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公開日 2017/07/18 11:00
[PR] 2人の評論家とシャープが対談

8K時代がやってくる! シャープが開発をリード、8K超高精細映像の “凄さ” とは?

構成:ファイルウェブ編集部

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画質の進化の本流に「8K」がある。2018年の年末には、4Kだけでなく8Kの実用放送も始まる予定だ。4Kで高精細化はもう十分と考えている方もいるかもしれないが、二人のAV評論家、鴻池賢三氏と海上忍氏は、8K映像には4Kを超える感動があると口を揃える。

その8Kを経営の柱に据えているのがシャープ。2011年に世界初の8Kディスプレイを開発した同社は、2015年に85型の業務用8Kモニター「LV-85001」を商品化した。そして先月末には70型の業務用8Kモニター「LV-70002」を発売し、8K開発をリードしている(シャープの8K特設サイトはこちら)。同社8K開発のキーマンと鴻池氏、海上氏の対談をお届けする。

左から鴻池賢三氏、海上忍氏、シャープ(株)ディスプレイデバイスカンパニー デジタル情報家電事業本部 国内事業部 8K推進部長 高吉秀一氏、同ディスプレイデバイスカンパニー デジタル情報家電事業本部 栃木開発センター 第二開発部 係長 下田裕紀氏

8Kの映像美に驚嘆。マニアだけではなく普通の人でも違いがわかる

高吉:まずは今回販売を開始した8Kモニター「LV-70002」で、我々が作った8K映像のデモコンテンツと、いま試験放送中の8K放送をご覧頂きます。

鴻池:うーん…。これはすごいなあ。8K映像を見てまず思うのは、奥行きというか、空気感のようなものまで感じられることです。本当に4K映像とは別物ですね。

8Kモニター「LV-70002」で8K映像をじっくりと視聴する鴻池氏と海上氏。「静脈まで見える」と8Kの映像美に感心しきりの様子

海上:同感です。女性の肌の血管が見えるのは当然として、毛細血管まで見えてしまう。4Kとは比べものにならないほどの迫力があります。

奥行きという意味では、モノの前後感がわかりやすいですね。デモ映像の象が歩いているシーンで、右側に立っている木々のどっちが手前でどっちが奥か、ぱっと見ただけで理解できてしまう。このあたりは8Kの情報量の多さが貢献していると思います。

鴻池:映像マニアが意識して近くで見なくても違いが分かるというか。ナチュラルな映像で、長時間見ても疲れにくそうです。

下田:8Kにまでなると、無理に解像度をあげなくても、もともとの解像度が高いですし、素直な表現をしたほうが逆にきれいに見えます。

かなり近づいても画素が見えない。この超高解像度が4Kとは異なる体感をもたらす

海上:最近はユーザーもスマホで高精細な映像を見慣れています。今回の8Kディスプレイは約130ppiということですが、スマホの解像度を見慣れた方々からすると、よりリアルに感じられると思います。

鴻池:「目が肥える」というのは本当にあって、最初は「8Kなんて必要ない」と思っていても、一回見てしまうと元に戻れない。今回、実際に8K映像をじっくり見てみると、趣味のためのマニアックなものというより、普通の人が普通に楽しむための解像度なのだと理解できました。

8Kは「普通の人が普通に楽しむための解像度」と鴻池氏

海上氏は、高精細な映像を見慣れたスマホ世代にも8K映像は受け入れられそうと語る

海上:ここまで解像感が高いと撮影も大変でしょう。

高吉:そのようですね。カメラを構える方とフォーカスを合わせる方が、別にいらっしゃるようです。パンフォーカスで全体にピントが来ている映像のはずなのに、実は一部ボケていることがわかってしまったり…。


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どのメーカーより早く8Kテレビを投入する

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