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公開日 2019/12/21 07:00

開催間近「M-1グランプリ」を全力で楽しむ! 動画配信で今年の見どころチェック

2019年大会は12月22日!開催迫る!
編集部:川田菜月
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いよいよ明日12月22日、一年に一回の “最重要” ビッグイベント『M-1グランプリ 2019』が開催される。

「M-1グランプリ 2019」がいよいよ12/22に開催!(C)朝日放送/ 吉本興業 (c)M-1 GRANDPRIX. All Rights Reserved

M-1グランプリとはご存知のとおり、プロ・アマ・事務所問わず日本一の若手漫才師を決めるという漫才の祭典だ。賞金は1,000万円。当初結成10年以内を出場条件としてスタートし、2010年に一度終了したものの、2015年に復活。それ以降は結成15年以内を出場条件とし、今も継続して開催されている。記者はお笑い文化全体を推しているが、特に漫才という形式が好きで、M-1を楽しみに一年を生きている。

常に大きな注目を集めているM-1グランプリ、2019年の決勝出場者は「インディアンス」「オズワルド」「かまいたち」「からし蓮根」「すゑひろがりず」「ニューヨーク」「ぺこぱ」「見取り図」「ミルクボーイ」(五十音順)。ここに敗者復活戦を勝ち上がった1組が追加となる予定で、今年も熱い戦いが予想される。

並んだ名前を見てすでにお気づきだろうが、今年は初出場の面々が多い。決勝開催まであと少し、事前にどんな芸人さんなのか知りたい!と思った方もいるはずだ。

そんな方には、ヤフーの無料動画配信サービス『GYAO!』がおすすめ!予選の様子が無料配信されているので、これまでどんなネタで勝ち進んできたのかチェックできるのだ。

『GYAO!』は予選ネタから大会終了後まで、M-1を隅から隅まで楽しめる

さらに嬉しいことに、GYAO!では惜しくも決勝に上がれなかった芸人さんのネタも配信されている。たとえば、今や決勝常連の和牛やミキ、今年結成15年目でM-1参戦がラストイヤーとなる天竺鼠や囲碁将棋、昨年ナカジマックスが全然作れなかったトム・ブラウンなど。他にも金属バットや、四千頭身、コウテイといった若手の面々にも注目したい。ここで未来の優勝者を予想してみるのも面白いかも。

大会後の様子も独占生配信!

事前に決勝出場者をチェックしてみよう

なお、GYAO!で見られるネタは劇場で行われた予選の様子。つまりテレビで見る決勝の雰囲気とは全く違い、劇場ライブのような空気が流れている。大袈裟な笑い声もあまりないので、一つ一つのネタをじっくり楽しめるだろう。

加えてGYAO!では、大会終了後に行われる決勝出場者勢揃いの大反省会、さらに打ち上げの様子まで生配信予定!特に打ち上げでは、緊張から解放された出場者たちの悲喜こもごもな本音が見えてなんともエモーショナルだ。また、YouTubeの公式チャンネルでは、大会に臨む芸人さんたちの舞台裏を垣間見ることもできる。これらがすべて無料配信とは、ありがたすぎる。

さらに今年の大会では、最終決戦3組の漫才と優勝者決定の瞬間をマルチアングルで楽しめるVR配信も決定。ライブ配信ではないものの、VR配信プラットフォーム「XRstadium」でコンテンツ(税込500円/auスマートパスプレミアム会員は無料)を販売、12月25日から視聴できるようになる。記者は漫才中のステージに立ちたいとは思わないが、「漫才を袖から見る」体験ならしてみたい。VRヘッドセットも必要になるが、当日の感動をリアルに楽しめる新しい取り組みだ。

さて、M-1の話をしていると、「あれ、去年どんな感じだったっけ?」「去年はほら、ジャルジャルの国名わけっこがすごかった」「ああ!そうだ!!え、ていうかジャルジャルって初めてM-1出たのいつだっけ?」と、これまでのM-1グランプリをもう一度見たくなる方も出てくることだろう。

