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公開日 2020/10/08 11:52
サウンドも強化

ボーズ、サングラス型オーディオに新モデル。スポーツ向け「Tempo」/キャッツアイ風「Soprano」

編集部:平山洸太
ボーズは、サングラス型のウェアラブルオーディオ「Bose Frames Tempo」「Bose Frames Soprano」を11月に発売する。価格はどちらも30,000円(税抜/一式)。

「Bose Frames Tempo」

「Bose Frames Soprano」

サングラス型で耳をふさぐことなく、音楽を楽しめるBose Framesシリーズの新モデル。独自のOpen Ear Audio Technologyにより、耳を覆うことなく音楽/通話/音声アシスタントなどを利用できる。

どちらのモデルも、同社史上最小・最薄のスピーカーシステムを採用。余分な部品や目につくネジや継ぎ目、ミシン目を使うことなく、左右のテンプル(つる)に電子パーツを内蔵する。レンズは紫外線を最大99%ブロックする偏光レンズを採用する。

サウンドについては、既存モデル「Alto」「Rondo」よりも、より豊かでクリアなサウンドを実現するとのこと。スピーカーの指向性を高めることで、音楽コンテンツや通話時の音声が周囲に聴こえない設計となっている。音量に合わせてサウンドを最適化する独自のアクティブイコライザーも新たに備える。

また、マイクはこれまでの1マイクシステムから、デュアルビームフォーミングマイクアレイに変更。新たなデジタル信号処理を組み合わせることで、風切り音やノイズから音声を分離し、よりクリアな通話が行えるという。

Bose Frames Tempoは、スポーツ向けとして「性能の限界を完全に突破」したとするモデル。

使用イメージ(Tempo)

筐体にはTR-90のナイロン素材を採用し、極端な温度下での使用や過酷なトレーニングにも耐えるとのこと。耐久性だけでなく、軽量性や柔軟性も特徴だという。

カスタムデザインのスプリングヒンジと、TPE(熱可塑性エラストマー)テンプルチップを採用し、快適な安定性を追求。ズレ落ちを防ぐ3種類のノーズパッドも付属する。

サウンド面では、「Bose Framesシリーズの中で最高の忠実度を誇るエンジニア技術が凝縮」されていると説明。左右のテンプルには22mmフルレンジドライバーを内蔵し、時速40kmで走行する自転車でも十分なボリュームを保てるとしている。

そのほか、耐汗性、耐候性、対傷性、対飛散性も確保。充電端子にはUSB Type-Cを採用し、最大8時間のバッテリー駆動が行える。

レンズはVLT(可視光線透過率)12%のポリカーボネートを採用。オプションとして、ロードオレンジ/トレイルブルー/トワイライトイエロー(いずれも税抜4,800円)もラインナップする。

Bose Frames Sopranoは、オリジナルからアップグレードしたとする最新モデル。「あらゆる面に置いて改良が重ねられ」たという。

使用イメージ(Soprano)

本体には2基の16mmスピーカーと、すべての電子部品をフレーム内に格納。キャットアイ風のフレームデザインを採用し、「エレガントなルックスと最高の快適さ」を実現したと説明している。

サウンドについては、既存モデルから低音の再現性を大幅に改良。これにより、音楽コンテンツをより深く、より詳細に再現できるようになったという。

対傷性、対飛散性も確保。最大5.5時間の連続再生に対応し、カスタム4ピン充電ケーブルを採用する。オプションのレンズには、偏光のミラード ローズゴールド(税抜4,800円)と、パープルフェード(税抜3,600円)の2種類をラインナップする。

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