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公開日 2017/04/28 14:12
中野サンプラザにて開催

4月29日・30日開催「ヘッドフォン祭」見どころ事前まとめ。発売前製品や注目製品がズラリ!

編集部:小野佳希
いよいよ明日4月29日(土)と翌30日(日)に開催が迫った「春のヘッドフォン祭2017」。主催者であるフジヤエービックや出展各社が公表している事前情報から、今回のみどころをまとめてみた。


会場は今回も中野サンプラザ。6階/11階/13階/14階/15階の5フロアに、実に205ものブランドがブースを展開する。開催時間は初日29日が11時〜19時、翌30日は10時30分〜18時。熱心なヘッドホンファンが開場待ちで長い列を作る光景も、毎回の風物詩になってきた。

まずはメインであるブース出展だが、今回も注目製品が盛りだくさん。発表されたばかり、かつ発売前の新製品を体験できるブランドが多数ある。

例えば本記事執筆の4月28日だけでも

ラックスマンの新フラグシップヘッドホンアンプ「P-750u」
FiiOのデュアルDAC&バランス駆動対応ハイレゾプレーヤー「X5 3rd generation」
ロシアの未公開軍事技術を採用したというKENNERTON「ODIN」「VALI」
ラディウスのドブルベシリーズの新モデル「HP-TWF00」
ライカとMASTER & DYNAMICのコラボヘッドホン
くみたてLabの7万円からの新カスタムIEM「NEXT 5」
ブライトーンのラズパイ用DSD対応DAC基板「Terra-Berry 2」

…といった具合に、ヘッドフォン祭への出展を明言している、あるいは出展されそうな製品が多数発表されている。

これだけでなく、STAXの最上位ドライバーユニット「SRM-T8000」、ヘッドフォン祭のメインビジュアルイラストにも起用されているAstell&Kern「KANN」など、注目製品の展示は数え切れない。GRADOは先日発表した「GH2」だけでなく、新フラグシップモデル「PS2000e」のプロトタイプも参考展示するようだ。

もちろんオーディオテクニカやソニー、デノン、マランツ、オンキヨーにJVCケンウッド、AKGやSHURE、ゼンハイザー、JBLなどの国内外の定番ブランドも勢揃い。先日レビュー記事を掲載したコウォン「PLENUE 2」も出展される。会場へ向かう前に、こうした直近の記事もぜひ参考にしてほしい。

また、新製品の発表会も多い。ヘッドフォン祭にタイミングをあわせて新製品を発表するブランドが回を重ねるごとに増えているが、今回は初日にHIFIMAN、Lotoo、MrSpeakers、SONOMA Acoustics、beyerdynamic、RE・LEAF、Westone、ゼンハイザー、2日目にfinalの合計9ブランドがヘッドフォン祭の会場で新製品発表会を開催する。

発表内容もイベント公式サイトなどで一部公表されており、例えばHIFIMANは5万ドル前後の超高級ヘッドホンシステム「SHANGRI-LA」(シャングリ・ラ)をはじめとする4モデルを、ゼンハイザーはまだ本国サイトにも情報がない新ヘッドホンアンプ「HDV 820」を発表する(ゼンハイザーの発表会は事前申し込みが必要で、すでに応募は締め切られている)。

また、Lotoo「PAW Pico」、MrSpeakers「AEON Flow」など概要だけ事前に公表され、詳細をヘッドフォン祭の発表会で明らかにするというパターンも。beyerdynamicは「詳細は当日発表!」としており、ここにも注目が集まる。finalは「従来とは一線を画す低音とスマートフォンでも駆動できる能率の高さを実現した平面磁界型ヘッドホン新技術」を発表するという。

そのほかRME「ADI-2 Pro」徹底解説、MQAをテーマにした野村ケンジ氏×佐咲紗花さんトークセッション、岩井喬氏のオーディオセミナーなど、新製品の発表会以外にも様々なイベントが開催予定だ。

なお、7階の研修室11では野村ケンジ氏がオーガナイザーを務める「ポタシスコン!メーカー選手権」が二日間に渡って開催される。参加メーカーが課題曲を上手く鳴らすというテーマに沿って各社自慢の機材でチャレンジし、一般ユーザーの人気投票でグランプリ決定するというユーザー参加型コンテスト形式のイベントで、「緑のたぬき」CMで武田鉄矢氏がプロデュースしたアイドルプロジェクト「赤マルダッシュ☆」のメンバーなど、ゲストも多数登場するという。

これに関連し、30日11時からは音楽専門衛星ラジオ「ミュージックバード」が「『アニソン Hi!』悠木碧特集」公開録音を開催。ゲストにはオーディオライターの高橋敦氏、アイドルユニット「つりビット」の長谷川瑞さん、アナウンサーの八木志芳氏が登場する。

イベントには整理券方式のものもあるので、参加方法や開催スケジュールを公式サイトでチェックしておこう。

もちろん今回もファイルウェブでは、これらブース出展や発表会の総力レポート記事をお届けする予定だ。そちらにもぜひご期待いただきたい。

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