公開日 2017/05/13 18:50
各社の新製品やフラグシップが勢揃い
<OTOTEN>SPEC、“響一”搭載アンプ「RSA-888DT」をデモ/複数DACチップを切り替えできるUSB-DAC
編集部:押野 由宇
オーディオビジュアルの総合展示会「 OTOTEN 2017」が5月13日(土)〜14日(日)にわたり、有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。本稿ではSPEC、シーエスフィールド、スフォルツァート、DYNAUDIO JAPAN、オーディオデザイン、HANIWA AUDIO、エムズシステム、PHASEMATION、NHKのブースについてレポートしたい。
SPEC(スペック)は、電解コンデンサーにニチコン製「響一(ひびきいち)」を採用した発売前の新プリメインアンプ「RSA-888DT」を中心に、“リアルサウンドアンプ”シリーズを多数出展。
通常の試聴イベントに加え、チェリストの堀さやかをゲストに、チェロの生演奏をDSD 11.2MHzおよび5.6MHzでライブ録音し、会場のシステムで再生するデモも行った。
シーエスフィールドは、PENAUDIOのスピーカーシステムやKUZUMAのアナログプレーヤー、ELECTROCOMPANIETのフォノイコライザーやVitus Audioのアンプなど、同社が取り扱う多数のブランドの製品を出展。ケーブルなどアクセサリーについてもこだわり、JORMA DESIGNなどのハイエンドモデルが用意された。
スフォルツァートは、本体と電源部を共にアルミブロック削り出しの別筐体とし、さらに10MHzマスタークロック・ジェネレータを外部クロックとするネットワーク・プレーヤー「DSP-Vela」を使用したネットワーク再生をデモンストレーション。オーディオ用NASとの組み合わせによるハイレゾ再生を実施した。
DYNAUDIO JAPANのブースでは、DYNAUDIOの新“Contour(コンター)”シリーズのトップエンドモデル「Contour 60」に、同社が取り扱うMOONのDAC/CDトランスポート「650D」やプリアンプ「740P」、パワーアンプ「760A」を組み合わせたシステムをメインとした試聴デモを実施。
また、メインシステムの試聴以外の時間には、ATOLLのA4サイズのコンポーネントシリーズによる試聴が行われた。
オーディオデザインは新製品のUSB-DAC「DCDAC-200」、パワーアンプ「DCPW-120」を出展。DCDAC-200はDACボードを複数搭載可能で、前面パネルのスイッチによる切り替えによって聴き比べが行えるというUSB-DAC。6月発売で価格は50万円を予定している。
DCPW-120は100W+100W出力の2階建て構造を採るステレオパワーアンプで、BTLモノラル接続にも対応。今夏発売予定で、価格は45万円程度を想定しているという。そのほか、プリアンプには「DCP-240」、プリメインアンプには「DCPMA-100」を用いてデモを行っていた。
HANIWA AUDIOのブースでは、フルレンジ・キューブスピーカーとデジタルコントロールアンプがラインナップされる「HSP1C」シリーズや、中高域用管球式ステレオパワーアンプ「HAMP05」、低域用管球式モノラルパワーアンプ「HAMP30」、さらにカートリッジ「HCTR01 mk-II」とフォノイコライザー「HEQA02」など、同社が展開する製品群が再生された。
エムズシステムは新製品としてテレビ専用スピーカー「MTVS(エムズテレビスピーカー)」を展示。アンプとスピーカーを組み合わせたシステムで、同社は「テレビの大きさ設置場所など各家庭の事情に合わせて自由自在に設置でき、長時間の視聴でも疲れにくくなっている」としている。そのほか、同社がメインで展開する波動スピーカーなども出展された。
協同電子エンジニアリングが展開するPHASEMATIONのブースでは、MCカートリッジ「PP-500」を使用したアナログプレーヤーからのアンバランス出力をフォノイコライザー「EA-300」で受けての再生と、「PP-500」からのバランス出力をMC昇圧トランス「T-500」を介して昇圧した信号を「EA-300」で受けての再生を比較する試聴を実施。フォノ信号におけるアンバランス/バランス出力による音の違いを体験することができた。
また、ガラス棟 6Fでは「音のサロン」ブースとして、オーディオ評論家などをゲストに招いた比較試聴イベントなどを展開。それ以外はクリプトンやトライオード、ヤマハやマランツなど様々なメーカーの小型システムが集められ試聴できるようセッティングされていた。
