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公開日 2024/11/02 16:35
STAXは旗艦ヘッドホンアンプ用USB-DACモジュールを出展
<ヘッドフォン祭>Acoustune「SHINOGI -鎬-」本邦初公開/intime、Pentaconnリケーブルの最終仕様を決める比較試聴
編集部:杉山康介
ポータブルオーディオ製品の展示会イベント「秋のヘッドフォン祭 2024」が、本日11月2日に東京・ステーションコンファレンス東京にて開催。本項では501AルームのうちAcoustune/MADOO/LEPIC、intime、STAX、ブライトーンなどのブースの模様を紹介したい。
Acoustuneからは、昨日11月1日に発表されたばかりの新イヤホン「HS1900X SHINOGI -鎬-」が早速登場。8月の香港ハイエンドオーディオショウにも試作機が登場していたが、量産版の公開、そして日本での展示はこれが初めてだという。
最大の特徴が、切削チタンと切削積層ドライカーボンを用いた「Ultra Light(UL)」設計による、まるで日本刀のように “薄く、軽く、頑丈” だというハウジングだ。チタン製チャンバーは可能な限り薄くすることで音響空間の広さと軽量性を確保しつつ、リブ形状にすることで強度を高め、共振抑制性能と過渡特性を向上。ハウジングに積層ドライカーボンを採用して軽量かつ高強度を実現している。
発売日は11月15日で、市場想定価格は税込205,000円前後。本日11月2日から予約受付が始まっている。
MADOOからは、楕円形ノズルのイヤーチップ「MDX30」が出展された。ノズルの形状はMADOO製イヤホン向けに作られたもので、さらに人間の耳道も楕円に近い形状をしているため、一般的なイヤーチップよりも装着感や遮音性が高いのでは、と語っていた。価格はS/M/L各サイズ2ペアずつで2,200円 - 2,500円程度を見込んでおり、今月中には発売する予定だという。
LEPICからは “空間音響イヤーチップ” 「nuon」を展開。既に発売されている「CLEAR」「BOOST」に加え、ボーカル特化タイプ「VOICE+」の製品版がお披露目されており、一般的なイヤーチップとの聴き比べができるようになっていた。VOICE+タイプは11月下旬に発売予定で、S/M/Lの各サイズ2ペアずつのパッケージと、2サイズ1ペアずつで計2ペアのパッケージを用意。価格はどれも3,500円程度とのこと。
intimeはイヤホン製品各種に加え、現在開発中だというリケーブルの試作機を用意。
リケーブルはPentaconn端子を採用したものなのだが、最終的な仕様をどうするかで迷っている状態だという。そこで本イベントに細かい仕様が違う2タイプを持ち寄り、来場者のフィードバックを受けてどちらの仕様で製品化するかを決めることにしたという。なお、あくまで音で判断してもらうため、線材や処理などの詳細はあえて伏せているそうだ。
製品版の発表は近日を予定。値段は未定ながら、「Pentaconn端子を採用しつつ手に取りやすい価格帯を目指したい」と語っていた。
STAXは、フラグシップからエントリーまでヘッドホンシステム現行製品をフルラインナップ。さらにフラグシップヘッドホンアンプ「SRM-T8000」専用のUSB-DACモジュール試作機を参考出展している。
USB-DACモジュールはSRM-T8000のスロットに装着され、聴くことが可能な状態で展示。これまでも度々イベントに出展してきたが、今回はほぼ最終版を持ってきたという。発売日や価格などは未定だが、今回のフィードバックを反映しつつ発売に向けて動く予定だとしていた。
ブライトーンは、ZMF Headphonesブランドの平面ドライバーヘッドホン「Caldera」の密閉タイプ「Caldera Closed STD」と、Eversoloブランドのストリーマー「DMP-A6」「DMP-A6 Master Edition」、ヘッドホンアンプ「DAC-Z8」を出展。Caldera Closed STDは11月5日発売とリリース直前の製品で、これが初出展だという。
EversoloのDMP-A6スタンダードモデルとMaster Editionを比較試聴できるのもイベントならではのポイント。Amazon Music、Apple Musicに加え、ローンチされたばかりのQobuzにも対応と、日本のハイレゾストリーミングを網羅したストリーマーで、かつスタンダードモデルは124,300円(税込)と手が届きやすいプライスなのも魅力的だ。
