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公開日 2022/10/26 11:00
価格・発売時期・機能の詳細が明らかに
マランツ、“新世代デザイン”AVアンプ「CINEMA 50」。286,000円で12月上旬発売
編集部:小野佳希
ディーアンドエムホールディングスは、ラインナップ一新を予告していたマランツのAVアンプ新モデル「CINEMAシリーズ」のうち、9.4chモデル「CINEMA 50」と、スリムデザインの7.2chモデル「CINEMA 70s」を正式発表。「CINEMA 50」を12月上旬に286,000円で、「CINEMA 70s」を12月下旬に154,000円(ともに税込)で発売する。本稿では「CINEMA 50」について紹介する。
9月末に存在が明らかにされた新シリーズのうち2機種の発売日や価格、スペック等の詳細が正式発表された格好。なお、上位機「CINEMA 40」およびフラグシップとなる「AV 10」(15.4ch AVプリアンプ)と「AMP 10」(16ch パワーアンプ)は2023年の発売を予定している。
「CINEMA 50」は、9chフルディスクリート・パワーアンプを搭載した9.4chモデルで、11.4chプロセッシングにも対応。外部パワーアンプを追加することで11.4chまでシステムを拡張できる。
CDプレーヤー「SACD 30n」やプリメインアンプ「MODEL 30」「MODEL 40n」で新たに採用された “新世代のマランツデザイン” をAVアンプにも投入。機能面ではDolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3D、360 Reality Audioといった新世代の3Dオーディオフォーマットを網羅して対応するほか、8K 60Hz、4K 120Hz、HDR10+、HDCP 2.3、eARCといった最新の映像規格にも幅広く対応している。
“新世代のマランツデザイン” は、シンメトリーやポートホールに代表されるマランツの伝統的なデザインエレメントの継承と現代的な解釈による再構築を経て、これからのマランツを象徴するまったく新しいデザインとして生み出されたものだとのこと。「印象的でありながら、様々なスタイルのインテリアに調和する普遍性を兼ね備え、住空間にオーナーの個性を反映させる、これまでにないオーディオのデザイン。それが新世代のマランツデザインの目指したものだ」とアピールしている。
そして、デザインの刷新に伴って機構設計も見直し。トップカバーやシャーシを構成する鋼板の形状や各部を固定するネジの太さや本数を最適化することにより、ビルドクオリティも大きく進化したとしている。「デザイン刷新に伴って開発コストも新しく設定したため音質も大きくランクアップしている」(マランツ広報のディーアンドエムホールディングス高山氏)とのことで、「内部のパーツも、NR1711では使えなかったようなハイグレードのものをおごっている」(サウンドマネージャーを務める尾形氏)という。
一方で、「十数年ぶりのデザイン一新というリブランディングを進めるなかで目指したのは『上質なインテリアとしてのオーディオAVアンプ』だ」(高山氏)とも説明。「(ストリーミング音楽再生にも使えるなど)現在のAVアンプはマルチチャンネルのためのものだけではなくなっている。機能が複雑化してわかりづらくなっている面もあるかもしれないが、究極的には、『リビングにマランツアンプがあってスイッチを入れると鮮烈な音体験ができる』ということを目指している」と述べ、単純に高機能化・高音質化だけを追求した製品ではないとアピールした。
前述のようにDolby AtmosやDTS:Xなどに対応し、9chアンプを搭載しているため、5.1.4chや7.1.2chシステムを構築可能。11.4chのプリアウトを装備しており、外部2chパワーアンプを接続して5.1.6chまたは7.1.4chまでシステムを拡張したりすることができる。また、ソースがハイトスピーカー信号を含まない従来のチャンネルベースのコンテンツであっても「Dolby Surround」や「Neural:X」で3Dサウンドにアップミックスして立体的な3Dサウンドを楽しめる。
9月末に存在が明らかにされた新シリーズのうち2機種の発売日や価格、スペック等の詳細が正式発表された格好。なお、上位機「CINEMA 40」およびフラグシップとなる「AV 10」(15.4ch AVプリアンプ)と「AMP 10」(16ch パワーアンプ)は2023年の発売を予定している。
■“新世代のマランツデザイン”は音質にも寄与
「CINEMA 50」は、9chフルディスクリート・パワーアンプを搭載した9.4chモデルで、11.4chプロセッシングにも対応。外部パワーアンプを追加することで11.4chまでシステムを拡張できる。
CDプレーヤー「SACD 30n」やプリメインアンプ「MODEL 30」「MODEL 40n」で新たに採用された “新世代のマランツデザイン” をAVアンプにも投入。機能面ではDolby Atmos、DTS:X、IMAX Enhanced、Auro-3D、360 Reality Audioといった新世代の3Dオーディオフォーマットを網羅して対応するほか、8K 60Hz、4K 120Hz、HDR10+、HDCP 2.3、eARCといった最新の映像規格にも幅広く対応している。
“新世代のマランツデザイン” は、シンメトリーやポートホールに代表されるマランツの伝統的なデザインエレメントの継承と現代的な解釈による再構築を経て、これからのマランツを象徴するまったく新しいデザインとして生み出されたものだとのこと。「印象的でありながら、様々なスタイルのインテリアに調和する普遍性を兼ね備え、住空間にオーナーの個性を反映させる、これまでにないオーディオのデザイン。それが新世代のマランツデザインの目指したものだ」とアピールしている。
そして、デザインの刷新に伴って機構設計も見直し。トップカバーやシャーシを構成する鋼板の形状や各部を固定するネジの太さや本数を最適化することにより、ビルドクオリティも大きく進化したとしている。「デザイン刷新に伴って開発コストも新しく設定したため音質も大きくランクアップしている」(マランツ広報のディーアンドエムホールディングス高山氏)とのことで、「内部のパーツも、NR1711では使えなかったようなハイグレードのものをおごっている」(サウンドマネージャーを務める尾形氏)という。
一方で、「十数年ぶりのデザイン一新というリブランディングを進めるなかで目指したのは『上質なインテリアとしてのオーディオAVアンプ』だ」(高山氏)とも説明。「(ストリーミング音楽再生にも使えるなど)現在のAVアンプはマルチチャンネルのためのものだけではなくなっている。機能が複雑化してわかりづらくなっている面もあるかもしれないが、究極的には、『リビングにマランツアンプがあってスイッチを入れると鮮烈な音体験ができる』ということを目指している」と述べ、単純に高機能化・高音質化だけを追求した製品ではないとアピールした。
■各種3DオーディオやIMAX Enhancedに対応。4K放送のMPEG-4 AACも
前述のようにDolby AtmosやDTS:Xなどに対応し、9chアンプを搭載しているため、5.1.4chや7.1.2chシステムを構築可能。11.4chのプリアウトを装備しており、外部2chパワーアンプを接続して5.1.6chまたは7.1.4chまでシステムを拡張したりすることができる。また、ソースがハイトスピーカー信号を含まない従来のチャンネルベースのコンテンツであっても「Dolby Surround」や「Neural:X」で3Dサウンドにアップミックスして立体的な3Dサウンドを楽しめる。