公開日 2016/12/17 21:41
Resonessence Labs「INVICTA PRO」も出展
<ポタフェス>OPPO「Sonica DAC」は予価9.5万円/エミライ、SONOMAの静電型ヘッドホンを出展
編集部:小澤貴信
東京・秋葉原にて17日・18日かけて開催中の「ポタフェス2016」。OPPO Digital Japanとエミライは、正式発表前のヘッドホンおよびピュアオーディオ関連の新製品を複数出展した。
■OPPOは「Sonica DAC」を初の動体展示
OPPO Digital Japanは、ESSの旗艦DACチップ「ES9038PRO」を搭載したUSB-DAC/ネットワークプレーヤー「Sonica DAC」について、初の動体展示を実施。会場では同社ヘッドホンアンプ「HA-1」と組み合わされ、その音をヘッドホンで確認することができた。なお発売は年内を予定しており、予価はオープン(実売95,000円前後)とのこと。なお、近々正式なアナウンスがある模様だ。
本機はUSB-B入力時(PC)で768kHz/32bit PCMおよび25MHz DSD(DSD512)の再生に対応。LAN入力によるネットワーク再生については、PCM(WAV、FLAC、ALAC)が192kHz/24bit、DSDが2.8MHz(DSD64)に対応する。
他にもUSBメモリー再生(対応フォーマットはLAN入力と同様)、AirPlay再生、Bluetooth再生などに対応する。
アナログ出力回路はフルバランス設計で、ボリューム出力は可変/固定が選択可能。トロイダルコアトランスを採用した直流安定化電源を搭載するなど電源部にもこだわっている。シャーシはアルミ合金製で、2.8インチ有機ELディスプレイを搭載する。純正コントロールアプリ「Sonica App」も提供される予定となっている。
また、同社はUSB-B to USB-Cのショートケーブル、および2.5mm 4極端子 to 3.5mm 4極端子のショートケーブルも参考出展。近日中に製品化される予定だという。
KuraDaが実施する、OPPO「HA-2」と「HA-2SE」の外装を様々なタイプのレザーに交換するサービス(関連ニュース)について、実際に外装交換を行ったHA-2/HA-2SEの展示も行われていた。
■エミライ、SONOMA Acousticsの取り扱い開始。静電型ヘッドホン「Model 1」披露
エミライは、同社が取り扱うMrSpeakers、Resonessence Labs、Aurenderなどの各製品を出展した。なかでも初披露となったのは、新たに取り扱いを開始するSONOMA Acousticsの静電型ヘッドホン+専用アンプ「Model1」と、Resonessence Labsの新USB-DAC「INVICTA PRO」だ。
SONOMA Acousticsは、SACD開発における標準原器となったデジタルワークステーション「SONOMA」の開発に携わったチームが手がける新興ヘッドホンブランドだ。詳細はRMAF 2016のレポート記事でお伝えしている。
「Model One」は、Warwick Audio Technologies社からの技術供与による静電型ヘッドホンと、USB-DACを内蔵専用ヘッドホンアンプのセット。ヘッドホンはWarwick Audio Technologies社の特許技術である「HPEL」振動板を採用したことが特徴で、60kHz以上の再生帯域を確保し、軽量性・安定性にも優れるという。
ヘッドホンアンプはA級動作で、USB-DACは384kHz/32bit PCMと5.6MHz DSDに対応。DACチップはESS製で、合計2枚をモノラルモードで使用している。入力はUSBのほか、同軸デジタル、アナログ(RCA・ステレオミニ)を搭載する。
発売は2017年第1四半期を予定しており、予定価格はオープンだが65万円前後になる見込みだという。
■Resonessence Labsの新旗艦USB-DAC「INVICTA PRO」も登場
Resonessence Labsからは、新たな旗艦USB-DAC「INVICTA PRO」が登場。本機は12月末の発売を予定しており、価格はオープンだが75万円前後の実売がされる。
SDカードプレーヤー機能を搭載したUSB-DACで、384kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDの再生に対応。従来機はESSのDACチップ「ES9018S」を採用していたが、本機は新たにESSの最新チップ「ES9028PRO」を採用。やはりヘッドホン出力専用とライン出力専用で1枚ずつ、合計2枚のES9028PROを搭載する。
