申し込んだ場合、通常速度で通信できるのはauと同じく7GBに制限されます。
■LTEの実力を比較すると?
今回のiPhone 5は、高速通信「LTE」に対応したことも特徴です。auもソフトバンクも、4G LTEサービスを、iPhone 5発売と同日の9月21日からスタートさせます。
ソフトバンクは2.1GHzという周波数帯で「SoftBank 4G LTE」というサービスをスタート。通信速度は多くのエリアで最大37.5Mbpsで、ごく一部のエリアでは最大75Mbpsの通信が可能です。気になるカバーエリアは、2012年度末に政令指定都市100%を目指すというのが公式アナウンスです。
auは「4G LTE」というシンプルなサービス名。通信速度は受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsと高速。さらに2013年には受信時最大112.5Mbpsに高速化する予定です(iPhone 5がこのスピードに対応するかどうかはわかりません)。カバーエリアは東京23区と政令指定都市を中心に、全国主要エリアから開始。2013年3月末には実人口カバー率約96%まで拡大する予定としています。
さらにauのLTEサービスは、世界初となる「eCSFB」技術を導入。待受時の電力消費を抑えながら、音声通話の発信から着信までに要する時間を大幅に短縮するとしています。
もちろん実際のカバーエリアやつながりやすさ、接続スピードなどは、実際に使ってみないとわかりません。ただし現段階でアナウンスされている内容を見る限り、接続スピードもカバーエリアも、auの方に分がありそうです。両キャリアの実力は、スタートする9月21日から、様々なサイトやブログで報告されることでしょう。通信品位を重視される方は、その結果を待っても良いかも知れません。
auとソフトバンクの共通点、違いを見てきました。ご自分で積極的に調べた方なら当たり前のことが多かったでしょうが、少しでも参考になれば幸いです。
最後に筆者自身の結論も書いておきます。現在筆者はiPhone 4Sをソフトバンクで利用しているのですが、家族もソフトバンク版のiPhone 4Sを使っているので家族間通話無料が引き続き使えること、キャリアを変えると色々面倒くさそうだなと感じたこと、またモバイルWi-Fiルーターを持っているのでテザリングの必要性をさほど感じないことなどを理由に、これまでと同じソフトバンクを選択しました。