そんな方は『Amazon プライム・ビデオ』に即入会だ。中川家優勝の2001年から現在にいたるまで、過去のM-1グランプリが全回配信されている

過去の大会全てみられるのは『Amazonプライム・ビデオ』

ここで一度、M-1の歴史を個人的感想を交えて振り返ってみたい。第一回はやはり中川家が本命だったと思うが、この年東京勢で唯一のおぎやはぎや、当時無名だった麒麟の衝撃も印象深いのではないだろうか。2002年は笑い飯が注目株に。また同年には敗者復活制度がスタートした(ここで勝ち上がったのはスピードワゴン)。翌年の2003年は記者が長年応援していた2丁拳銃や、今や大活躍の千鳥が出場するなど、個人的に思い出深い。

年末年始にゆっくり振り返るのもおすすめ

2004年には、先日10年振りに復活したアンタッチャブルが優勝。この年は南海キャンディーズ、千鳥、笑い飯、POISON GIRL BAND、東京ダイナマイトなど、優勝者とテンションが異なる出場者が多かったように思える。そして2005年、歴史に残るブラックマヨネーズの優勝だ。ただひたすらにヒートアップしていく二人の会話だけであれほど大笑いできることはそうそうないのでは? 当時何らかの事情や理由で記憶にない方がいるなら、絶対に見てほしい…こんな時、Amazonプライム・ビデオを勧めるだけで見られる時代となったことに感謝したい。

だいたい一本あたり1時間半〜2時間未満で視聴可能

2006年のチュートリアルから2009年のパンクブーブーまでは、今や全国区のオードリーやナイツも出場していたり、関西勢以外の芸人さんも多く活躍していたような…。こんな風に若干忘れかけている場合にも、Amazonプライム・ビデオがあればすぐ思い出せるので便利。そして2010年、M-1の第一期が笑い飯の優勝で幕を閉じたこの年に、ジャルジャルは初出場を果たしている。

第二期が開幕した2015年は、トレンディエンジェルが敗者復活から優勝したのも記憶に新しい。そして2016年は銀シャリ、2017年はとろサーモン、2018年は霜降り明星と、直近3年は記者の推し芸人さんの優勝が続いており、おかげで毎年良い年末を迎えさせてもらっている。またここ最近では、歴代王者が出演する関連番組も数多く制作されている。先ほど紹介したGYAO!はもちろん、民放公式テレビポータル『TVer』でも見逃し配信されているので要チェックだ。

最後に今年の “推し” を紹介しておこう(させてください)。記者は今回、二年連続で決勝出場を果たした「見取り図」を応援している。



PHILE WEBの記事なので、見取り図を、なんとかオーディオ的に説明してみよう。ツッコミの盛山さんは抜けが良く輪郭がくっきりとしながらも、耳に痛くないハイトーンといった感じ(多分)。ボケのリリーさんはフラット志向で見通しも良く(多分)、飄々とボケていく落ち着きと爽やかな外観もあいまって全体的にスタイリッシュ、記者一押しだ。昨年はトップバッターながら落ち着いていたように見えたし、張り詰めた空気を一気に楽しいものに変えてくれた。前半に時々出てくる気になるワードを後半に適宜回収していく様が気持ちいいほどに面白く、今年も要注目コンビである。

他には「かまいたち」「ニューヨーク」「からし蓮根」にも期待。特にニューヨークは、ちょっと炎上しそうな毒っけのあるネタが魅力。決勝で何が見られるか楽しみな一組だ。話は逸れるが、ボケの嶋佐さんはプロレス好き。実は過去にプロレス観戦の帰り道に遭遇して写真を撮ってもらった思い出もあって、勝手に親近感を持っている。

ちなみに敗者復活の予想は「アインシュタイン」。関西ではすでに活躍しているコンビで、特に今年はボケの稲田さんの人気が爆上がり中!この勢いに乗って決勝にも手を掛けるのでは?と期待している。

さて、ついつい思いが溢れてしまったが、M-1グランプリにとって2019年は節目の年といえる。第一期と復活後を合わせ、15年目を迎えているからだ。上述の動画配信サービスがあれば、ちょっとした隙間時間にひとネタ視聴したり、手軽に過去の大会も振り返られる。これで決勝当日、視聴者としてさらに熱くなれることだろう。

もちろん年末年始に家でじっくりと振り返って見るのもオススメ。活況な動画配信サービスを大いに活用して、より一層、お笑いを身近な最高のエンターテインメントとして楽しんでみてほしい。

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