ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2016/12/18 20:11
カスタムIEMの各ブースをレポート
<ポタフェス>「UE 18+ Pro」が早速披露/くみたてLab、独自BAモジュール搭載「KL-Lakh」
編集部:小澤貴信
12月17日より2日間にわたって開催された「ポタフェス2016」。本記事では、ベルサール秋葉原の地下一階に出展されたカスタムIEMブランドの各ブースを中心にレポートしていきたい。
■Ultimate Ears
ロジクールは、17日より発売となったUltimate Earsのフラグシップ・カスタムIEM「UE 18+ Pro」を出展した。従来モデルから約7年の歳月を経て登場した新モデルで、4ウェイ・6ドライバー構成に加え、3Dモデリング/3Dプリンティングによる製造や高遮音性などを継承。一方で、高域を3kHz拡張したというBAドライバー「トゥルー・トーン・ドライバー」を高域×2に新採用。さらには6ドライバーを1ユニットに納めて音導管なども統合した独自構造により、アコースティックチューニングを進化させている。日本限定でユニバーサルモデルも同時発売される。
■テックウインド
テックウインドのブースでは、10月に発売されたWestoneの最上位ユニバーサルイヤホン「W80」を聴くことができた。高域に4基、中域に2基、低域に2基と合計8基のBAドライバーを搭載する。今回のイベントに合わせて、Westoneのサウンドデザインを手がけるカークライト兄弟が来日。プレスカンファレンスにてW80の開発や音作りについても言及していたので、ぜひこちらの記事も読んでみてほしい。
■くみたてLab
くみたてLabは、3ウェイ6ドライバー構成の最新カスタムIEM「KL-Lakh」をアピール。同社は低域用ドライバーのバックベントを適正化して過振幅を防ぎ、振幅の対称性を保つことで低歪化と高能率を両立する“VESPER”技術を開発。低域ドライバーをモジュール化して本技術を採用したことが特徴だ。またBAドライバー向けの排圧モジュールも搭載することで、耳詰まりや圧迫感を大きく低減している。
■WAGNUS.
WAGNUS.は、NOBULE AUDIO「Kaiser Encore」のカスタムIEMの受注開始をアピール。BAドライバーを10基搭載したカスタムIEM「Kaiser 10」の後継機で、独自開発の“Noble Driver”を採用したことが特徴だ。
また、7月に発売された「Katana」から導入された、フェイスプレートの「ハイブリッドオパールオプション」デザインもアピール。Kaiser EncoreとKatanaでは、フェイスプレート内に人工パールが散りばめられたこの美しい仕上げが選択可能となる。そのほか、φ4.4mm5極バランス端子のリケーブルなどが出展されていた。
■宮地商会M.I.D
宮地商会M.I.Dは、同社が取り扱うNOBLE AUDIO(ユニバーサル)、Trinity Audio、MEE Audioなどのイヤホンを出展。12月21日から発売されるTrinity Audioのハイブリッド型イヤホン「MASTER 4」は、プッシュプル方式で駆動するφ7mmツイン・チタンダイアフラム・ドライバーと、2基のシングルBAドライバーを搭載。ハウジングはアルミ削り出しを使用している。
■ジェイフォニック
ジェイフォニックのブースでは、Sensaphonicsのシリコン製ハウジングを用いたカスタムIEMに注目した。通常カスタムIEMのハウジングはアクリルが用いられるが、本機はメディカルグレードのソフトシリコンを採用。装着感の圧倒的な良さを特徴としている。
■カナルワークス
カナルワークスのブースは、同社の最新カスタムIEM「CW-L12a」「CW-L12aEX」をメインに据えていた。いずれも2ウェイ2ドライバー構成で、「EX」はアッセンブリ基板を廃して音質に影響の有るプリント配線を無くし、高音質フィルムコンデンサー仕様としたモデルだ。
■CTM/Jeme Audio /Empire Ears/Efect Audio
ポタフェスを手がけるe☆イヤホンが直接取り扱っている海外のカスタムIEMブランドやリケーブルブランドもこの地下二階には出展していた。CTMはアメリカのカスタムIEMブランドで、今回は初のユニバーサルモデルとなるVintage Seriesを主に紹介。名前の通りビンテージを意識したデザインとポップなカラーも特徴だ。
シンガポールのJeme Audioは6ドライバー搭載のリファレンスモデル「Jomo Reference」、8ドライバー搭載のフラグシップ「SAMBA」、3ドライバーのユニバーサルモデル「PLB」などを展示。
Empire Earsは創立1年というアメリカ初の新興カスタムIEMブランドだが、すでに本国ではR&Bやヒップホップのアーティストに使われているとのこと。排圧して装着時の快適性を向上させるADELモジュールを備えた3ドライバーモデル「CERBERUS-3」が最新モデルとのこと。