フロントパネルには2系統のA級動作ヘッドホン出力を搭載。設定により2出力を用いてのバランス駆動も行える。入力はUSBに加えて、AES/EBU、同軸デジタル(BNC)、光デジタルを搭載。アナログ出力はXLR/RCAを備えている。
■OPPOは「Sonica DAC」を初の動体展示
OPPO Digital Japanは、ESSの旗艦DACチップ「ES9038PRO」を搭載したUSB-DAC/ネットワークプレーヤー「Sonica DAC」について、初の動体展示を実施。会場では同社ヘッドホンアンプ「HA-1」と組み合わされ、その音をヘッドホンで確認することができた。なお発売は年内を予定しており、予価はオープン(実売95,000円前後)とのこと。なお、近々正式なアナウンスがある模様だ。
本機はUSB-B入力時(PC)で768kHz/32bit PCMおよび25MHz DSD(DSD512)の再生に対応。LAN入力によるネットワーク再生については、PCM(WAV、FLAC、ALAC)が192kHz/24bit、DSDが2.8MHz(DSD64)に対応する。
他にもUSBメモリー再生(対応フォーマットはLAN入力と同様)、AirPlay再生、Bluetooth再生などに対応する。
アナログ出力回路はフルバランス設計で、ボリューム出力は可変/固定が選択可能。トロイダルコアトランスを採用した直流安定化電源を搭載するなど電源部にもこだわっている。シャーシはアルミ合金製で、2.8インチ有機ELディスプレイを搭載する。純正コントロールアプリ「Sonica App」も提供される予定となっている。
また、同社はUSB-B to USB-Cのショートケーブル、および2.5mm 4極端子 to 3.5mm 4極端子のショートケーブルも参考出展。近日中に製品化される予定だという。
KuraDaが実施する、OPPO「HA-2」と「HA-2SE」の外装を様々なタイプのレザーに交換するサービス(関連ニュース)について、実際に外装交換を行ったHA-2/HA-2SEの展示も行われていた。
■エミライ、SONOMA Acousticsの取り扱い開始。静電型ヘッドホン「Model 1」披露
エミライは、同社が取り扱うMrSpeakers、Resonessence Labs、Aurenderなどの各製品を出展した。なかでも初披露となったのは、新たに取り扱いを開始するSONOMA Acousticsの静電型ヘッドホン+専用アンプ「Model1」と、Resonessence Labsの新USB-DAC「INVICTA PRO」だ。
SONOMA Acousticsは、SACD開発における標準原器となったデジタルワークステーション「SONOMA」の開発に携わったチームが手がける新興ヘッドホンブランドだ。詳細はRMAF 2016のレポート記事でお伝えしている。
「Model One」は、Warwick Audio Technologies社からの技術供与による静電型ヘッドホンと、USB-DACを内蔵専用ヘッドホンアンプのセット。ヘッドホンはWarwick Audio Technologies社の特許技術である「HPEL」振動板を採用したことが特徴で、60kHz以上の再生帯域を確保し、軽量性・安定性にも優れるという。
ヘッドホンアンプはA級動作で、USB-DACは384kHz/32bit PCMと5.6MHz DSDに対応。DACチップはESS製で、合計2枚をモノラルモードで使用している。入力はUSBのほか、同軸デジタル、アナログ(RCA・ステレオミニ)を搭載する。
発売は2017年第1四半期を予定しており、予定価格はオープンだが65万円前後になる見込みだという。
■Resonessence Labsの新旗艦USB-DAC「INVICTA PRO」も登場
Resonessence Labsからは、新たな旗艦USB-DAC「INVICTA PRO」が登場。本機は12月末の発売を予定しており、価格はオープンだが75万円前後の実売がされる。
SDカードプレーヤー機能を搭載したUSB-DACで、384kHz/24bit PCMや5.6MHz DSDの再生に対応。従来機はESSのDACチップ「ES9018S」を採用していたが、本機は新たにESSの最新チップ「ES9028PRO」を採用。やはりヘッドホン出力専用とライン出力専用で1枚ずつ、合計2枚のES9028PROを搭載する。
フロントパネルには2系統のA級動作ヘッドホン出力を搭載。設定により2出力を用いてのバランス駆動も行える。入力はUSBに加えて、AES/EBU、同軸デジタル(BNC)、光デジタルを搭載。アナログ出力はXLR/RCAを備えている。