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公開日 2025/01/08 10:00
アクティブグラウンドとの連携も可能

シナジスティック・リサーチ、同社技術を結集したクリーン電源「PowerCellシリーズ」2機種発売

筑井真奈
アイレックス(株)は、同社が取り扱うアメリカ・Synergistic Research(シナジスティック・リサーチ)より、クリーン電源システム「PowerCell 8 SX」と「PowerCell 14」を発売する。「PowerCell 8 SX」はコンセントが8口タイプで価格は935,000円(税込)、「PowerCell 14」は14口タイプで3,157,000円(税込)。

「PowerCell 8 SX」

「PowerCell 14」

PowerCellシリーズは、同社が長年研究してきたEM Cell(Electromagnetic Cell)テクノロジーとULF(Ultra Low Frequency)テクノロジーを結集した最新のクリーン電源。ACラインに乗っている高周波ノイズを、EM Cellテクノロジーの電磁バイアス技術で取り除くと同時に、ULFジェネレーターを使いシューマン波を発生させ、接続する各機器の音楽性を向上させると説明する。PowerCell 8 SXには青・赤の2つ、PowerCell 14は青・赤・緑の3つのシューマン波モードを選択可能で、求める音の傾向によって切り替えが可能。

EM Cellは、本機へ入力されたAC電流の電磁界を「差動電磁界の誘導結合」によりコントロールする技術。これによって、AC電流伝送の流れが改善し、ACラインにノイズが存在しない状態にして位相異常を防ぐという。

ULFテクノロジーは上述のとおりシューマン波を使った技術で、複数のシューマン波を適切なバランスで発生させるとのこと。これにより音楽の粒子を細かく艶やかにするという。

Powercell 8 SXには、シート型と筒型の2種類のEM Cell技術が搭載される。シート型EM CellはEM Cell生成電源装置の下と筒型EM Cellの下に設置されており、合計387cm2の電極を活用。筒形EM Cellはドライカーボンの筒の中に格納さており、709.67cmの電極が活用されている。またEM Cell専用高品質リニア電源が搭載される。

またULFジェネレーターは「Galileo SX」で開発した基板をさらに改良した第4世代モデルで、出力を3倍まで高めるとともに、モード切替も実現している。

PowerCell 14も、同様にシート型と筒型の2種類のEM Cell技術を搭載。2種類合計で5187cm2もの電極が使われており、AC100Vの電力を強力にフィルタリング。さらに独自のフィルタ技術である24KのGold Tuning Moduleを、ACラインのホット側、コールド側それぞれに1つずつ搭載している。

また出力ACは3つの隔離したアイソレーションバンクにグループ分けされており、デジタル機材とアナログ機材をバンク分けして隔離する等の使い方も可能となる。

いずれも、シャーシは航空機グレードアルミ削り出しとカーボントップパネルの組み合わせ。背面にグラウンドポートを搭載しており、同社のアクティブグラウンドブロックと接続することでさらなる音質向上を実現できる。

PowerCell 8 SXのサイズは304.8W×152.4D×114.3Hmm、質量は5kg。PowerCell 14のサイズは445W×361D×132Hmm、質量は13kg。

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