公開日 2019/10/13 06:30
MacのiTunesが3分裂! iPhoneファイル転送の「不便さ」を解決する方法
アップルTIPS
10月8日から提供が始まった新しいmacOS「Catalina」において、マルチメディアファイルの “司令塔” だった「iTunes」が長い役目を終えた。これまでのiTunesの機能は「ミュージック」「Apple TV」「Podcast」などのアプリケーションに譲られたが、それに伴って使い勝手や操作方法も変更された。
ハイレゾ楽曲や動画など、ファイルをMacからiPhoneに転送する方法も、従来から変更されたうちの1つ。今回はハイレゾ楽曲ファイルを例に取り、実際に試しながら手順を紹介していきたい。
まずMacにiPhoneを接続。Macで「ミュージック」を立ち上げてみると、画面の左側にある「デバイス」リストに “iPhone” が表示された。クリックして選択すると、iPhoneにダウンロード済みのiTunesストアで購入した楽曲が並んでいるが、従来の画面と様子が違って、HF PlayerなどiPhoneにインストールしているアプリとの「ファイル共有」メニューが見当たらない。
そこで画面右上の「同期設定」ボタンをクリックしてみると、Finderウィンドウが起動して、見慣れた各種ファイルの同期設定の画面が立ち上がった。そう、Catalinaから、iPhoneとのファイル同期管理はFinderから行う仕様に変わったのだ。
続いてHF Playerにダウンロード購入したハイレゾ音源を転送してみる。これまでのようにファイルの「追加」ボタンが見当たらないので、試しに先ほどのFinder上へ、ドラッグ&ドロップでファイルをコピーしてみた。進捗を表示するステータスバーなどが表示されず、転送されているか分からなかったが、少し待ってHF Playerアプリのフォルダを展開してみると、中にアルバムタイトルのフォルダが生成されていた。
しかし、iPhoneの接続を解除してHF Playerアプリを起動してみたところ、転送したかった9曲のうち3曲しか表示されなかった。
ファイルを削除し、同じ方法で再度ファイルを転送してみたが、先ほどよりも長時間待ってみたところ、無事全9曲が転送された。ハイレゾファイルなので転送時間が必要なのは当然だが、終わったのかどうか確認できないのは辛い。画面のどこかに転送状況を表示してほしいものだ。
もうひとつ、AirDropでHF Playerに転送する方法も試してみた。こちらは有線での転送とは異なり、MacとiPhone、それぞれの画面にファイル転送ステータスが表示されるため安心だ。転送終了後にiPhoneでHF Playerを起動してみたところ、全9曲のファイルが無事に転送されていた。
今回は2つの転送方法を試してみたが、有線接続はステータスが表示されないため、使い勝手は今一歩だった。今後改善される可能性も十分にありそうだが、当面はCatalinaでMacからiPhoneへハイレゾ音源などの重いファイルを転送するならAirDropの方が良いといえそうだ。
ハイレゾ楽曲や動画など、ファイルをMacからiPhoneに転送する方法も、従来から変更されたうちの1つ。今回はハイレゾ楽曲ファイルを例に取り、実際に試しながら手順を紹介していきたい。
まずMacにiPhoneを接続。Macで「ミュージック」を立ち上げてみると、画面の左側にある「デバイス」リストに “iPhone” が表示された。クリックして選択すると、iPhoneにダウンロード済みのiTunesストアで購入した楽曲が並んでいるが、従来の画面と様子が違って、HF PlayerなどiPhoneにインストールしているアプリとの「ファイル共有」メニューが見当たらない。
そこで画面右上の「同期設定」ボタンをクリックしてみると、Finderウィンドウが起動して、見慣れた各種ファイルの同期設定の画面が立ち上がった。そう、Catalinaから、iPhoneとのファイル同期管理はFinderから行う仕様に変わったのだ。
続いてHF Playerにダウンロード購入したハイレゾ音源を転送してみる。これまでのようにファイルの「追加」ボタンが見当たらないので、試しに先ほどのFinder上へ、ドラッグ&ドロップでファイルをコピーしてみた。進捗を表示するステータスバーなどが表示されず、転送されているか分からなかったが、少し待ってHF Playerアプリのフォルダを展開してみると、中にアルバムタイトルのフォルダが生成されていた。
しかし、iPhoneの接続を解除してHF Playerアプリを起動してみたところ、転送したかった9曲のうち3曲しか表示されなかった。
ファイルを削除し、同じ方法で再度ファイルを転送してみたが、先ほどよりも長時間待ってみたところ、無事全9曲が転送された。ハイレゾファイルなので転送時間が必要なのは当然だが、終わったのかどうか確認できないのは辛い。画面のどこかに転送状況を表示してほしいものだ。
もうひとつ、AirDropでHF Playerに転送する方法も試してみた。こちらは有線での転送とは異なり、MacとiPhone、それぞれの画面にファイル転送ステータスが表示されるため安心だ。転送終了後にiPhoneでHF Playerを起動してみたところ、全9曲のファイルが無事に転送されていた。
今回は2つの転送方法を試してみたが、有線接続はステータスが表示されないため、使い勝手は今一歩だった。今後改善される可能性も十分にありそうだが、当面はCatalinaでMacからiPhoneへハイレゾ音源などの重いファイルを転送するならAirDropの方が良いといえそうだ。