■Acoustune新作「SHINOGI -鎬-」本邦初公開。MADOOの楕円イヤーチップも登場
Acoustuneからは、昨日11月1日に発表されたばかりの新イヤホン「HS1900X SHINOGI -鎬-」が早速登場。8月の香港ハイエンドオーディオショウにも試作機が登場していたが、量産版の公開、そして日本での展示はこれが初めてだという。
最大の特徴が、切削チタンと切削積層ドライカーボンを用いた「Ultra Light(UL)」設計による、まるで日本刀のように “薄く、軽く、頑丈” だというハウジングだ。チタン製チャンバーは可能な限り薄くすることで音響空間の広さと軽量性を確保しつつ、リブ形状にすることで強度を高め、共振抑制性能と過渡特性を向上。ハウジングに積層ドライカーボンを採用して軽量かつ高強度を実現している。
発売日は11月15日で、市場想定価格は税込205,000円前後。本日11月2日から予約受付が始まっている。
MADOOからは、楕円形ノズルのイヤーチップ「MDX30」が出展された。ノズルの形状はMADOO製イヤホン向けに作られたもので、さらに人間の耳道も楕円に近い形状をしているため、一般的なイヤーチップよりも装着感や遮音性が高いのでは、と語っていた。価格はS/M/L各サイズ2ペアずつで2,200円 - 2,500円程度を見込んでおり、今月中には発売する予定だという。
LEPICからは “空間音響イヤーチップ” 「nuon」を展開。既に発売されている「CLEAR」「BOOST」に加え、ボーカル特化タイプ「VOICE+」の製品版がお披露目されており、一般的なイヤーチップとの聴き比べができるようになっていた。VOICE+タイプは11月下旬に発売予定で、S/M/Lの各サイズ2ペアずつのパッケージと、2サイズ1ペアずつで計2ペアのパッケージを用意。価格はどれも3,500円程度とのこと。
■intime新リケーブル、最終仕様はお客さん次第? 試作機2タイプを展示
intimeはイヤホン製品各種に加え、現在開発中だというリケーブルの試作機を用意。
リケーブルはPentaconn端子を採用したものなのだが、最終的な仕様をどうするかで迷っている状態だという。そこで本イベントに細かい仕様が違う2タイプを持ち寄り、来場者のフィードバックを受けてどちらの仕様で製品化するかを決めることにしたという。なお、あくまで音で判断してもらうため、線材や処理などの詳細はあえて伏せているそうだ。
製品版の発表は近日を予定。値段は未定ながら、「Pentaconn端子を採用しつつ手に取りやすい価格帯を目指したい」と語っていた。
■STAX、フラグシップヘッドホンアンプ専用USB-DACの “ほぼ最終版” を出展
STAXは、フラグシップからエントリーまでヘッドホンシステム現行製品をフルラインナップ。さらにフラグシップヘッドホンアンプ「SRM-T8000」専用のUSB-DACモジュール試作機を参考出展している。
USB-DACモジュールはSRM-T8000のスロットに装着され、聴くことが可能な状態で展示。これまでも度々イベントに出展してきたが、今回はほぼ最終版を持ってきたという。発売日や価格などは未定だが、今回のフィードバックを反映しつつ発売に向けて動く予定だとしていた。
■ZMF平面ヘッドホン「Caldera」密閉タイプ、Qobuz対応のEversoloストリーマーなど展示
ブライトーンは、ZMF Headphonesブランドの平面ドライバーヘッドホン「Caldera」の密閉タイプ「Caldera Closed STD」と、Eversoloブランドのストリーマー「DMP-A6」「DMP-A6 Master Edition」、ヘッドホンアンプ「DAC-Z8」を出展。Caldera Closed STDは11月5日発売とリリース直前の製品で、これが初出展だという。
EversoloのDMP-A6スタンダードモデルとMaster Editionを比較試聴できるのもイベントならではのポイント。Amazon Music、Apple Musicに加え、ローンチされたばかりのQobuzにも対応と、日本のハイレゾストリーミングを網羅したストリーマーで、かつスタンダードモデルは124,300円(税込)と手が届きやすいプライスなのも魅力的だ。