Efect Audioはシンガポールのリケーブルブランドで、品質の高い銀線・銅線を用いつつ、柔らかくて取り回しの良いケーブルとしていることが特徴だ。プラグも独自に開発しているという本格派で、e☆イヤホンでも今売れ筋になっているとのことだった。
■Ultimate Ears
ロジクールは、17日より発売となったUltimate Earsのフラグシップ・カスタムIEM「UE 18+ Pro」を出展した。従来モデルから約7年の歳月を経て登場した新モデルで、4ウェイ・6ドライバー構成に加え、3Dモデリング/3Dプリンティングによる製造や高遮音性などを継承。一方で、高域を3kHz拡張したというBAドライバー「トゥルー・トーン・ドライバー」を高域×2に新採用。さらには6ドライバーを1ユニットに納めて音導管なども統合した独自構造により、アコースティックチューニングを進化させている。日本限定でユニバーサルモデルも同時発売される。
■テックウインド
テックウインドのブースでは、10月に発売されたWestoneの最上位ユニバーサルイヤホン「W80」を聴くことができた。高域に4基、中域に2基、低域に2基と合計8基のBAドライバーを搭載する。今回のイベントに合わせて、Westoneのサウンドデザインを手がけるカークライト兄弟が来日。プレスカンファレンスにてW80の開発や音作りについても言及していたので、ぜひこちらの記事も読んでみてほしい。
■くみたてLab
くみたてLabは、3ウェイ6ドライバー構成の最新カスタムIEM「KL-Lakh」をアピール。同社は低域用ドライバーのバックベントを適正化して過振幅を防ぎ、振幅の対称性を保つことで低歪化と高能率を両立する“VESPER”技術を開発。低域ドライバーをモジュール化して本技術を採用したことが特徴だ。またBAドライバー向けの排圧モジュールも搭載することで、耳詰まりや圧迫感を大きく低減している。
■WAGNUS.
WAGNUS.は、NOBULE AUDIO「Kaiser Encore」のカスタムIEMの受注開始をアピール。BAドライバーを10基搭載したカスタムIEM「Kaiser 10」の後継機で、独自開発の“Noble Driver”を採用したことが特徴だ。
また、7月に発売された「Katana」から導入された、フェイスプレートの「ハイブリッドオパールオプション」デザインもアピール。Kaiser EncoreとKatanaでは、フェイスプレート内に人工パールが散りばめられたこの美しい仕上げが選択可能となる。そのほか、φ4.4mm5極バランス端子のリケーブルなどが出展されていた。
■宮地商会M.I.D
宮地商会M.I.Dは、同社が取り扱うNOBLE AUDIO(ユニバーサル)、Trinity Audio、MEE Audioなどのイヤホンを出展。12月21日から発売されるTrinity Audioのハイブリッド型イヤホン「MASTER 4」は、プッシュプル方式で駆動するφ7mmツイン・チタンダイアフラム・ドライバーと、2基のシングルBAドライバーを搭載。ハウジングはアルミ削り出しを使用している。
■ジェイフォニック
ジェイフォニックのブースでは、Sensaphonicsのシリコン製ハウジングを用いたカスタムIEMに注目した。通常カスタムIEMのハウジングはアクリルが用いられるが、本機はメディカルグレードのソフトシリコンを採用。装着感の圧倒的な良さを特徴としている。
■カナルワークス
カナルワークスのブースは、同社の最新カスタムIEM「CW-L12a」「CW-L12aEX」をメインに据えていた。いずれも2ウェイ2ドライバー構成で、「EX」はアッセンブリ基板を廃して音質に影響の有るプリント配線を無くし、高音質フィルムコンデンサー仕様としたモデルだ。
■CTM/Jeme Audio /Empire Ears/Efect Audio
ポタフェスを手がけるe☆イヤホンが直接取り扱っている海外のカスタムIEMブランドやリケーブルブランドもこの地下二階には出展していた。CTMはアメリカのカスタムIEMブランドで、今回は初のユニバーサルモデルとなるVintage Seriesを主に紹介。名前の通りビンテージを意識したデザインとポップなカラーも特徴だ。
シンガポールのJeme Audioは6ドライバー搭載のリファレンスモデル「Jomo Reference」、8ドライバー搭載のフラグシップ「SAMBA」、3ドライバーのユニバーサルモデル「PLB」などを展示。
Empire Earsは創立1年というアメリカ初の新興カスタムIEMブランドだが、すでに本国ではR&Bやヒップホップのアーティストに使われているとのこと。排圧して装着時の快適性を向上させるADELモジュールを備えた3ドライバーモデル「CERBERUS-3」が最新モデルとのこと。
Efect Audioはシンガポールのリケーブルブランドで、品質の高い銀線・銅線を用いつつ、柔らかくて取り回しの良いケーブルとしていることが特徴だ。プラグも独自に開発しているという本格派で、e☆イヤホンでも今売れ筋になっているとのことだった。
- トピック
- イヤホン
- カスタムIEM
- ポタフェス2016冬