OTOTEN会場では、NHKによる8K/22.2chのスーパーハイビジョン試験放送の受信デモも行われた。シャープの85型ディスプレイにBOSEの22.2chスピーカー(上から9ch、10ch、3chとサブウーファー2基)が組み合わされ、超高精細の映像と立体音響による次世代放送をアピールした。
SPEC(スペック)は、電解コンデンサーにニチコン製「響一(ひびきいち)」を採用した発売前の新プリメインアンプ「RSA-888DT」を中心に、“リアルサウンドアンプ”シリーズを多数出展。
通常の試聴イベントに加え、チェリストの堀さやかをゲストに、チェロの生演奏をDSD 11.2MHzおよび5.6MHzでライブ録音し、会場のシステムで再生するデモも行った。
シーエスフィールドは、PENAUDIOのスピーカーシステムやKUZUMAのアナログプレーヤー、ELECTROCOMPANIETのフォノイコライザーやVitus Audioのアンプなど、同社が取り扱う多数のブランドの製品を出展。ケーブルなどアクセサリーについてもこだわり、JORMA DESIGNなどのハイエンドモデルが用意された。
スフォルツァートは、本体と電源部を共にアルミブロック削り出しの別筐体とし、さらに10MHzマスタークロック・ジェネレータを外部クロックとするネットワーク・プレーヤー「DSP-Vela」を使用したネットワーク再生をデモンストレーション。オーディオ用NASとの組み合わせによるハイレゾ再生を実施した。
DYNAUDIO JAPANのブースでは、DYNAUDIOの新“Contour(コンター)”シリーズのトップエンドモデル「Contour 60」に、同社が取り扱うMOONのDAC/CDトランスポート「650D」やプリアンプ「740P」、パワーアンプ「760A」を組み合わせたシステムをメインとした試聴デモを実施。
また、メインシステムの試聴以外の時間には、ATOLLのA4サイズのコンポーネントシリーズによる試聴が行われた。
オーディオデザインは新製品のUSB-DAC「DCDAC-200」、パワーアンプ「DCPW-120」を出展。DCDAC-200はDACボードを複数搭載可能で、前面パネルのスイッチによる切り替えによって聴き比べが行えるというUSB-DAC。6月発売で価格は50万円を予定している。
DCPW-120は100W+100W出力の2階建て構造を採るステレオパワーアンプで、BTLモノラル接続にも対応。今夏発売予定で、価格は45万円程度を想定しているという。そのほか、プリアンプには「DCP-240」、プリメインアンプには「DCPMA-100」を用いてデモを行っていた。
HANIWA AUDIOのブースでは、フルレンジ・キューブスピーカーとデジタルコントロールアンプがラインナップされる「HSP1C」シリーズや、中高域用管球式ステレオパワーアンプ「HAMP05」、低域用管球式モノラルパワーアンプ「HAMP30」、さらにカートリッジ「HCTR01 mk-II」とフォノイコライザー「HEQA02」など、同社が展開する製品群が再生された。
エムズシステムは新製品としてテレビ専用スピーカー「MTVS(エムズテレビスピーカー)」を展示。アンプとスピーカーを組み合わせたシステムで、同社は「テレビの大きさ設置場所など各家庭の事情に合わせて自由自在に設置でき、長時間の視聴でも疲れにくくなっている」としている。そのほか、同社がメインで展開する波動スピーカーなども出展された。
協同電子エンジニアリングが展開するPHASEMATIONのブースでは、MCカートリッジ「PP-500」を使用したアナログプレーヤーからのアンバランス出力をフォノイコライザー「EA-300」で受けての再生と、「PP-500」からのバランス出力をMC昇圧トランス「T-500」を介して昇圧した信号を「EA-300」で受けての再生を比較する試聴を実施。フォノ信号におけるアンバランス/バランス出力による音の違いを体験することができた。
また、ガラス棟 6Fでは「音のサロン」ブースとして、オーディオ評論家などをゲストに招いた比較試聴イベントなどを展開。それ以外はクリプトンやトライオード、ヤマハやマランツなど様々なメーカーの小型システムが集められ試聴できるようセッティングされていた。
OTOTEN会場では、NHKによる8K/22.2chのスーパーハイビジョン試験放送の受信デモも行われた。シャープの85型ディスプレイにBOSEの22.2chスピーカー(上から9ch、10ch、3chとサブウーファー2基)が組み合わされ、超高精細の映像と立体音響による次世代放送をアピールした。
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