公開日 2020/06/24 06:40
ワイヤレス充電器、熱くなってるけど大丈夫?
【連載】ガジェットTIPS
決まった場所にポンと置くだけ、ケーブルいらずで充電できる「ワイヤレス充電」。Qi(チー)などのワイヤレス充電規格に対応するスマートフォンが増えるにつれ、対応充電器・アクセサリの品揃えも充実するようになりました。
そんなワイヤレス充電ですが、充電中何気なしに触れてみると、かなり熱いことが。このまま故障する? 載せているスマートフォンにも悪影響がある? などと不安を感じてしまいますよね。
Qiなどの電磁誘導方式を採用するワイヤレス充電では、充電器(送電側)のコイルで磁界を形成し、近づいたスマートフォンなどのデバイス(受電側)のコイルがそれを電気に変換することで、送電側から受電側へと電力が伝わります。
その際、磁力から電力への変換に伴うロスが発生し、熱となって現れます。電磁誘導方式はワイヤレス充電規格のなかでも変換ロスが少ないとされますが、送電側と受電側のコイルに距離ができると伝送効率が低下し、発熱量も増える傾向があります。
つまり、Qi規格のワイヤレス充電に関していうかぎり、変換ロスが生じないようコイル同士を近づけたほうが発熱量は減ることになります。過剰な熱はスマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーの大敵、できるだけ正確にコイル同士を向かい合わせるようにしましょう。
そんなワイヤレス充電ですが、充電中何気なしに触れてみると、かなり熱いことが。このまま故障する? 載せているスマートフォンにも悪影響がある? などと不安を感じてしまいますよね。
Qiなどの電磁誘導方式を採用するワイヤレス充電では、充電器(送電側)のコイルで磁界を形成し、近づいたスマートフォンなどのデバイス(受電側)のコイルがそれを電気に変換することで、送電側から受電側へと電力が伝わります。
その際、磁力から電力への変換に伴うロスが発生し、熱となって現れます。電磁誘導方式はワイヤレス充電規格のなかでも変換ロスが少ないとされますが、送電側と受電側のコイルに距離ができると伝送効率が低下し、発熱量も増える傾向があります。
つまり、Qi規格のワイヤレス充電に関していうかぎり、変換ロスが生じないようコイル同士を近づけたほうが発熱量は減ることになります。過剰な熱はスマートフォンに搭載されているリチウムイオンバッテリーの大敵、できるだけ正確にコイル同士を向かい合わせるようにしましょう。